当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはない。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はない。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大による事業への影響については、今後の状況を注視していく。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものである。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が続いているが、ワクチン接種の拡大などにより、製造業を中心に景況感の改善が進んでいる。
こうした中、当社グループは、当期を初年度とする「中期経営計画2023」の基本戦略を着実に実行するべく、売上の拡大と受注の獲得に注力した。繊維機械事業は、主力のインド市場が計画を下回ったものの、工作機械関連事業は前年同期比プラスとなり、本年第1四半期比でも増加した。
この結果、全体の売上高は11,960百万円(前年同期比3.6%増加)となった。損益面では、生産・売上が低水準であったことから、営業損失1,552百万円(前年同期 営業損失1,530百万円)、経常損失1,460百万円(前年同期 経常損失1,567百万円)となった。また、保有資産の有効活用として持合株式の解消を図り投資有価証券売却益54百万円を計上したものの、保有株式の下落により特別損失として投資有価証券評価損513百万円が発生した。その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失1,980百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失1,850百万円)となった。
セグメント別の状況は下記のとおりである。
(繊維機械事業)
繊維機械事業では、主力市場の中国市場は、内需向け織物用を中心に需要が続いた。そうした中、新たな顧客開拓とサービス強化のため、中国子会社の津田駒機械設備(上海)有限公司で四川省に連絡事務所を新設した。一方、インド市場は、第1四半期以降、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴う都市封鎖等により経済活動が停滞し、銀行業務にも大きな影響が出た。このため商談は継続して展開しているものの、成約済案件のL/C(信用状)発行が遅延した。パキスタン市場では新型エアジェットルームの先行販売を進めていた案件が第2四半期で実績に結びついた。昨年設立した欧州子会社は、新型コロナウイルス感染症の影響で営業開始が2021年1月になったが、早速受注を獲得するなどアフターコロナを見据えた市場拡大への足掛かりをつかむことができた。
この結果、売上高は9,215百万円(前年同期比2.9%増加)、営業損失1,028百万円(前年同期 営業損失862百万円)となった。
また、6月に中国で開催された国際繊維機械見本市では、日本からの出張制限がある中ではあったが中国子会社を活用し、新製品「ZAX001neoエアジェットルーム」、「ZW8200 ウォータジェットルーム」を初めて公開して、高い評価を得た。
(工作機械関連事業)
工作機械関連事業では、中国市場でのEMS業界向けのNC円テーブルの大口受注を取り込んできた。また、販売面ではウェブを活用した営業活動を強化するとともに、海外拠点を活用し、東欧やインド市場など新規市場と顧客の開拓に注力した。開発面ではIoT対応NC円テーブルの商品化を進めた。国内向けマシンバイスは、展示会や即売会の中止が相次いだものの、需要の回復を捉え、受注は堅調に推移した。一方、主要な納入先の国内の自動車産業向けは、半導体関連部品の不足、長納期化に伴う生産調整等の影響を受けた。
この結果、売上高は2,745百万円(前年同期比5.8%増加)、営業利益93百万円(前年同期 営業損失43百万円)となった。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ370百万円減少し31,102百万円となった。主な増減は、売上の増加に伴い受取手形及び売掛金が増加したものの、現金及び預金の減少、時価が著しく下落した投資有価証券で投資有価証券評価損を計上し減損処理したこと等によるものである。負債は、前連結会計年度末に比べ1,332百万円増加し23,509百万円となった。主な増減は、生産の増加により仕入債務が増加したこと等によるものである。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失1,980百万円を計上したこと等により前連結会計年度末に比べ1,702百万円減少し7,593百万円となり、自己資本比率は24.06%となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,910百万円減少し4,950百万円となった。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純損失1,961百万円の計上などによりマイナス845百万円となった。(前年同期はマイナス1,739百万円)
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出564百万円などによりマイナス465百万円となった。(前年同期はマイナス593百万円)
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金及び長期借入金の返済による支出611百万円などによりマイナス612百万円となった。(前年同期は1,515百万円)
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はない。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等に重要な変更はない。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はない。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの主な研究開発活動の金額は811百万円である。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動に重要な変更はない。
(7)生産、受注及び販売の実績
第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比24.0%減少の4,291百万円となった。第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比3.6%増加の11,960百万円となった。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定及び締結はない。