また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善を背景に個人消費の持ち直しが進むなど、緩やかに回復しています。また、世界経済は、欧米において堅調に回復基調が継続していること、中国については持ち直しの動きが続いていることなどから、総じて緩やかな回復が続いています。
一方、国内農業環境につきましては、担い手への農地集積や畑作・野菜作への作付転換など農業の構造的な変化を受けたニーズの変化を伴いながら、農機需要は弱含み横ばいで推移しています。
このような状況の中、当社グループは、国内においては新商品の投入や顧客対応の充実を図るなど、引き続き販売量の拡大に努めてまいりました。また、海外においては主力地域である北米、欧州、中国、ASEANでの販売強化に努めた結果、当社グループの連結経営成績は以下のとおりとなりました。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比163百万円増加の36,842百万円(0.4%増加)となりました。国内売上高は、新商品を投入した田植機は増加し、作業機が好調に推移したものの、農機関連全体では天候不順の影響を受け微減となり、全体では前年同期比113百万円減少の28,418百万円(0.4%減少)となりました。海外売上高は、北米向けで前年同期の取引条件一部変更影響が一巡したことによる増加や、中国での現地在庫調整による田植機半製品の出荷減少などにより、前年同期比276百万円増加の8,424百万円(3.4%増加)となりました。
当社グループの事業は季節性による変動を受けます。不需要期である当第1四半期においては、営業利益以下の各利益において損失となりました。営業損益は、施設不採算工事や子会社合併に伴う退職給付計算原則適用による一時的負担のほか、人件費の増加等により、前年同期比326百万円減少の599百万円の損失となりました。経常損益は、為替差損益や持分法投資損益の悪化等により前年同期比558百万円減少の914百万円の損失となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、税金費用が減少し前年同期比284百万円増加の349百万円の損失となりました。
商品別売上状況につきましては、次のとおりであります。
〔国内〕
整地用機械(トラクタ、乗用管理機など)は7,260百万円(前年同期比4.7%減少)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は2,164百万円(前年同期比13.0%増加)、収穫調製用機械(コンバインなど)は2,800百万円(前年同期比5.5%減少)、作業機・補修用部品・修理収入は8,566百万円(前年同期比1.7%増加)、その他農業関連(施設工事など)は7,626百万円(前年同期比0.2%増加)となりました。
〔海外〕
整地用機械(トラクタなど)は6,064百万円(前年同期比45.4%増加)、栽培用機械(田植機など)は1,491百万円(前年同期比33.7%減少)、収穫調製用機械(コンバインなど)は1百万円(前年同期比99.8%減少)、作業機・補修用部品は639百万円(前年同期比11.9%増加)、その他農業関連は226百万円(前年同期比43.2%減少)となりました。
(2) 財政状態の分析
〔資産〕
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ9,081百万円増加し210,429百万円となりました。主に、受取手形及び売掛金の増加7,250百万円、たな卸資産の増加3,073百万円、投資有価証券の減少889百万円によるものであります。
〔負債〕
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ10,883百万円増加し141,315百万円となりました。主に、支払手形及び買掛金並びに電子記録債務の増加3,767百万円、短期借入金及び長期借入金の増加8,744百万円、流動負債その他の減少815百万円によるものであります。
〔純資産〕
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,802百万円減少し69,114百万円となりました。主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上349百万円、剰余金の配当677百万円、その他有価証券評価差額金の減少619百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は539百万円でした。
なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。