文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安や原油安等に伴い企業業績が堅調に推移し、設備投資額も増加傾向となりました。個人消費につきましては所得・雇用環境も改善が続いているものの、物価上昇懸念がある中において消費マインドは本格的な持ち直しの傾向には至っておらず、国内景気は不安定な状況で推移いたしました。
海外におきましては、米国では雇用環境の改善や物価上昇を考慮した利上げを実施するなど、回復基調に推移いたしましたが、中国の景気減速懸念に伴う設備の過剰感や株式市場の下落及び不安定な中東情勢も加わり、株式市場や為替等にも警戒感が残り世界の金融市場は不透明な状況にあります。
このような状況のもと当社グループは、徹底した品質管理と確かな技術力で新たな提案や短納期への要望にお答えし、お客様に価値ある技術を創出すべく構造改革を推し進めてまいりました。
また、受注状況につきましては、二次電池向け電極塗工装置、成膜装置及び延伸装置を中心に推移いたしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10,923百万円(前年同期比0.9%減)となり、利益面では営業利益は640百万円(前年同期比22.1%増)、経常利益は707百万円(前年同期比19.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は459百万円(前年同期比18.3%増)となりました。
受注残高につきましては、12,623百万円(前期末比3.2%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(塗工機関連機器)
当セグメントは、二次電池向け電極塗工装置、光学機能性フィルム製造装置関連を中心に推移いたしました。
その結果、売上高は6,256百万円(前年同期比27.3%増)となりました。また、セグメント利益は667百万円(前年同期比181.7%増)となりました。
受注残高につきましては、5,457百万円(前期末比3.3%減)となりました。
(化工機関連機器)
当セグメントは、成膜装置及び延伸装置を中心に低調に推移いたしました。
その結果、売上高は3,824百万円(前年同期比27.8%減)となりました。また、セグメント利益は396百万円(前年同期比39.0%減)となりました。
受注残高につきましては、6,810百万円(前期末比7.3%増)となりました。
(その他)
当セグメントは、染色整理機械装置、各種機器の部品の製造及び修理・改造などを行っております。
売上高は842百万円(前年同期比3.5%増)となりました。また、セグメント利益は185百万円(前年同期比3.8%減)となりました。
受注残高につきましては、354百万円(前期末比46.7%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた対処すべき課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は、260百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
5,265,657 |
+16.8 |
|
化工機関連機器 |
3,099,627 |
△27.6 |
|
その他 |
596,530 |
+4.9 |
|
合計 |
8,961,815 |
△4.2 |
(注)1.金額は生産原価で、上記の内には外注生産によるものも含んでおります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注状況
当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前期末比(%) |
|
塗工機関連機器 |
6,067,953 |
+1.1 |
5,457,702 |
△3.3 |
|
化工機関連機器 |
4,288,445 |
+46.1 |
6,810,956 |
+7.3 |
|
その他 |
955,722 |
+40.0 |
354,447 |
+46.7 |
|
合計 |
11,312,121 |
+17.6 |
12,623,105 |
+3.2 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
6,256,067 |
+27.3 |
|
化工機関連機器 |
3,824,556 |
△27.8 |
|
その他 |
842,819 |
+3.5 |
|
合計 |
10,923,443 |
△0.9 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、法人税等の支払、設備投資、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金は、主として自己資金により充当し、金融機関からの借入による資金調達を必要に応じて実施することで金融費用を低減するよう努めております。
② 総資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ4,652百万円増加し、30,487百万円となりました。以下において主な科目別に説明いたします。
(資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ4,571百万円増加し、23,925百万円となりました。その主な要因は、有価証券が2,555百万円、仕掛品が2,572百万円それぞれ増加したことによります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ80百万円増加し、6,562百万円となりました。その主な要因は、投資その他の資産が231百万円増加したこと及び有形固定資産が138百万円減少したことによります。
(負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ4,478百万円増加し、8,905百万円となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が2,289百万円、前受金が2,016百万円それぞれ増加したことによります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ112百万円減少し、1,173百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が103百万円、役員退職慰労引当金が13百万円、退職給付に係る負債が35百万円それぞれ減少したことによります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ286百万円増加し、20,408百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を459百万円計上したこと、配当金を195百万円支払ったことによります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当第3四半期連結累計期間において経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更及び新たに生じたものはありません。