第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。

なお、新型コロナウイルスによる事業への影響については、今後の状況を注視していく。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものである。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第2四半期におけるわが国経済は、米中間の追加関税引き下げの第1段階合意の効果に期待が高まったが、新型コロナウイルス感染が予想もつかないスピードで世界的に拡大し、都市封鎖や渡航禁止などにより世界中の経済活動が停止する状況に陥り、景気は急激に悪化した。

こうした中、当社グループにおいても商談の中断やお客さまの設備投資計画の延期など、その影響を強く受けた。

この結果、売上高は11,548百万円(前年同比43.2%減少)となった。損益面では営業損失1,530百万円(前年同期 営業利益640百万円)、経常損失1,567百万円(前年同期 経常利益554百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,850百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益451百万円)となった。

セグメント別の状況は下記のとおりである。

 

(繊維機械事業)

繊維機械事業では、第1四半期には中国市場で新規のお客さまとの契約が成立するなど、米中間の追加関税引き下げの第1段階合意を好感した改善の兆しが見られた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、主力市場の中国市場やインド市場をはじめ、その他の市場においても商談継続が困難な状況に陥った。

4月以降、中国では移動制限解除の動きが広がり、国内消費の回復も伝えられているが、繊維製品の欧米への輸出が回復していないことなどから、新たな設備投資には至っていない。

この結果、売上高は8,951百万円(前年同比44.2%減少)、営業損失862百万円(前年同期 営業利益807百万円)となった。

コンポジット機械事業では2月に国産初の「小型ロボットタイプのCFRP曲面積層機」を開発し発表した。CFRP部材の生産性向上とCFRP部品の適用分野の拡大に貢献する装置として、幅広い業界に製品アピールを図ってゆく。

 

 

(工作機械関連事業)

工作機械関連事業では、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、主力の納入先の自動車業界の設備投資の見合わせや工作機械業界の受注低迷など厳しい状況で推移した。一方、中国市場では、スマートフォンやタブレット端末等のOEM業界向けNC円テーブルの需要が回復し、大口の受注を獲得することができた。

この結果、売上高は2,596百万円(前年同比39.6%減少)、営業損失43百万円(前年同期 営業利益505百万円)となった。

 

 

②財政状態の状況

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,657百万円減少し33,794百万円となった。主な増減は、売上の減少に伴い営業債権が減少したことに等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ267百万円増加し21,879百万円となった。主な増減は、生産の減少により仕入債務が減少したものの、短期借入金の借入等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失1,850百万円を計上したこと等により前連結会計年度末に比べ1,924百万円減少し11,915百万円となり、自己資本比率は34.94%となった。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ811百万円減少し6,366百万円となった。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失1,830百万円の計上などによりマイナス1,739百万円となった。(前年同期は1,408百万円)

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によりキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出606百万円などによりマイナス593百万円となった。(前年同期はマイナス639百万円)

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出などがあったものの、短期借入金の借入による収入2,110百万円などにより1,515百万円となった。(前年同期はマイナス25百万円)

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はない。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの主な研究開発活動の金額は871百万円である。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はない。

 

(6)生産、受注及び販売の実績

当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルスの影響により、「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載の通り、販売実績が減少している。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定及び締結はない。