第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

期初前半は世界経済の先行不透明感から盛上がりに欠ける展開になりましたが、時とともに製造業全般での前向きな取組みが広がり、想定を上回る成果を出すことができました。予てより自動車、高速通信インフラ整備関連向け需要は堅調に推移しておりましたが、当第2四半期に入ってからの半導体やスマートフォン関連の立上りが上乗せとなり久々に追い風を感じる事業環境でした。当社においても、注力してきた新製品が市場での評価を高め、世代交代も順調に進んでおり増収につながりました。
 収益面では、第1四半期終了時点で課題となっていたグループ内でのバランスの悪さも上海地区を除いて解消に向かっており、新製品投入がそのまま利益に結び付くような体質に戻ってまいりました。これにより、ほぼ前年同期並みの売上総利益率を確保しております。その他、全社をあげてのコスト削減活動を実施したことから、利益面でも想定を上回ることができました。
 このようなことから、第57期第2四半期連結累計期間における売上高は10,825百万円(前年同期比12.4%増)となり、営業利益は1,557百万円(同23.4%増)、経常利益は1,616百万円(同18.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,172百万円(同24.8%増)となりました。
 次に、セグメント別の状況ですが、日本地区での売上高(セグメント間取引消去額を含む。以下同じ。)は7,678百万円(前年同期比10.5%増)となり、セグメント利益(営業利益)は1,098百万円(同18.6%増)となっております。引続き、工場を整備し新製品の投入に急ぎ注力しております。
 日本を除くアジア地区は、高品質志向の高まりに対して現地工場の稼働率悪化が一部でみられ増収減益という残念な結果となってしまいました。既に第2四半期から効率改善のための取組みを加速させて対処しております。この地区での売上高は4,801百万円(同11.9%増)となり、セグメント利益は257百万円(同6.0%減)となっております。
 欧米地区はまだらな需要動向となっております。北米地区の売上高は644百万円(同10.4%増)となり、セグメント利益は30百万円(同15.6%増)、欧州地区では順に744百万円(同38.8%増)、92百万円(同34.3%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は54,313百万円(前連結会計年度末比1,461百万円増)となりました。
 流動資産合計は25,984百万円(同1,209百万円増)となりました。現金及び預金(同1,439百万円増)、棚卸資産(同378百万円増)および有価証券(同632百万円減)などが主な変動項目です。
 固定資産合計は28,328百万円(同252百万円増)となっております。このうち、有形固定資産合計は21,169百万円(同510百万円増)となり、投資その他の資産合計は7,051百万円(同261百万円減)となっております。建物及び構築物(同347百万円増)、機械装置及び運搬具(同305百万円増)、建設仮勘定(同187百万円減)および投資有価証券(同252百万円減)が主な変動項目となっております。当連結会計年度は将来の更なる成長のため自社製製造設備のあらゆる改良と新製品製造開発ラインの増強を最優先課題として取組んでおりますが、これまでの計画進捗は予定通りに推移しております。

負債合計は、4,323百万円(同703百万円増)となりました。流動負債合計は3,283百万円(同620百万円増)となりました。主な変動要因は、支払手形及び買掛金(同108百万円増)、未払法人税等(同295百万円増)、賞与引当金(同187百万円増)であります。固定負債合計は1,039百万円(同82百万円増)となりました。繰延税金負債(同66百万円増)が主な変動項目です。

純資産合計は、49,989百万円(同757百万円増)となりました。株主資本合計は47,358百万円(同740百万円増)となっております。利益剰余金(同740百万円増)が主な変動項目です。
 その他の包括利益累計額は2,631百万円(同16百万円増)となっております。主な変動項目はその他有価証券評価差額金(同114百万円増)と為替換算調整勘定(同94百万円減)であります。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ2,307百万円増加し8,314百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは2,347百万円の収入(前年同期は1,550百万円の収入)となっております。主なキャッシュ・イン項目は、税金等調整前四半期純利益1,616百万円と減価償却費1,074百万円であり、主なキャッシュ・アウト項目は、たな卸資産の増加額511百万円および法人税等の支払額241百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは468百万円の収入(前年同期は1,151百万円の支出)となっております。主なキャッシュ・イン項目は、有価証券の売却及び償還による収入1,151百万円であり、主なキャッシュ・アウト項目は、有形固定資産の取得による支出1,456百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは431百万円の支出(前年同期は1,401百万円の支出)となっております。主なキャッシュアウト項目は配当金支払額431百万円であります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。なお、この期間の研究開発費の総額は740百万円であります。