当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、深刻な影響を受けました。欧米では、経済活動の再開により一旦は持ち直しの動きが見られましたが、秋からの感染再拡大により予断を許さない状況が続いています。一方、早期に経済活動を再開した中国では、景気の回復傾向が継続しました。わが国経済においては、各種経済対策等の効果や中国等の需要回復を受けて、個人消費や製造業を中心とした輸出に持ち直しの動きが見られましたが、年末からの新規感染者の急増により、1月には緊急事態宣言が再発出されるなど、先行きは依然として不透明な状況が続いています。
このような中で、当社グループの当第3四半期連結累計期間における受注額は、大型案件の受注があった官需部門と海外部門で好調に推移したことから、同様に大型案件の受注が好調であった前年同期並みの194億18百万円(前年同期比95.8%)となりました。売上高については、官需部門と海外部門が前年同期に比べて増加したことから、103億85百万円(前年同期比118.0%)となりました。利益については、前年同期に比べて売上高が増加したことに加え、生産本部における設計の最適化、出図工程の早期化及び生産工程の改善による生産性向上並びに調達改善による原価低減効果などから、営業利益28百万円(前年同期営業損失5億97百万円)、経常利益1億84百万円(前年同期経常損失4億80百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億66百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失3億53百万円)と大きく改善しました。
なお、当社グループの売上高は、公共事業物件の割合が高いため連結会計年度末に集中する傾向があり、四半期別の業績には季節的変動があります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ、21億8百万円減少し251億42百万円となりました。これは、仕掛品の増加20億96百万円、投資有価証券の増加2億26百万円などがあったものの、受取手形及び売掛金の減少52億6百万円などがあったことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の総負債は、前連結会計年度末と比べ、16億95百万円減少し63億56百万円となりました。これは、前受金の増加3億59百万円などがあったものの、支払手形及び買掛金の減少12億81百万円、未払法人税等の減少5億46百万円などがあったことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末と比べ、4億12百万円減少し187億86百万円となりました。これは、利益剰余金の減少2億17百万円、自己株式の取得による減少1億89百万円などがあったことによるものです。
この結果、自己資本比率は、74.7%(前連結会計年度末70.5%)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億63百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。