当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)のワクチン接種の普及による経済活動の再開が進み、景気回復局面にあるものの、変異株の感染症拡大により依然先行き不透明な状況が続いております。海外では、米国経済は在宅勤務の普及によるコンピュータ・電子部品業界の好況と大規模な経済対策により緩やかな回復が続き、欧州経済は感染症による活動制限の緩和により景気回復の兆しが見えてきました。中国経済は感染症の早期封じ込め策による景気回復が堅調に持続しており、輸出も世界景気の回復を受けて増加基調が続く見込みです。国内におきましては、変異株の拡大により感染症の収束に至らず、本年4月に3回目の緊急事態宣言が発令され、依然経済活動に一定の制限が続いている中、自動車業界における収益の改善や、海外経済の回復に伴う輸出の増加とそれに伴う設備投資の再開により景気回復基調にあるものの、原材料高騰や電気部品不足の懸念が払拭されない状況にあります。
当社グループの事業環境につきましては、海外では、ワクチン接種が進む欧米地域は、経済活動の制限が緩和され、企業の設備投資意欲の改善による回復基調が持続する一方で、国内におきましては、企業活動は徐々に回復傾向が見られるものの、感染症収束の見通しが立たないため、企業の生産活動の回復ペースが鈍化する恐れがあり、先行きは依然不透明な状況であります。
こうした情勢下、受注高は対前年同四半期比4,386百万円増加の23,692百万円(対前年同四半期比22.7%増)、売上高は同2,967百万円増加の21,752百万円(同15.8%増)、受注残高は同3,082百万円増加の38,273百万円(同8.8%増)となりました。
収益につきましては、営業損益は売上高の増加により同601百万円増加の320百万円(前年同四半期は280百万円の損失)、経常利益は同738百万円増加の804百万円(対前年同四半期比1,111.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純損益は同423百万円増加の363百万円(前年同四半期は59百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
[表面処理事業]
売上高は、対前年同四半期比1,909百万円増加の9,495百万円(同25.2%増)となりました。感染症の影響で設備の施工計画に影響がありましたが、消耗品が電子分野で好調を維持し、自動車業界においても回復傾向にあり、営業利益は、増収要因により同378百万円増加の628百万円(同151.5%増)となりました。
なお、受注高は同1,882百万円増加の10,349百万円(同22.2%増)、受注残高は同338百万円減少の6,281百万円(同5.1%減)となりました。
[鋳造事業]
売上高は、同1,061百万円増加の7,345百万円(同16.9%増)となりました。国内では大型鋳造プラントや自動車業界向け自動注湯装置、海外では中国向けの造型設備などにより、売上は好調に推移しました。営業損益は、増収でありましたが、同288百万円増加の4百万円の損失(前年同四半期は292百万円の損失)となりました。
なお、当セグメントの受注高は対前年同四半期比2,048百万円増加の7,393百万円(同38.3%増)、受注残高は同7,286百万円増加の21,443百万円(同51.5%増)となりました。
[環境事業]
売上高は、同395百万円減少の2,367百万円(同14.3%減)となりました。集塵機及び水処理設備の売上が減少し、営業利益は、減収により同72百万円減少の182百万円(同28.5%減)となりました。
なお、受注高は同144百万円増加の2,456百万円(同6.2%増)、受注残高は同391百万円減少の4,024百万円(同8.9%減)となりました。
[搬送事業]
売上高は、同23百万円減少の1,190百万円(同1.9%減)となりました。引き続き物流業界向けコンベアは堅調に推移し、自動車業界・工作機械向けリフトも若干の回復傾向にありますが、依然感染症の影響により売上は減少しました。営業利益は、原価率の改善により同25百万円増加の85百万円(同42.2%増)となりました。
なお、受注高は同192百万円減少の1,696百万円(同10.2%減)、受注残高は同425百万円減少の2,137百万円(同16.6%減)となりました。
[特機事業]
売上高は、自動車部品の圧入用途向けのサーボシリンダ、次世代二次電池向け精密プレス装置などが増加し、同403百万円増加の1,539百万円(同35.6%増)となりました。営業損益は、売上が増加したものの、同19百万円の収益改善にとどまり、265百万円の損失(前年同四半期は284百万円の損失)となりました。
なお、受注高は対前年同四半期比496百万円増加の1,769百万円(同39.0%増)、受注残高は同3,047百万円減少の4,386百万円(同41.0%減)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は634百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、重要な変更はありません。
(5)経営者の問題認識と今後の方針について
当第1四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針について、重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。