第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等、新たに発生した「事業等のリスク」はありません。
 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の拡大が当社グループの事業活動に影響を及ぼしており、今後も状況を注視し、対策を講じてまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における世界経済は、第1四半期において新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響で大きく落ち込みました。その後経済活動の再開により第2四半期から景気は回復しつつあるものの、欧米における感染再拡大懸念に加え、貿易摩擦や米中対立等、先行きは不透明感が強まっている状況です。

鍛圧機械製造業界におきましては、国内、海外ともに受注が減少し、当第2四半期連結累計期間の受注は前年同期比43.3%減の36,643百万円(一般社団法人 日本鍛圧機械工業会 プレス系機械受注額)となりました。

当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高については、第1四半期に新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業・サービス活動の制限により受注が大幅に減少しました。第2四半期には回復に転じましたが、顧客の設備投資意欲は依然として弱く受注高は20,502百万円(前年同期比30.8%減)、受注残高は38,841百万円(前年度末比11.9%減)となりました。

売上高も、第2四半期より回復に転じましたが、第1四半期における新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業・サービス活動の制限や生産工場の操業停止・縮小による生産・出荷の延期等の影響大きく、25,761百万円(前年同期比24.8%減)となりました。

利益面では、減収により営業利益が1,543百万円(同49.0%減)、経常利益は1,620百万円(同49.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は工場の操業停止・縮小に伴う特別損失計上等により763百万円(同66.2%減)となりました。

 

     セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。

日 本: 主に第1四半期において新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業活動の制限や生産・出荷の延期等によりプレス機械売上が減少したことが影響し、売上高は18,749百万円(前年同期比22.8%減)となり、セグメント利益は減収等により1,114百万円(同51.4%減)となりました。

中 国: 感染収束により第1四半期より工場は正常に稼働しているため、売上高は2,944百万円(前年同期比3.8%増)となりました。セグメント利益は原価率の改善等により57百万円(同131.0%増)となりました。

アジア: 主に第1四半期において営業・サービス活動の制限や工場稼働停止によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は3,734百万円(前年同期比12.5%減)となり、セグメント利益は減収および原価率の悪化等により311百万円(同46.9%減)となりました。

米 州: 主に第1四半期において営業・サービス活動の制限によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は4,455百万円(前年同期比23.1%減)となり、セグメント利益は減収等により240百万円(同24.3%減)となりました。

欧 州: 主に第1四半期において工場の稼働停止に伴う生産の延期やサービス活動制限によりプレス機械やサービス売上が減少したことが影響し、売上高は3,496百万円(前年同期比39.1%減)となり、セグメント損益は減収等により105百万円の損失(前年同期は52百万円のセグメント損失)となりました。

 

 

 当第2四半期連結会計期間末の資産については、前年度末に比べて961百万円減少し、103,152百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加2,589百万円、受取手形及び売掛金・電子記録債権の減少5,392百万円、棚卸資産の増加1,715百万円、投資有価証券の増加2,543百万円等であります。

 負債は、前年度末に比べて1,455百万円減少し、27,818百万円となりました。主な要因は、買掛金及び電子記録債務の減少1,209百万円、未払法人税等の減少1,146百万円、繰延税金負債の増加564百万円等であります。

 純資産は、前年度末に比べて493百万円増加し、75,334百万円となりました。主な要因は、利益配当等による利益剰余金の減少1,125百万円、その他有価証券評価差額金の増加1,573百万円等であります。この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は72.3%となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前年度末と比べ2,589百万円増加31,299百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動により取得した資金は4,813百万円(前年同期は1,668百万円の収入)となりました。主な要因は、収入として税金等調整前四半期純利益1,389百万円、売上債権の減少8,311百万円、減価償却費1,010百万円、支出として仕入債務の減少2,834百万円、たな卸資産の増加1,665百万円、法人税等の支払1,506百万円等であります。

(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動により使用した資金は615百万円(前年同期は28百万円の支出)となりました。

(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー

財務活動により使用した資金は1,907百万円(前年同期は3,976百万円の支出)となりました。主な要因は、支出として配当金の支払額1,884百万円等であります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は466百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。