1 【事業等のリスク】
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における工作機械業界は、9月の受注総額が1,000億円を超えたものの、前年同月比では14ヵ月連続の減少となりました。内需は補助金効果や年度半期末効果により底堅く推移しております。外需は展示会効果で北米及び欧州の受注が増加したものの、中国を中心に停滞が続いております。今後は、11月に開催される展示会JIMTOF2016が需要喚起につながると見込まれますが、海外経済の先行き不透明感等により、設備投資への慎重な動きが継続する可能性があります。
このような経済環境下、当社グループは前期後半より、新たに複合外周研削盤「APX-105」及び全自動溝入れ工具研削盤「GIG-202」、全自動プロファイル研削盤「iPG-X」を市場投入し、高精度加工の自動化に向けた製品ラインナップの充実および販売拡大を図ってまいりました。これらの機種につきましてはJIMTOF2016に出展予定で、今後もさらなる販売拡大に取り組んでまいります。
海外展開につきましては、台湾の連結子会社である和井田友嘉精機股份有限公司を活用し、部品調達や生産委託による生産の最適化を推進しております。欧米地域においては、ドイツのHAAS社との販売提携契約を継続するほか、欧米系の大手切削工具メーカーの市場獲得に向けた販売活動を実施しております。
しかし、国内外における設備投資への慎重な動きから受注が減少し、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,230百万円(前年同期比22.2%減)と、前年同期比で減少しました。また、利益面においては営業利益は139百万円(前年同期比66.7%減)、経常利益は134百万円(前年同期比68.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円百万円(前年同期比74.7%減)となりました。
品目別に業績を示すと、次のとおりであります。
(金型関連研削盤)
国内及び中国並びにアジア地域向けの販売が減少し、結果として売上高は734百万円(前年同期比29.0%減)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の32.9%を占めております。
(切削工具関連研削盤)
国内向けの販売は前年同期比でほぼ横ばいとなりましたが、海外向けの販売が減少し、売上高は973百万円(前年同期比22.5%減)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の43.7%を占めております。
(その他の機械)
NCプロッター(作図機)等の機械については、売上高は47百万円(前年同期比65.8%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の2.1%を占めております。
(アフターサービス)
アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は474百万円(前年同期比8.0%増)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の21.3%を占めております。
(2) 財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末に比べ333百万円減少し、8,480百万円となりました。これは、主として現金及び預金が320百万円、仕掛品が179百万円増加し、受取手形及び売掛金が562百万円減少したことなどによります。
負債は、前連結会計年度末に比べ305百万円減少し、2,980百万円となりました。これは、主として長期借入金が390百万円増加し、支払手形及び買掛金が168百万円、未払法人税等が256百万円減少したことなどによります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ27百万円減少し、5,500百万円となりました。これは、主としてその他有価証券評価差額金が22百万円減少したことなどによります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ320百万円増加し、1,999百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、79百万円となりました。(前年同期は376百万円の収入)
収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益124百万円、減価償却費143百万円、売上債権の減少額546百万円等であり、支出の主な内訳は、たな卸資産の増加額159百万円、仕入債務の減少額168百万円、法人税等の支払額283百万円等であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、52百万円となりました。(前年同期は7百万円の支出)
収入の主な内訳は、出資金の回収による収入100百万円等であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出44百万円等であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、198百万円となりました。(前年同期は474百万円の支出)
収入の内訳は、短期借入れによる収入124百万円、長期借入れによる収入600百万円であり、支出の主な内訳は、短期借入金の返済による支出204百万円、長期借入金の返済による支出206百万円等であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は155百万円であります。