第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における工作機械業界は、12月の受注総額が1,659億円と過去最高額を更新し、13ヵ月連続の前年同月比増となるなど、堅調に推移しました。このうち内需は10ヵ月連続で500億円を超え、12月の受注額は633.8億円と、リーマンショック以降の最高額を更新しました。また外需も13ヵ月連続の前年同月比増となるなど、高水準の受注となっております。今後は、要素部品の調達難や国際情勢の緊迫化などのリスク要因はあるものの、内外需ともに好調が持続するものと見込まれております。

このような経済環境下、当社は、市場投入済みの新機種である複合外周研削盤「APX-105」、全自動溝入れ工具研削盤「GIG-202」、全自動プロファイル研削盤「iPG-X」をはじめ、各分野の製品について積極的な受注・販売活動を行ってまいりました。新製品についてはユーザーから高い評価をいただいており、当第3四半期連結累計期間において着実に受注を獲得しております。

海外展開につきましては、引き続き台湾の連結子会社の活用や、ドイツのHAAS社との販売提携契約を継続するほか、欧州の大手切削工具メーカーへの販売拡大や、北米地域の市場開拓に向けた取り組みを行っております。平成30年4月には、北米における新規顧客の開拓及び当社製品の販売促進並びに既存ユーザーへのサービスの拡充等を図るため、アメリカに支店を開設する予定であります。また、9月にドイツで開催された「EMO Hannover 2017」に外周研削盤「APX-103」を出展し、高い評価をいただきました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,037百万円(前年同期比30.7%増)と前年同期比で増加しました。また、利益面においても営業利益は554百万円(前年同期は19百万円)、経常利益は575百万円(前年同期は30百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は425百万円(前年同期は1百万円)となりました。

 品目別に業績を示すと、次のとおりであります。

(金型関連研削盤)

国内及び中国並びにアジア地域向けの販売が増加し、結果として売上高は1,850百万円(前年同期比86.9%増)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の45.8%を占めております。

(切削工具関連研削盤)

国内向けの販売は前年同期比で減少しましたが、中国及びアジア地域向けの販売が増加し、売上高は1,371百万円(前年同期比4.2%増)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の34.0%を占めております。

(その他の機械)

NCプロッター(作図機)等の機械については、売上高は38百万円(前年同期比33.5%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の1.0%を占めております。

(アフターサービス)

アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は777百万円(前年同期比7.2%増)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の19.2%を占めております。

 

 

(2) 財政状態の分析

 総資産は、前連結会計年度末に比べ375百万円増加し、8,710百万円となりました。これは、主として現金及び預金が221百万円、仕掛品が282百万円増加したことなどによります。

負債は、前連結会計年度末に比べ39百万円増加し、2,751百万円となりました。これは、主として支払手形及び買掛金が308百万円、未払法人税等が142百万円増加し、長期借入金が330百万円減少したことなどによります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ336百万円増加し、5,958百万円となりました。これは、主として利益剰余金が323百万円増加したことなどによります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は250百万円であります。