当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間における経済の動向は、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、各国政府による外出禁止令や移動制限などの緊急対策により経済活動が停滞し、極めて厳しい状況となりました。米国では世界的な景気減速を背景に貿易は縮小し、雇用環境や個人消費は悪化しました。中国では経済活動が再開され緩やかな回復の兆しはあるものの外需の縮小や所得の下振れなど回復の持続性は不透明であります。欧州においても個人消費、製造業生産ともに落ち込み景気は減速傾向となり、わが国においても緊急事態宣言が発令され、個人消費や企業業績が悪化しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループが製品を供給するアパレル産業においては、足元では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出自粛や不要不急の支出を抑制する動きなど、需要環境は厳しい状況にあり先行き不透明感が強まっています。さらに工場サイドでも環境負荷低減への取組みから、商品の過剰生産や在庫数量を抑制する動きが継続し、設備投資マインドは低調なまま推移しました。
当社グループはこうしたユーザー業界の課題解決に向けて、マスカスタマイゼーション、オンデマンド生産を可能にするホールガーメント横編機、3DデザインシステムSDS-ONE APEX4を核に、デジタル技術を駆使した新しい生産の仕組みなどのトータルソリューション提案に注力しましたが、売上高の回復には繋がりませんでした。
セグメントの業績は、次のとおりです。なお、各セグメントの営業利益は、各報告セグメントのセグメント利益と一致しています。(「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)セグメント情報」をご参照下さい。)
この結果、横編機事業全体の売上高は32億86百万円(前年同四半期比44.4%減)、営業損失4億18百万円(前年同四半期は営業利益6億92百万円)となりました。デザインシステム関連事業においても販売は低調となり、売上高は4億3百万円(前年同四半期比43.3%減)、営業利益は13百万円(前年同四半期比194.3%増)となりました。手袋靴下編機事業は大手ユーザーの設備投資が順調となり、売上高は3億40百万円(前年同四半期比71.1%増)、営業損失63百万円(前年同四半期は営業損失9百万円)となり、その他事業の売上高は9億23百万円(前年同四半期比41.3%減)、営業損失36百万円(前年同四半期は営業利益55百万円)となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間全体の売上高は49億54百万円(前年同四半期比41.0%減)と大幅な減少となりました。利益面におきましては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う一時帰休を行うなど生産調整を行った結果、工場操業度が低下したことにより売上総利益率が悪化し、またコストダウンに努めましたが売上高の減少に伴って販管費率が上昇したことで営業損失19億70百万円(前年同四半期は営業損失8億72百万円)の計上となりました。また経常損失は14億14百万円(前年同四半期は経常損失9億44百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失14億63百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失6億89百万円)といずれも大幅な損失となりました。
なお、前第1四半期より当社グループの連結決算においてSHIMA SEIKI U.S.A. INC.、SHIMA SEIKI EUROPE LTD. および SHIMA SEIKI SPAIN, S.A.U.の3社について、四半期連結決算日に仮決算を行う方法に変更したため、前年同四半期の経営成績には当該連結子会社の2019年1月1日から2019年6月30日までの6ヵ月間の業績が反映されております。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は現金及び預金、受取手形及び売掛金の減少などで前連結会計年度末に比べ60億96百万円減少し、1,245億99百万円となりました。負債合計は買掛債務や短期借入金の減少などで前連結会計年度末に比べ32億50百万円減少し、194億93百万円となりました。また自己資本の額は、1,050億68百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べて1.7ポイント上昇し84.3%となりました。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7億65百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。