○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………P2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………P2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………P2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………P3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………P4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………P4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………P6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………P8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………P8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………P9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………P10
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記) ………………………………………………………P10
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………P10
1.当四半期決算に関する定性的情報
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、円安や価格転嫁による収益性の改善により、企業業績が好転している状況にありましたものの、足元では急速な円高の進行による企業業績の悪化懸念もあり、景気回復は足踏み状態となっております。海外においては、米国経済は底堅く推移しているものの、中国経済は不動産市況の低迷により力強さを欠き、欧州経済は停滞が続いています。
こうした中、当企業グループは、2024年度から2026年度をターゲットにした「中期経営計画2026」を策定し、採算性の改善を図り安定した利益の確保に向けた活動を展開しております。
この結果、全体の受注高は25,371百万円(前年同期比15.5%減少)となりました。売上高は、全体として25,814百万円(前年同期比7.3%減少)となりました。損益面では、営業損失は103百万円(前年同期 営業損失1,402百万円)、経常損失は金利負担等により263百万円(前年同期 経常損失1,446百万円)となりました。一方、親会社株主に帰属する四半期純損益は、政策保有株式の売却による投資有価証券売却益326百万円の計上により13百万円の損失(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純損失1,512百万円)となりました。
セグメント別の状況は下記のとおりです。
(繊維機械事業)
インド市場では織物輸出が停滞、内需も一部織物分野で供給過多の状況となっており、客先の設備投資に対するLC開設が厳しい状況が続いております。またコンテナ不足による海上運賃の高騰と急激な為替変動も追い打ちとなっております。その中で比較的好調なタオル産業を中心にエアジェットルームを受注すると共に、欧米ブランドのスポーツカジュアル向けにウォータジェットルームと準備機を受注しております。
中国市場では織物全般の市況は低迷しておりますが、国内の高級スポーツカジュアル分野は好調であり、継続的にエアジェットルームとウォータジェットルームを受注しております。産業資材においては、エアバッグやタイヤコード用を中心に受注を積み上げました。引き続き両ジェットルームの高生産性と環境に配慮した機能や客先の需要に応じた性能をアピールし、販促を展開していきます。
この結果、受注高は21,121百万円(前年同期比19.0%減少)となりました。売上高は第1四半期の受注減少により、21,757百万円(前年同期比7.5%減少)となりました。損益面では、販売価格の転嫁が進んだことや原価低減の取り組みにより、営業利益は325百万円(前年同期 営業損失1,112百万円)となりました。
(工作機械関連事業)
工作機械業界全体の受注推移をみる限り底入れ感が見られますが、設備投資は依然として伸び悩みの
状況が続いております。主力の海外市場である北米や、市場規模がまだ小さいながらもインド・トルコなどの市場は堅調に推移しておりますが、中国や欧州市場は、期待した設備投資意欲の高揚には至っておりません。このような中、付加価値の高い傾斜テーブルの販促活動に重点を置いた結果、医療用部品加工を用途としたNC傾斜円テーブルの大型案件を受注することができました。
この結果、受注高は4,249百万円(前年同期比8.5%増加)、売上高は4,057百万円(前年同期比5.9%減少)となりました。損益面では生産の減少があったものの、販売価格の改定や生産効率の改善に努めたことにより、営業利益は424百万円(前年同期比22.9%減少)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,493百万円減少し29,841百万円となりました。主な増減は、受取手形及び売掛金が減少したこと等によるものであります。負債は、前連結会計年度末に比べ1,411百万円減少し27,807百万円となりました。主な増減は、長期借入金の返済、仕入債務の減少等によるものであります。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失13百万円を計上したこと、その他有価証券評価差額金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ81百万円減少し2,033百万円となり、自己資本比率は6.4%となりました。
繊維機械事業、工作機械関連事業ともに、「中期経営計画2026」で掲げる重点施策を着実に実行し、収益体質の構築と業績の回復を図ってまいります。計画の詳細、進捗状況については後掲「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)」をご参照ください。
今期の業績予想につきましては、通期では当初予想のとおりとし、売上高は40,000百万円、営業利益
400百万円、経常利益300百万円、親会社株主に帰属する当期純利益300百万円といたします。
当企業グループは、令和元年11月期以降継続して営業損失及び経常損失を計上することとなりました。当第3四半期連結累計期間においても、営業損失を計上している状況であること等から、当企業グループには、引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当企業グループは、このような状況を解消し、健全な企業活動を継続するために、「中期経営計画2026」に基づき以下の点を重点項目として取り組んでおります。
① 繊維機械事業の受注・売上、採算性向上
主力市場のインド市場、中国市場を中心に活況とは言えない状況ですが、一部の織物分野では堅調に推移しております。引き続き、商談・成約案件を確実に受注・売上に結び付けるとともに、その他の市場も開拓し、下記の取り組みを通して、さらなる採算性の改善を図ってまいります。
a. エアジェットルーム ZAX001neoの販売促進
主要市場および織物分野別にモデル工場が高稼働しており、高生産性、省エネ性能が周知されZAX001neoシリーズは広く市場へ浸透してきております。今年10月には上海で国際展示会ITMA ASIA+CITME2024が開催予定であり、更なる高生産性、省エネ性能を実現させたZAX001neoの実機を出展し、拡販に努めます。
b. ウォータジェットルームの販売強化と中国内需向けボリュームゾーンの市場確保
中国においては、大手企業や高級品を生産する企業の設備計画が継続しており、確実に受注に繋げてまいります。フィラメント織物の主要産地である江蘇省呉江地区から省外へ進出する動きについては、中国子会社 津田駒機械製造(常熟)有限公司と協力し、お客様のご要望に合う機種を提案し販促を継続しております。欧州の大手アパレルブランドの脱中国を背景にしたインド、バングラデッシュからの引合いにおいても、受注につなげることができました。
c. 準備機械の性能向上
サイジングマシン(準備機械)については、お客様のご質問・ご要望に対し、設計者を直接派遣し、設計開発にフィードバックしており、より付加価値の高い製品を提供できるよう努めてまいります。また準備機に特化した販売員による販促も強化し、受注につなげてまいります。
d. 産業資材分野への取り組み、販売促進
エアバッグ、タイヤコード、フラットヤーン、医療用基布といった既に実績ある分野に加え、オーニング、広告バナー、パラシュートなど新たな産業資材の市場開拓を進めております。エアバッグについては、EVの生産が増加している中国市場において、受注を伸ばしております。またタイヤコードも引き続き増設の引合いをいただいております。欧州ではパラシュート生地で受注しました。他にも医療基布用で商談中の案件があります。炭素繊維向けレピアルームについては、産業資材の展示会に出展することで認知度を高めた効果もあり、引合いが少しずつ増えております。
e. 販売価格の更なる改善とコストダウンによる収益性向上
お客様の声にお応えした製品性能を追求するとともに、原材料やエネルギーコストを反映した適正な価格での販売を行い、また関連部門との連携を密にしたDXに取り組み、生産効率や業務効率、納期管理の向上を推し進めてまいります。
② 工作機械関連事業の受注・売上の拡大、採算性向上
「中期経営計画2026」では事業・製品の多角化を目指しております。取り巻く環境の不透明感は強くなっておりますが、今後需要が増えると予想される業種、また自動化へのニーズに対応した製品の販促を進めます。さらに既存技術を横展開し新たな製品開発を進めてまいります。
a. 自動車業界の駆動要素の多様化に対応したNC円テーブルの販売促進
NC円テーブルの通常の機能である切削に加え旋削機能を付加したモデル、ワークや治具の大型化に対応したモデルは既に販促活動を行っており、海外市場を中心に販売実績を積み上げております。
b. 新しい産業分野・加工技術・省人化に対応する新製品の迅速な開発と市場投入
今後拡大が見込まれる航空宇宙産業やクリーンエネルギー発電などでは、既に開発・市場投入済である当社が得意とする大型NC円テーブルの需要があり、短納期で供給できる社内体制ができております。また北米向け医療業界をターゲットにした小型NC円テーブルの需要の掘り起しをすべく新機種の開発を行っております。
c. 新分野への取り組み
既存の技術を生かしたギアのバリ取り機や小型加工機などの販売も開始いたしました。今秋開催の日本国際工作機械見本市(JIMTOF2024)では新製品に加え、加工システムを含めたトータルソリューションとしての出展もいたします。
③ キャッシュ・フロー確保に向けた対応策
資金計画については、令和6年度の通期予算と来期の見込みを基礎に策定しております。通期予算等は、最近の受注高及び受注見込額の推移、過去の売上の推移による趨勢を検討の上、収益予測を行っております。また、コスト・費用面においても通期予算を基に計算しておりますが、更にコストダウン計画の遂行、経費節減の徹底によって改善を図ってまいります。なお、資金計画には主要金融機関からの借入更新が含まれております。
取引金融機関とは、定期的に資金計画及び中期経営計画の進捗状況の説明を行うなど、緊密な関係を維持しております。
また、売却の意思決定を行った政策保有株式について、相手企業との同意の内容や株式相場を勘案したうえで売却を実施しております。
以上の対応策に取り組んでおりますが、これら対応策の実現可能性は、国際情勢の動向、原材料価格等の仕入れ価格、海上運賃等の諸経費の高騰や部品の突発的な長納期化などの外部要因に影響を受け、業績回復による黒字転換が遅延し、当企業グループの資金繰りに影響を及ぼす可能性があることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、当企業グループの四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響は四半期連結財務諸表に反映しておりません。
該当事項はありません。
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 令和4年12月1日 至 令和5年8月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメントに配賦していない全社費用△840百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っています。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 令和5年12月1日 至 令和6年8月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメントに配賦していない全社費用△853百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費等であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っています。
(キャッシュ・フロー計算書に関する注記)
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。