当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の流行による深刻な景気後退から官民が一体となり、段階的な経済活動の再開やワクチン接種の普及によって回復傾向にあるものの、ウクライナ問題による地政学的リスクの発生、半導体部品を始めとする一部の製造部品の不足など、生産活動への悪影響が顕在化しており、先行きが不透明なまま推移しております。
このような状況の下、当社グループは「お客様視点のものづくり」を基本原点に、新製品開発の促進、提案営業の展開、保守サービスの充実、付加価値の改善等に取り組み、当連結会計年度の課題では新しいタケダをアピールしようとコーポレートロゴの商標変更、新製品のブランディング活動を展開し、製造納期の長期化、収益の改善では内製化と生産性の向上で対応しようと注力しております。当該感染症の影響は第49期(2020年5月期)の第4四半期から続き、展示会の中止による商機の消失、お客様の機械稼働率の低下といった状況から立ち直りつつあるものの、当連結会計年度から新たに鋼材価格の高騰、部品納期の長期化といった影響を受け、予断を許さない事業環境は継続しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は3,007百万円(前年同期比27.4%増)、営業利益は196百万円(前年同期比539.5%増)、経常利益は222百万円(前年同期比139.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は142百万円(前年同期比127.7%増)となりました。
品目別売上高につきましては、形鋼加工機は1,917百万円(前年同期比44.5%増)、丸鋸切断機は220百万円(前年同期比18.2%減)、金型は302百万円(前年同期比20.8%増)、受託事業・その他は122百万円(前年同期比0.1%増)、部品は377百万円(前年同期比16.5%増)、サービスは66百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
また、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等の適用による影響は、売上高は52百万円、営業利益は19百万円、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は9百万円減少しております。
なお、当社グループの事業は金属加工機械事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。
② 財政状態の状況
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は6,479百万円となり、前連結会計年度末に比べ127百万円増加しております。
これは、主に現金及び預金が294百万円、棚卸資産が94百万円増加したこと、受取手形及び売掛金が134百万円、固定資産が94百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は2,286百万円となり、前連結会計年度末に比べ5百万円増加しております。
これは、主に長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む。)が255百万円、支払手形及び買掛金が141百万円、未払法人税等が40百万円増加したこと、短期借入金が400百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は4,193百万円となり、前連結会計年度末に比べ121百万円増加しております。
これは、主に利益剰余金が113百万円、その他有価証券評価差額金が8百万円増加したこと等によるものであります。
③ 当連結会計年度の目標とする経営指標と予想数値との分析
当連結会計年度の目標とする経営指標に対する予想数値を見直しております。その分析の内容は、次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間の業績は同項①に記載のとおり、新型コロナウイルス感染症やウクライナ問題の地政学的リスクが及ぼす影響に予断を許さない状況であるものの、当社グループにおける厳しい事業環境は段階的に改善しつつあり、お客様の設備投資を促す補助金等の後押しに費用の削減や雇用助成金の収入等が加わって、業績は当初の予想を上回って推移しております。このような結果と最近の業績動向等を踏まえ、2022年5月期の予想数値を算出しております。
また、当該感染症が及ぼす影響は現在一部の製造部品について納期の長期化を引き起こし、これにウクライナ問題の地政学的リスクが加わって、これらが業績に与える影響についての予想が難しく、将来における不確実性が高くあり、実際の業績等は今回の予想数値と大きく異なる可能性があります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」に重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更及び新たに定めた事項はありません。
なお、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等、目標とする経営指標」中の当連結会計年度の目標とする経営指標と予想数値との分析は、(1)項③に記載しております。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。