当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)が長期化する中でも経済活動の再開の動きが進み、景気回復基調は続いておりますが、原材料等の高騰や、世界的な半導体不足に加えて、東南アジアでの感染症による生産停滞に伴い部品供給が滞っている等、企業は対応に苦慮している状況であります。海外では、米国経済はワクチン接種普及による企業活動の正常化が進み設備投資は堅調に推移していますが、半導体を中心とした供給制約の長期化等から、景気回復ペースは鈍化の状況にあります。中国経済は感染症の封じ込め策による活動制限の強化と投資抑制策、不動産などの規制強化や電力供給不足による工場操業停止の深刻化等により経済成長が減速している状況にあります。国内経済は本年4月に発出された緊急事態宣言が長期化し、経済活動制限の緩和と強化が繰り返される中、ワクチン接種進展により経済活動の再開の兆しが出てきておりますが、未だ感染症の収束が見通せない中で引き続き企業活動は限定的な状態が続いております。
当社グループの事業環境につきましては、環境意識の高まりもあり追い風となっていますが、海外では景気回復基調の下で一部地域の感染症による活動制限の強化や半導体等の供給制約による製造業の減産により、企業活動の回復ペースは鈍化の状況にあります。国内では、自動車関連をはじめとした製造業の収益改善が進む中、設備投資も再開の動きが進み、企業活動に一定の回復は見えるものの、原材料の高騰、電気部品不足等による影響により、先行きは引き続き不透明な状況であります。
こうした情勢下、受注高は対前年同四半期比11,333百万円増加の51,177百万円(対前年同四半期比28.4%増)、売上高は同11,162百万円増加の47,443百万円(同30.8%増)、受注残高は同1,834百万円増加の40,066百万円(同4.8%増)となりました。
収益につきましては、営業損益は原価率が上昇したものの、増収効果により同1,738百万円増加の1,029百万円の利益(前年同四半期は708百万円の損失)、経常損益は同2,055百万円増加の1,894百万円の利益(前年同四半期は161百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損益は同1,459百万円増加の1,166百万円の利益(前年同四半期は292百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
[表面処理事業]
売上高は、対前年同四半期比5,690百万円増加の20,684百万円(対前年同四半期比37.9%増)となりました。需要が底堅い建機業界や電子関連業界等において表面処理装置が堅調に推移し、売上が増加しました。営業利益は、消耗品や部分品の増収要因により同930百万円増加の1,344百万円(同225.3%増)となりました。
なお、受注高は同5,966百万円増加の21,122百万円(同39.4%増)、受注残高は同56百万円減少の5,844百万円(同1.0%減)となりました。
[鋳造事業]
売上高は、大型プラント案件や自動注湯設備が堅調に推移し、同4,460百万円増加の15,524百万円(同40.3%増)となりました。営業損益は、増収要因により同580百万円増加したものの、原価率の上昇等により145百万円の損失(前年同四半期は726百万円の損失)となりました。
なお、当セグメントの受注高は同4,200百万円増加の17,593百万円(対前年同四半期比31.4%増)、受注残高は同6,075百万円増加の23,587百万円(同34.7%増)となりました。
[環境事業]
売上高は、汎用集塵機、メンテナンス・部分品は増加しましたが、中・大型集塵機、水処理装置の減少の影響により、同143百万円減少の5,240百万円(同2.7%減)となりました。営業利益は、減収要因により同88百万円減少の464百万円(同16.0%減)となりました。
なお、受注高は同498百万円増加の5,509百万円(同9.9%増)、受注残高は同277百万円減少の4,244百万円(同6.1%減)となりました。
[搬送事業]
売上高は、同177百万円増加の2,901百万円(同6.5%増)となりました。物流・食品業界向けコンベヤは引続き堅調に推移しており、自動車業界・工作機械向けリフトも若干の回復傾向がみられますが、半導体不足の影響もあり、営業利益は同4百万円減少の274百万円(同1.5%減)となりました。
なお、受注高は同432百万円減少の2,927百万円(同12.9%減)、受注残高は同859百万円減少の1,666百万円(同34.0%減)となりました。
[特機事業]
売上高は、自動車業界向けサーボシリンダや精密プレスが好調に推移し、同985百万円増加の3,403百万円(同40.8%増)となりました。営業損益は、増収要因により同313百万円増加しましたが、高原価率が響き、310百万円の損失(前年同四半期は624百万円の損失)となりました。
なお、受注高は同1,082百万円増加の3,957百万円(同37.6%増)、受注残高は同3,047百万円減少の4,722百万円(同39.2%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物の残高(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,055百万円増加して、43,361百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及びその要因は、次のとおりであります。
[営業活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間において、営業活動によって得られた資金は496百万円となりました(前年同四半期は3,905百万円の収入)。これは、契約負債の減少額1,937百万円や法人税等の支払額755百万円等の資金の減少要因があったものの、税金等調整前四半期純利益1,882百万円や減価償却費1,509百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
[投資活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間において、投資活動によって得られた資金は1,343百万円となりました(前年同四半期は1,702百万円の支出)。これは、有価証券の売却及び償還による収入1,899百万円等の資金の増加要因があったことによるものであります。
[財務活動によるキャッシュ・フロー]
当第2四半期連結累計期間において、財務活動により支出した資金は1,223百万円となりました(前年同四半期は809百万円の支出)。これは、配当金の支払額640百万円等の資金の減少要因があったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,300百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針について、重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。