第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定及び締結はない。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものである。

 

(1)業績の状況

当第3四半期におけるわが国経済は、引き続き緩やかな回復傾向は維持しているものの、年初からの円高、国際政治の動向、中国の経済減速や世界的な資源価格の下落などから不透明感が拡大している。
 こうした中、当社グループは2016年-2017年中期経営計画のもと、利益体質への転換を最大の課題として、受注・売上の確保、生産の平準化による生産効率の向上、コストダウンの活動に取り組んだ。
 この結果、全体では、売上高は28,900百万円(前年同期比7.6%増加)、営業利益488百万円(前年同期 営業損失356百万円)、経常利益313百万円(前年同期 経常損失390百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益254百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失366百万円)となった。

 

<繊維機械事業>

繊維機械事業では、中国市場の落ち込みをインド市場でカバーする形で、生産・売上面では概ね計画通りに推移した。一方、受注環境は円高傾向が長期化する中で6月以降、一部案件にL/Cの開設遅れなどの影響があり、今後の動向を注視してゆく。コンポジット機械では航空機部材の製造設備として、自動積層機の受注をした。また、今後の炭素繊維素材の活用を計画する自動車メーカーなどとの共同研究を進めた。
 繊維機械事業の売上高は23,273百万円(前年同期比10.9%増加)となり、営業利益は901百万円(前年同期 営業損失96百万円)となった。

 

<工作機械関連事業> 

工作機械関連事業では、工作機械業界が弱含みで推移する中、堅調な自動車業界や米国市場向けの販売に注力した。国内では4月の熊本地震の影響などから自動車業界の投資計画の遅れや、ものづくり補助金制度待ちの買い控えから一部売上の延期があったが、概ね計画通りに推移した。当社が開発した世界初のボールドライブ駆動NC円テーブルは、従来の機種に比べて生産効率の向上に大きく貢献することが評価され、生産革新を進める国内の自動車業界の設備に採用されるなど高い評価をいただいた。
 工作機械関連事業の売上高は5,626百万円(前年同期比4.5%減少)となり、営業利益は379百万円(同比22.8%減少)となった。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2,429百万円減少し35,380百万円となった。主な増減は、借入金の返済による預金の減少や株価下落による投資有価証券の評価額縮小等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ2,258百万円減少し21,565百万円となった。主な増減は、短期借入金及び長期借入金の返済による減少等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益254百万円を計上したものの、その他有価証券評価差額金が減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ171百万円減少し13,814百万円となり、自己資本比率は36.32%となった。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの主な研究開発活動の金額は1,117百万円である。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はない。