当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、国や地域によってばらつきは見られるものの、ワクチン接種率の上昇や制限緩和による経済活動の正常化が段階的に進んだことなどにより景況感が改善しました。一方で、世界的な変異株の拡大による防疫措置の強化や原材料価格の高騰、半導体需給のひっ迫などによる影響から回復ペースは鈍化しています。日本経済においては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域拡大や長期化の影響を受けました。しかしながら、その抑制度合いは前連結会計年度に比べて限定的であったことから、製造業の景況感は緩やかな回復基調となっています。
このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高20,360百万円(前年同四半期連結累計期間対比23.2%増)、営業利益2,378百万円(同66.3%増)、経常利益2,670百万円(同51.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,688百万円(同49.2%増)となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という)等の適用により、売上高は241百万円減少、営業利益、経常利益はそれぞれ42百万円減少しております。
(単位:百万円)
(注)事業部別の連結営業利益は、当社グループ独自の基準により算定しております。
当社グループで採用しております地域別セグメントの状況は以下のとおりです。なお、セグメントの業績に関する詳細は、「第4〔経理の状況〕-1〔四半期連結財務諸表〕-〔注記事項〕」の(セグメント情報等)をご参照ください。
日本
売上高は11,222百万円(前年同四半期連結累計期間対比10.8%増)、セグメント利益は1,721百万円(同35.0%増)となりました。
圧縮機製品では、モデルチェンジやキャンペーンを実施した給油式スクリュー圧縮機やオイルフリークロー圧縮機を中心に売上が伸長しました。
真空機器製品では、引き続き半導体需要の拡大に伴い、半導体製造関連装置向け真空ポンプの売上が好調に推移しました。
塗装機器製品では、提案型商材である環境装置は苦戦しましたが、スプレーガンについてはキャンペーン効果などにより売上は伸長しました。
塗装設備製品では、長期化する防疫措置の影響を受けて思うような営業活動が実施できなかったことに加え、前連結会計年度に計上したような大型物件の納入がなかったことなどにより売上は減少しました。
そのほか、顧客へのサービス拡充などを目的として、2021年10月8日付で既存の子会社であるエアエンジニアリング株式会社をA&Cサービス株式会社へ商号変更し、体制強化の準備を開始いたしました。
ヨーロッパ
売上高は2,926百万円(前年同四半期連結累計期間対比44.7%増)、セグメント利益は294百万円(同109.0%増)となりました。
圧縮機製品では、景況の回復を背景にドイツを中心としたEU域内の販売活動が活性化したことで、売上が好調に推移しました。
真空機器製品では、顧客開拓の成果は出始めているものの、ロシア向け真空ポンプの受注が減少したことにより、総じて売上は減少しました。
塗装機器製品では、経済活動の正常化が進んでいることを受けて、自動車補修市場向けスプレーガンや巣籠もり需要が継続したエアーブラシの売上が伸長しました。
アジア
売上高は7,717百万円(前年同四半期連結累計期間対比33.2%増)、セグメント利益は639百万円(同51.1%増)となりました。
圧縮機製品では、中国やインドにおいて売上が好調に推移しているものの、東南アジアでは感染拡大によるロックダウンなどの影響により販売活動が停滞しています。
真空機器製品では、引き続き中国を中心とした東アジアにおける半導体需要の増加により半導体製造関連装置向け真空ポンプの売上が堅調に推移しました。
塗装機器製品では、景況の回復に伴い、東アジアやインドにおいてスプレーガンの売上が伸長しました。
塗装設備製品では、中国において新型コロナウイルス感染症の影響により工事計画が遅延していた物件の納入などにより、売上は伸長しました。
その他
売上高は3,086百万円(前年同四半期連結累計期間対比33.2%増)、セグメント利益は383百万円(同134.1%増)となりました。
圧縮機製品では、アメリカにおける一般工業向け圧縮機需要の回復は依然として鈍いですが、医療向けや車両搭載向け圧縮機の売上は好調に推移しました。
真空機器製品では、引き続き装置メーカ向け真空ポンプの売上が好調に推移しています。
塗装機器製品では、北米販売代理店からの一部事業の譲受により獲得した販路の活用などにより、自動車補修向けスプレーガンの売上が伸長しました。また、米国子会社が製造するエアーブラシの売上は堅調に推移しています。
塗装設備製品では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて思うような営業活動が実施できなかったことに加え、前連結会計年度に計上したような物件の納入がなかったことなどにより売上は減少しました。
資産は、流動資産が31,949百万円(前連結会計年度比10.6%増)となりました。これは主に、「現金及び預金」が820百万円増加したことや「受取手形及び売掛金」が901百万円増加したことなどによるものです。固定資産は21,163百万円(同2.9%増)となりました。これは主に、「投資有価証券」が211百万円増加したことなどによるものです。その結果、総資産は53,113百万円(同7.4%増)となりました。
負債は、流動負債が10,954百万円(同14.0%増)となりました。これは主に、「支払手形及び買掛金」が964百万円増加したことなどによるものです。固定負債は、3,757百万円(同1.1%増)となりました。これは主に、その他に含まれる「長期借入金」が増加したことなどによるものです。その結果、負債合計は14,712百万円(同10.4%増)となりました。
純資産は、38,401百万円(同6.3%増)となりました。また、純資産より非支配株主持分を除いた自己資本は34,355百万円となり自己資本比率は前連結会計年度末の65.2%から0.5ポイント減少し64.7%となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ768百万円増加し、12,411百万円(前連結会計年度末比6.6%増)となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動の結果、資金収支は1,949百万円の収入(前年同四半期比10.2%減)となりました。これは主に、「税金等調整前四半期純利益」が933百万円増加した一方で「売上債権の増減額」の変動により収入が1,820百万円減少したことなどによるものです。
投資活動の結果、資金収支は672百万円の支出(前年同四半期比34.5%増)となりました。これは主に、「有形固定資産の取得による支出」が179百万円増加したことや、「事業譲受による支出」が126百万円発生したことなどによるものです。
財務活動の結果、資金収支は831百万円の支出(前年同四半期比8.7%減)となりました。これは主に、「短期借入金の純増減額」の変動により資金が96百万円増加した一方で「非支配株主への配当金の支払額」が45百万円増加したことなどによるものです。
3ヶ年にわたる新たな中期経営計画に基づく事業活動を2020年3月期より開始しております。
当社グループは100年企業に向けて「真のグローバルワン・エクセレントメーカ」を目指し、さらなる成長を獲得します。
「ONLY ONE」の商品で、市場ごとの「NUMBER ONE」シェアを目指し、グループ一丸「ONE ANEST IWATA」で「GLOBAL ONE」をさらに発展する。
「ONLY ONE」:「真の開発型企業」となるために、高性能・高品質製品を提供し続ける。
「NUMBER ONE」:ターゲット市場をグローバル・ニッチ市場に定め、安定かつ持続的成長で、各市場でNo.1シェアを獲得する。
目標(2022年3月期)評価指標(KGI)
1.連結売上高 470 億円以上
2.連結営業利益率 10%以上
3.ROE 10%以上
(注)数値目標について、新型コロナウイルス感染症に起因する経済環境の大きな変化などを理由として、2022年3月期の連結業績予想を連結売上高405億円、営業利益42.5億円(営業利益率10.5%)といたしました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当該方針の変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は252百万円です。その他に製品の改良・改造に使用した250百万円を製造経費としております。報告セグメントは日本、ヨーロッパ及びアジアとなり、合計502百万円のうち日本は413百万円です。
(単位:名)
(注)従業員数は就業人員数です。
(単位:名)
(注)従業員数は就業人員数です。
(単位:百万円)
(注)1.ヨーロッパの増加は、主に塗装機器を製造しているイタリアの子会社実績等によるものです。
2.アジアの増加は、主に圧縮機を製造している中国及びインドの子会社実績等によるものです。
(単位:百万円)
(注)1.ヨーロッパの増加は、主にフランス、イタリアの塗装機器の販売が増加したことなどによるものです。
2.アジアの増加は、主に中国の圧縮機及び塗装機器の販売が増加したことなどによるものです。
3.その他の増加は、主にアメリカの連結子会社にて事業を譲り受けたことにより塗装機器の販売が増加したことなどによるものです。
(単位:百万円)
(注)1.この受注及び受注残高は、塗装設備製品のものです。塗装設備製品以外は受注から販売までが短期間であり、受注及び受注残高の管理対象としておりません。
2.日本の受注及び受注残高の減少は、主に新型コロナウイルス感染症の影響により営業活動が制限されたことなどによるものです。
3.アジアの受注及び受注残高の増加は、主に自動車や楽器の生産に関連した設備投資が増加したことなどによるものです。
4.その他の受注及び受注残高の減少は、主に自動車生産に関連した設備投資が減少したことなどによるものです。
該当事項はありません。