当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大影響から、政府の緊急事態宣言再発出やまん延防止等重点措置を受けた経済活動の自粛など厳しい状況が続きました。企業収益や設備投資などで一部持ち直しの動きも見られた一方で、個人消費がサービス支出を中心に弱含みで推移していることなどもあり、依然として先行きに不透明感が残っています。海外については、同感染症の感染拡大防止に向けたワクチン接種の進展に伴い、一部で持ち直しの動きが見られたものの、変異株による新たな感染拡大により依然として厳しい状況で推移しました。
このような状況の中、当社グループは、国内においては顧客対応の充実など農業構造変化への対応強化、海外においては主力市場である北米、欧州、アジアでの販売強化に努めた結果、連結経営成績は以下のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比11,830百万円増加し、123,432百万円(前年同期比10.6%増加)となりました。国内においては、消費増税反動減からの回復や経営継続補助金などに伴う需要喚起もあり農機製品及び作業機が増加したほか、修理整備等のメンテナンス収入が堅調に推移し、国内売上高は前年同期比3,561百万円増加の90,964百万円(前年同期比4.1%増加)となりました。海外においては、ライフスタイルの変化に伴い、北米では好調なコンパクトトラクタ市場を背景に増加、欧州ではコンシューマー向けを中心とした好調な販売に加え、為替円安影響により増加しました。また、アジアでは前期末にタイの販売代理店を連結子会社化したことや、中国向け生産用部品の出荷増などにより増加し、海外売上高は前年同期比8,268百万円増加の32,467百万円(前年同期比34.2%増加)となりました。
営業利益は、増収による売上総利益の増加に加え、前期に計上があった部品在庫評価損の剥落などの特殊要因もあり、前年同期比2,663百万円増加の5,825百万円(前年同期比84.2%増加)となりました。経常利益は、為替差損益の好転や持分法投資損失の縮小に加え、受取和解金の計上等により、前年同期比3,677百万円増加の6,516百万円(前年同期比129.5%増加)、税金等調整前四半期純利益は、前年同期に計上された持分変動利益がなくなったものの、前年同期比2,927百万円増加の6,348百万円(前年同期比85.6%増加)となりました。親会社株主に帰属する当第3四半期純利益は、前年同期比2,361百万円増加の4,780百万円(前年同期比97.6%増加)となりました。
商品別の売上状況につきましては、次のとおりであります。
〔国内〕
整地用機械(トラクタ、乗用管理機など)は18,820百万円(前年同期比8.5%増加)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は7,275百万円(前年同期比13.1%増加)、収穫調製用機械(コンバインなど)は11,741百万円(前年同期比2.0%減少)、作業機・補修用部品・修理収入は34,317百万円(前年同期比8.4%増加)、その他農業関連(施設工事など)は18,809百万円(前年同期比5.9%減少)となりました。
〔海外〕
整地用機械(トラクタなど)は24,123百万円(前年同期比38.9%増加)、栽培用機械(田植機など)は1,833百万円(前年同期比25.8%増加)、収穫調製用機械(コンバインなど)は2,306百万円(前年同期比2.5%増加)、作業機・補修用部品・修理収入は2,713百万円(前年同期比26.7%増加)、その他農業関連は1,490百万円(前年同期比52.5%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
〔資産〕
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ6,037百万円増加し193,466百万円となりました。主に、現金及び預金の増加1,728百万円、受取手形及び売掛金の増加9,595百万円、たな卸資産の減少3,548百万円、流動資産その他の減少1,303百万円によるものであります。
〔負債〕
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ679百万円増加し125,688百万円となりました。主に、短期借入金及び長期借入金の増加701百万円、未払法人税等の増加814百万円、賞与引当金の増加524百万円、流動負債その他の減少1,503百万円によるものであります。
〔純資産〕
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ5,357百万円増加し67,777百万円となりました。主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上4,780百万円、その他有価証券評価差額金の増加415百万円、為替換算調整勘定の増加137百万円によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は902百万円でした。
なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。