第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)の拡大は落ち着きを見せましたが、ここにきて新たな変異株による感染拡大の兆候がみられ、経済への影響は予断を許さない状況が続いております。欧州や米国では、ワクチン接種の進展に伴い経済停滞は底を打った感はありますが、ウクライナ情勢等による急激なインフレへの対応が求められ、今後の景気への影響も懸念されます。中国においても感染拡大へのゼロコロナ政策緩和の動きにより緩やかな回復基調へ転換してきてはいるものの、一部地域のロックダウンによる経済停滞等、依然として景況の不透明感は拭えない状況が続いております。足元の国内需要は、ウクライナ情勢の長期化により、原材料・エネルギーコストの上昇や、資材の調達難、急速な円安による為替影響等、景気の先行きは不透明さを増しており、感染症の第7波とも相まって厳しい状況が続いております。

当社グループの事業環境につきましては、海外での設備投資需要回復にともない海外向けが堅調に推移し、半導体産業の好調により電子業界向けを中心に部品・消耗品が継続して堅調に推移しましたが、依然として続く半導体の供給不安や資材の調達難により、原材料価格上昇の製品原価への悪影響が顕著となっております。

こうした情勢下、受注高は対前年同四半期比5,113百万円増加の28,805百万円(前年同四半期比21.6%増)、売上高は同2,928百万円増加の24,680百万円(同13.5%増)、受注残高は同10,241百万円増加の48,515百万円(同26.8%増)となりました。収益につきましては、営業利益は調達コスト増要因により同291百万円減少の28百万円(同91.0%減)、経常利益は円安による為替差益や持分法による投資利益により同80百万円増加の885百万円(同10.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同122百万円増加の486百万円(同33.8%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。なお、セグメントごとの経営成績については、セグメント間の内部売上高等を含めて表示しております。

 

[表面処理事業]

売上高は、原材料価格高騰に伴う価格転嫁により、部品・消耗品の売上高は増加となった一方で、一部部品の供給不足等により、装置の売上高が伸び悩み、同1,266百万円増加の10,762百万円(同13.3%増)となりました。営業利益は、原価率上昇により同174百万円減少の454百万円(同27.7%減)となりました。

なお、受注高は同2,976百万円増加の13,325百万円(同28.8%増)、受注残高は同2,351百万円増加の8,632百万円(同37.4%増)となりました。

[鋳造事業]

売上高は、大型プラント案件が堅調に推移するとともに、海外案件も海外拠点との連携やオンライン技術活用等で顧客での検収が進み、同2,103百万円増加の9,448百万円(同28.6%増)となりました。営業損益は、原材料やエネルギーコスト、海上運賃等の上昇影響はあったものの増収に伴い、同246百万円増加の242百万円(前年同四半期は4百万円の損失)となりました。

なお、受注高は同1,075百万円増加の8,469百万円(前年同四半期比14.6%増)、受注残高は同3,645百万円増加の25,089百万円(同17.0%増)となりました。

[環境事業]

売上高は、集塵装置や水処理装置は堅調でしたが、排ガス浄化装置は一部のインフラ向け設備投資凍結等による大型装置の減少や部品の減少の影響により、同387百万円減少の1,979百万円(同16.4%減)となりました。営業利益は、減収に加え、原材料等の調達コストおよび輸送コスト等の増加により同171百万円減少の11百万円(同93.7%減)となりました。

なお、受注高は、大型集塵機案件の成約や汎用集塵機の好調等により、同85百万円増加の2,541百万円(同3.5%増)、受注残高は同1,060百万円増加の5,085百万円(同26.4%増)となりました。

 

 

[搬送事業]

売上高は、半導体・電装部品不足の影響を受け低迷し、同112百万円減少の1,078百万円(同9.4%減)となりました。営業損益は、同113百万円減少の28百万円の損失(前年同四半期は85百万円の利益)となりました。

なお、受注高はリフト・コンベアの通販向け需要は継続しているとともに半導体・電装品不足の影響による投資計画の前倒し等により同375百万円増加の2,071百万円(前年同四半期比22.1%増)、受注残高は同913百万円増加の3,050百万円(同42.7%増)となりました。

[特機事業]

売上高は、車載向け二次電池市場の高圧ロールプレスが好調も、部品不足の影響による納期延期等により、同73百万円増加の1,612百万円(同4.8%増)となりました。営業損益は、部品・原材料価格の高騰により同71百万円減少の336百万円の損失(前年同四半期は265百万円の損失)となりました。

なお、受注高は同581百万円増加の2,351百万円(前年同四半期比32.9%増)、受注残高は同2,270百万円増加の6,657百万円(同51.8%増)となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は604百万円であります。
 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて、重要な変更はありません。

 

(5)経営者の問題認識と今後の方針について

当第1四半期連結累計期間において、経営者の問題認識と今後の方針について、重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。