当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響については、今後の状況を注視していく。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものである。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続く中、一部の業界で需要回復の傾向が見られ、またワクチン接種が開始されるなど、状況改善に向けた期待が高まってきた。
こうした中、当社グループは、ウェブを活用した商談を進めるとともに、感染対策を徹底したうえで最小限のスタッフの海外出張を再開し、受注獲得に向けて積極的に取り組んだ。また、繊維機械事業では、新製品の受注活動を開始した。
売上高は前期の受注減少の影響から4,291百万円(前年同期比24.0%減少)となった。損益面では、社内での生産効率改善活動の継続、生産調整の実施、諸経費の圧縮に努めたものの、生産・売上が低水準であったことから、営業損失930百万円(前年同期 営業損失697百万円)、経常損失930百万円(前年同期 経常損失645百万円)となった。また、保有株式の下落により特別損失として投資有価証券評価損220百万円が発生したことから、親会社株主に帰属する四半期純損失1,184百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失881百万円)となった。
セグメント別の状況は下記のとおりである。
(繊維機械事業)
繊維機械事業では、主力市場の中国市場は、ホームテキスタイル、タオル、スポーツウェア等の需要が増加傾向で、産地では織機の稼働率の上昇が伝えられている。また、インド市場は、銀行融資は依然として厳しいものの、堅調な内需を背景に商談は活発化した。開発を進めていた新製品は、段階的に受注活動を開始し、早速受注を獲得するなど客先から好評を得ている。
この結果、前年第4四半期からの回復基調は継続しているが、売上高は3,113百万円(前年同期比26.9%減少)、営業損失646百万円(前年同期 営業損失339百万円)となった。
(工作機械関連事業)
工作機械関連事業では、中国市場でのEMS業界の需要は継続している。当社においても、NC円テーブルの大口受注が続いた。また、主要な納入先の国内の工作機械業界では、中国の自動車産業向けや半導体産業等を中心に需要の回復傾向が強まっており、今後の拡大が期待される。
この結果、売上高は1,177百万円(前年同期比15.1%減少)、営業利益20百万円(前年同期 営業損失51百万円)となった。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ685百万円減少し30,787百万円となった。主な増減は、売上の減少にともない現金及び預金が減少したこと等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ442百万円増加し22,619百万円となった。主な増減は、生産が回復傾向にあり仕入債務が増加したこと等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失1,184百万円を計上したこと等により前連結会計年度末に比べ1,128百万円減少し8,167百万円となり、自己資本比率は26.18%となった。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はない。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はない。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の主な研究開発活動の金額は393百万円である。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はない。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルスの影響により、「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載の通り、販売実績が減少している。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。