なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における工作機械業界は、受注総額が5月及び6月の2ヵ月連続で1,000億円を超えましたが、前年同月比では11ヵ月連続の減少となりました。内需は、6月に「ものづくり補助金」が採択されたことを受け、設備投資の回復に向けた動きが見られております。外需は、アジア、北米及び欧州の主要3極においてほぼ横ばいの受注額となっております。今後は、内需においては7月以降の政策効果本格化や11月のJIMTOF2016の開催等により需要回復に向かうと見込まれておりますが、外需においては英国のEU離脱問題等による先行きの不透明感があり、低調に推移する可能性があります。
このような経済環境下、当社グループは前期後半より、新たに複合外周研削盤「APX-105」、全自動溝入れ工具研削盤「GIG-202」、全自動プロファイル研削盤「iPG-X」を市場投入し、高精度加工の自動化に向けた製品ラインナップの充実を図ってまいりました。また、各分野の製品について、11月に開催されるJIMTOF2016出展に向けた研究開発を継続しております。
海外展開につきましては、台湾の連結子会社である和井田友嘉精機股份有限公司を活用し、部品調達や生産委託による生産の最適化を推進しております。欧米地域においては、ドイツのHAAS社との販売提携契約を継続するほか、欧米系の大手切削工具メーカーの市場獲得に向けた販売活動を実施しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,140百万円(前年同期比2.4%減)と前年同期比でほぼ横ばいとなりましたが、固定的経費の増加等により、営業利益は69百万円(前年同期比37.8%減)、経常利益は63百万円(前年同期比48.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26百万円(前年同期比68.6%減)となりました。
品目別に業績を示すと、次のとおりであります。
(金型関連研削盤)
国内向けの販売は増加しましたが、中国及びアジア地域向けの販売が減少し、結果として売上高は389百万円(前年同期比5.8%減)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の34.1%を占めております。
(切削工具関連研削盤)
国内の切削工具メーカーへの販売が増加し、売上高は506百万円(前年同期比17.3%増)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の44.4%を占めております。
(その他の機械)
NCプロッター(作図機)等の機械については、売上高は23百万円(前年同期比75.0%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の2.0%を占めております。
(アフターサービス)
アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は221百万円(前年同期比4.0%減)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の19.4%を占めております。
(2) 財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末に比べ466百万円減少し、8,347百万円となりました。これは、主として現金及び預金が206百万円増加し、受取手形及び売掛金が622百万円減少したことなどによります。
負債は、前連結会計年度末に比べ380百万円減少し、2,905百万円となりました。これは、主として長期借入金が190百万円増加し、未払法人税等が287百万円減少したことなどによります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ86百万円減少し、5,442百万円となりました。これは、主として利益剰余金が37百万円、その他有価証券評価差額金が37百万円減少したことなどによります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は71百万円であります。