なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における工作機械業界は、内需については4か月連続で500億円を上回り、外需については7ヵ月連続の前年同月比増となるなど、堅調に推移しました。内外需合わせた受注総額は2017年6月単月で1,429.7億円と、受注統計開始以来、過去3番目の高水準となりました。
今後は、内外需共に引き続き受注の拡大が期待されますが、米国の政策、欧州主要国の政局の行方、中国の金融不安等のリスクによる先行きの不透明感もあり、今後の動向を注視する必要があります。
このような経済環境下、当社は、市場投入済みの新機種である複合外周研削盤「APX-105」、全自動溝入れ工具研削盤「GIG-202」、全自動プロファイル研削盤「iPG-X」をはじめ、各分野の製品について積極的な受注・販売活動を行ってまいりました。新製品についてはユーザーから高い評価をいただいており、下半期に向けて受注増加を見込んでおります。また、全自動プロファイル研削盤「iPG-X」が日刊工業新聞社主催(経済産業省後援)の機械工業デザイン賞において日本商工会議所会頭賞を受賞いたしました。
海外展開につきましては、引き続き台湾の連結子会社の活用や、ドイツのHAAS社との販売提携契約を継続するほか、欧州の大手切削工具メーカーへの販売拡大や、北米地域の市場開拓に向けた取り組みを行っております。また、グローバルニッチトップを目指した取り組みとして、海外展示会への積極的な出展を計画しております。
しかしながら、当社の切削工具関連研削盤ユーザーにおいて設備投資に一服感が見られたことや、本格的な市況の回復が第2四半期以降と見込まれることから、当第1四半期連結累計期間の売上高は1,033百万円(前年同期比9.4%減)、営業利益は33百万円(前年同期比51.1%減)、経常利益は41百万円(前年同期比34.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は27百万円(前年同期比4.0%増)となりました。
品目別に業績を示すと、次のとおりであります。
(金型関連研削盤)
国内、中国及びアジア地域向けの販売が増加し、結果として売上高は577百万円(前年同期比48.3%増)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の55.8%を占めております。
(切削工具関連研削盤)
国内の切削工具メーカーにおいて、設備投資が一巡したことによる一服感が見られたことなどから、売上高は199百万円(前年同期比60.6%減)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の19.3%を占めております。
(その他の機械)
NCプロッター(作図機)等の機械については、売上高は6百万円(前年同期比72.0%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の0.6%を占めております。
(アフターサービス)
アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は250百万円(前年同期比13.1%増)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の24.3%を占めております。
(2) 財政状態の分析
総資産は、前連結会計年度末に比べ12百万円減少し、8,322百万円となりました。これは、主として現金及び預金が332百万円増加し、受取手形及び売掛金が400百万円減少したことなどによります。
負債は、前連結会計年度末に比べ21百万円増加し、2,734百万円となりました。これは、主として短期借入金が189百万円増加し、長期借入金が154百万円減少したことなどによります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ34百万円減少し、5,587百万円となりました。これは、主として利益剰余金が29百万円減少したことなどによります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は81百万円であります。