第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における工作機械業界は、アジアでの電気機械向け受注の減少の影響を受け、外需が減少傾向となっているものの、内需については、政策効果等により比較的高い水準を維持しております。今後は、中国経済の成長鈍化など、外需については先行きの不透明感がありますが、内需については中期的な回復基調が継続するものと見込まれております。

このような経済環境下、当社グループは、新製品である全自動外周研削盤「APX-101」を前連結会計年度より市場投入し、当第2四半期連結累計期間の売上に貢献いたしました。この「APX-101」は、第45回機械工業デザイン賞において、日本商工会議所会頭賞を受賞しております。また、次世代の戦略製品である全自動プロファイル研削盤「iPG-X」、全自動溝入れ工具研削盤「GIG-202」、APXシリーズの上位機種となる「APX-105」について、早期の市場投入に向けた開発を継続しております。

海外展開としましては、台湾の連結子会社である和井田友嘉精機股份有限公司を活用し、部品調達や現地生産による生産の最適化を推進してまいりました。欧州地域においては、ドイツのHAAS社との販売提携契約や欧州切削工具大手メーカーへの販売活動を継続し、欧州市場の拡大を図っております。 

また、当社グループは平成27年6月23日に開催した株主総会での承認をもって、監査役会設置会社から、監査等委員会設置会社へ移行いたしました。監査等委員会設置会社への移行に伴い、監査等委員である複数の社外取締役を選任し、コーポレート・ガバナンスをさらに強化することで、長期的な企業価値の増大を図ってまいります。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,868百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は419百万円(前年同期比223.6%増)、経常利益は431百万円(前年同期比207.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は280百万円(前年同期比162.3%増)となりました。

品目別に業績を示すと、次のとおりであります。

 (金型関連研削盤)

国内外の金型関連業界からの受注が増加し、結果として売上高は1,035百万円(前年同期比73.9%増)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の36.1%を占めております。

 (切削工具関連研削盤)

好調な自動車関連業界等の影響を受け、切削工具メーカーからの受注が堅調に推移し、売上高は1,256百万円(前年同期比2.7%増)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の43.8%を占めております。

 (その他の機械)

NCプロッター(作図機)およびHAAS社製品等の機械については、売上高は137百万円(前年同期比19.2%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の4.8%を占めております。

 (アフターサービス)

アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は439百万円(前年同期比11.5%増)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の15.3%を占めております。

 

 

(2) 財政状態の分析

総資産は、前連結会計年度末に比べ117百万円減少し、8,465百万円となりました。これは、主として現金及び預金が189百万円、受取手形及び売掛金が254百万円減少し、仕掛品が394百万円増加したことなどによります。
 負債は、前連結会計年度末に比べ347百万円減少し、3,130百万円となりました。これは、主として短期借入金が205百万円、1年内返済予定の長期借入金が255百万円減少したことなどによります。
 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ230百万円増加し、5,334百万円となりました。これは、主として利益剰余金が228百万円増加したことなどによります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ112百万円減少し、1,771百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、376百万円となりました。(前年同期は79百万円の支出)
 収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益431百万円、減価償却費128百万円、売上債権の減少額214百万円等であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額278百万円等であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、7百万円となりました。(前年同期は13百万円の収入)
 収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入77百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出85百万円等であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー) 

財務活動の結果使用した資金は、474百万円となりました。(前年同期は95百万円の収入)
 収入の内訳は、長期借入れによる収入250百万円であり、支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出240百万円、長期借入金の返済による支出431百万円等であります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は142百万円であります。