文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円高懸念が続くなかにおいても、企業収益は比較的堅調に推移し、個人消費につきましても雇用並びに所得環境にも一定の改善が見られ、景気は緩やかな回復傾向で推移しました。
しかし、海外におきましては、新興国における経済の減速は依然として続いている事に加え、世界で多発するテロや金融不安など経済が停滞するリスクも存在しております。また、英国のEU(欧州連合)離脱決定により、企業業績の下振れリスクが懸念されるなど景気の先行きは不透明感が払拭できない状況で推移いたしました。
このような状況のもと当社グループは、徹底した品質管理のもと価値ある技術を創出し続けるとともに、新しい提案や短納期への要望にもお答えするため、「生産性の更なる向上」をスローガンに構造改革を推し進めてまいりました。
しかしながら、当四半期を納期とする案件が少なかったことなどが要因になり、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,347百万円(前年同期比5.6%増)にとどまり、利益面では営業損失は69百万円(前年同期は営業損失50百万円)、経常損失は45百万円(前年同期は経常損失13百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は70百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失21百万円)と低調に推移いたしました。
受注につきましては、企業の備投資意欲はあるものの依然慎重な姿勢が続いている環境であります。その背景の中で当社グループは、独自技術を多岐にわたる市場に対して積極的に提案してまいりました。その結果、電気・電子部材関連及びエネルギー関連分野を中心に大きく躍進し、当四半期の受注高は5,485百万円(前年同期比26.0%増)、受注残高は16,136百万円(前期末比24.1%増)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(塗工機関連機器)
当セグメントは、光学機能性フィルム製造装置を中心に低調に推移いたしました。
その結果、売上高は870百万円(前年同期比13.6%減)となりました。また、セグメント損失は78百万円(前年同期はセグメント利益63百万円)となりました。
受注残高につきましては、5,903百万円(前期末比0.8%増)となりました。
(化工機関連機器)
当セグメントは、電気・電子部材向け成膜装置を中心に推移いたしました。
その結果、売上高は1,160百万円(前年同期比10.0%増)となりました。また、セグメント利益は174百万円(前年同期比231.7%増)となりました。
受注残高につきましては、9,759百万円(前期末比45.8%増)となりました。
(その他)
当セグメントは、染色整理機械装置、各種機器の部品の製造及び修理・改造などを行っております。
売上高は316百万円(前年同期比97.1%増)となりました。また、セグメント利益は51百万円(前年同期比38.7%増)となりました。
受注残高につきましては、473百万円(前期末比5.1%増)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた対処すべき課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は、92百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 生産、受注及び販売の状況
① 生産実績
当第1四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
879,879 |
+0.2 |
|
化工機関連機器 |
924,544 |
+3.5 |
|
その他 |
216,591 |
+107.7 |
|
合計 |
2,021,015 |
+7.8 |
(注)1.金額は生産原価で、上記の内には外注生産によるものも含んでおります。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
② 受注状況
当第1四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前期末比(%) |
|
塗工機関連機器 |
918,578 |
△62.1 |
5,903,469 |
+0.8 |
|
化工機関連機器 |
4,226,955 |
+170.3 |
9,759,791 |
+45.8 |
|
その他 |
339,571 |
△6.3 |
473,722 |
+5.1 |
|
合計 |
5,485,104 |
+26.0 |
16,136,983 |
+24.1 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③ 販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
870,129 |
△13.6 |
|
化工機関連機器 |
1,160,844 |
+10.0 |
|
その他 |
316,509 |
+97.1 |
|
合計 |
2,347,483 |
+5.6 |
(注)1.金額は販売価格によっております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び戦略的現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資金需要
当社グループの資金需要の主なものは、運転資金、法人税等の支払、設備投資、借入金の返済、配当金の支払等であります。
また、その資金は、主として自己資金により充当し、金融機関からの借入による資金調達を必要に応じて実施することで金融費用を低減するよう努めております。
② 総資産
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ8百万円増加し、29,768百万円となりました。以下において主な科目別に説明いたします。
(資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ208百万円増加し、23,568百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が382百万円、電子記録債権が71百万円、仕掛品が455百万円それぞれ増加したこと、及び受取手形及び売掛金が264百万円、有価証券が240百万円それぞれ減少したことによります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ199百万円減少し、6,200百万円となりました。その主な要因は、有形固定資産が25百万円、投資その他の資産合計が164百万円それぞれ減少したことによります。
(負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ503百万円増加し、8,149百万円となりました。その主な要因は、電子記録債務が839百万円、短期借入金が200百万円、前受金が2,131百万円それぞれ増加したこと、及び支払手形及び買掛金が1,920百万円、未払法人税等が666百万円それぞれ減少したことによります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ176百万円減少し、968百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が71百万円、役員退職慰労引当金が90百万円それぞれ減少したことによります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ318百万円減少し、20,650百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失を70百万円計上したこと、前連結会計年度に係る配当金を180百万円支払ったこと、及びその他有価証券評価差額金が75百万円減少したことによります。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
当第1四半期連結累計期間において経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更及び新たに生じたものはありません。