当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、当社グループは新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、衛生管理の徹底や在宅勤務等の効率的な事業運営を実施しておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症の変異株が感染拡大した場合、従業員の感染による操業停止やサプライチェーンの停滞等により、当社グループの事業運営、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症への対策を講じつつ、行動制限の緩和など社会経済活動の正常化に向けて進んでまいりましたが、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化に伴う資源価格の高騰や欧米によるインフレ抑制のための金利の上昇による、急激な為替相場の変動など、景気回復基調を鈍化させました。
世界経済も米国などでは経済活動が再開され、回復傾向で推移いたしましたが、急激なインフレ傾向になり、欧州においてもロシアからのエネルギー輸入制限等が経済活動の制約になるなど依然不透明な状況であります。また、中国では、継続してきたゼロコロナ政策が年末に解除となり停滞していたサプライチェーンの再稼働で、産業資材等の供給不足や価格高騰の緩和が期待されましたが、感染が再度急拡大し景気は大きく減速へと向かうなど世界的にも景気の先行きは依然として厳しい状況が続いております。
当社グループにおきましては、昨年に引き続き「今から100年継続できる会社にしよう」のスローガンのもと新年度をスタートしました。
その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は30,228百万円(前年同期比9.7%増)となり、利益面では営業利益は2,316百万円(前年同期比27.4%減)、経常利益は2,421百万円(前年同期比26.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,675百万円(前年同期比33.7%減)となりました。
電装品を中心とする産業資材の不足が継続しております。このため、生産性の低下、産業資材や人件費の高騰等の影響が生じ利益率が減少している状況ではありますが、部品・装置の共通化による利益率の改善に取り組んでおります。
また、受注につきましては、顧客の中長期にわたる設備投資計画を背景に、電気自動車関連市場及び電子部材関連市場等を中心に高水準に推移し、当第3四半期連結累計期間における受注高は46,022百万円(前年同期比4.6%増)、受注残高は84,629百万円(前期末比22.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(塗工機関連機器)
当セグメントは、二次電池向け電極塗工装置を中心に推移いたしました。
その結果、売上高は21,316百万円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益は1,165百万円(前年同期比49.0%減)となりました。
受注残高につきましては、73,300百万円(前期末比36.8%増)となりました。
(化工機関連機器)
当セグメントは、成膜装置を中心に推移いたしました。
その結果、売上高は7,831百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益は1,835百万円(前年同期比22.8%増)となりました。
受注残高につきましては、10,024百万円(前期末比32.1%減)となりました。
(その他)
当セグメントは、染色整理機械装置、各種機器の部品の製造及び修理・改造などを行っております。
売上高は1,080百万円(前年同期比2.1%増)、セグメント利益は94百万円(前年同期比42.4%減)となりました。
受注残高につきましては、1,304百万円(前期末比172.2%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末に比べ7,669百万円増加し、58,131百万円となりました。以下において主な科目別に説明いたします。
(資産)
流動資産は前連結会計年度末に比べ6,824百万円増加し、45,778百万円となりました。その主な要因は、売上債権及び契約資産が7,249百万円、前渡金が3,680百万円それぞれ増加したこと、及び現金及び預金が2,126百万円、有価証券が3,400百万円それぞれ減少したことによります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ844百万円増加し、12,352百万円となりました。その主な要因は、有形固定資産が704百万円、投資その他の資産が146百万円それぞれ増加したことによります。
(負債)
流動負債は前連結会計年度末に比べ6,609百万円増加し、21,713百万円となりました。その主な要因は、短期借入金が8,050百万円増加したこと、及び未払法人税等が1,477百万円減少したことによります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ108百万円増加し、1,003百万円となりました。その主な要因は、長期借入金が89百万円、退職給付に係る負債が13百万円それぞれ増加したことによります。
(純資産)
純資産は前連結会計年度末に比べ951百万円増加し、35,414百万円となりました。その主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を1,675百万円計上したこと、並びに配当金を843百万円支払ったことによります。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は、222百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
① 生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
生産高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
18,949,922 |
+19.9 |
|
化工機関連機器 |
5,585,089 |
+1.0 |
|
その他 |
842,998 |
+5.4 |
|
合計 |
25,378,010 |
+14.6 |
(注)金額は生産原価で、上記の内には外注生産によるものも含んでおります。
② 受注実績
当第3四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前期末比(%) |
|
塗工機関連機器 |
41,028,352 |
+17.7 |
73,300,307 |
+36.8 |
|
化工機関連機器 |
3,088,087 |
△62.3 |
10,024,568 |
△32.1 |
|
その他 |
1,906,489 |
+102.2 |
1,304,889 |
+172.2 |
|
合計 |
46,022,929 |
+4.6 |
84,629,765 |
+22.9 |
(注)金額は販売価格によっております。
③ 販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
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セグメントの名称 |
販売高(千円) |
前年同期比(%) |
|
塗工機関連機器 |
21,316,348 |
+11.7 |
|
化工機関連機器 |
7,831,604 |
+5.5 |
|
その他 |
1,080,967 |
+2.1 |
|
合計 |
30,228,920 |
+9.7 |
(注)金額は販売価格によっております。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因及び戦略的現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(8) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品部材の仕入、法人税等の支払、設備投資、研究及び技術開発費用、借入金の返済、配当金の支払等であり、投資資金については、営業活動で獲得した資金と、金融機関からの借入により資金の調達を行っております。その調達については、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、調達規模、既存の借入の弁済時期等を総合的に考慮しております。
(9) 経営者の問題認識と今後の方針について
当第3四半期連結累計期間において経営者の問題認識と今後の方針について重要な変更及び新たに生じたものはありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。