第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における工作機械業界は、2019年12月の受注総額が5ヵ月連続の1,000億円割れとなったほか、内需、外需ともに前年同月比減となるなど、弱含みの状況が続いております。今後は、中国経済や米中貿易摩擦の動向、中東情勢、Brexit問題等により先行きの不透明感が高まっており、設備投資は弱含みの状況が続くと見込まれております。

このような経済環境下、当社は、金型関連研削盤の主力製品であるSPGシリーズ、切削工具関連研削盤の主力製品であるAPXシリーズを中心に、各分野の製品について積極的な受注・販売活動を行ってまいりました。10月にはプロファイル研削盤の新製品である「SPG-X」を市場投入しており、今後もより多くのお客様のニーズにお応えできるよう研究開発に取り組んでまいります。なお、日刊工業新聞社主催の機械工業デザイン賞において、ジグ研削盤の新製品である「UJG-35i」が、日本商工会議所会頭賞を受賞いたしました。

海外展開につきましては、前期に開設したアメリカノースカロライナ支店を拠点とし、米国における市場開拓やサービスの拡大を図るなど、北米市場へのグローバル展開を継続して進めております。欧州地域においては、引き続きドイツのHAAS社との販売提携契約を継続するほか、9月にドイツで開催された展示会「EMO Hannover 2019」にAPX-105を出展するなど、欧州の切削工具メーカーへの販売拡大に取り組んでおります。アジア地域においても、今後さらに需要が見込まれる中国、台湾、韓国等への販売拡大を図るほか、台湾の連結子会社である和井田友嘉精機有限公司を活用した生産体制の強化に引き続き取り組んでおります。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,264百万円(前年同期比0.2%減)、営業利益は1,551百万円(前年同期比4.8%増)、経常利益は1,570百万円(前年同期比5.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,081百万円(前年同期比3.7%増)となりました。

 品目別に業績を示すと、次のとおりであります。

(金型関連研削盤)

国内向けの販売は前年同期比で増加しましたが、海外向けの販売が減少し、売上高は1,840百万円(前年同期比0.8%減)となりました。金型関連研削盤の売上高は当社グル―プの総売上高の29.4%を占めております。

(切削工具関連研削盤)

中国及びその他の地域向けの販売は前年同期比で減少したものの、国内及びアジア地域向けの販売が増加し、売上高は3,623百万円(前年同期比2.8%増)となりました。切削工具関連研削盤の売上高は当社グループの総売上高の57.8%を占めております。

(その他の機械)

NCプロッター(作図機)等の機械については、売上高は51百万円(前年同期比27.5%減)となりました。その他の機械の売上高は、当社グループの総売上高の0.8%を占めております。

(アフターサービス)

アフターサービス(有償修理)及びメンテナンス部品については、売上高は749百万円(前年同期比9.5%減)となりました。アフターサービスにおける売上高は、当社グループの総売上高の12.0%を占めております。

 

 

(2) 財政状態の分析

 総資産は、前連結会計年度末に比べ164百万円増加し、10,496百万円となりました。これは、主として現金及び預金が150百万円、仕掛品が225百万円、原材料及び貯蔵品が113百万円増加し、受取手形及び売掛金が239百万円減少したことなどによります。

負債は、前連結会計年度末に比べ622百万円減少し、2,387百万円となりました。これは、主として役員賞与引当金が165百万円、未払法人税等が251百万円減少したことなどによります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ787百万円増加し、8,109百万円となりました。これは、主として利益剰余金が760百万円増加したことなどによります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は220百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。