(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀の各種政策を背景に、企業収益、雇用・所得環境は改善しており、設備投資におきましても持ち直しの動きがみられるなど、緩やかな回復基調が続いております。一方、海外経済におきましては、米国は着実に回復しており、欧州におきましても一部に改善の遅れがみられるものの緩やかな回復が続いております。また、アジアでも中国を中心に、各種政策効果もあり、持ち直しの動きがみられました。しかしながら、米国の政権移行による政策動向、英国のEU離脱問題に伴う金融市場の動向などに留意する必要があり、先行きについては、慎重な姿勢が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、国内におきましては、当社の強みである独自の技術力や提案力と全国に展開する営業組織を活かし、新製品を中心に積極的な営業活動を展開することにより販売の拡大に努めてまいりました。一方、海外におきましては、新たな海外販路の開拓と販売の拡大に取り組んでまいりました。
これらの結果、国内では、前連結会計年度に各種政策の効果などにより増加した高性能防除機が減少しましたが、林業機械、溝切機などが増加したことにより、国内売上高は11,710百万円(前年同四半期比2.1%増)となりました。また、海外におきましても、防除機は減少したものの林業機械が増加したことにより、海外売上高は3,454百万円(前年同四半期比1.5%増)となり、当第2四半期連結累計期間の売上高合計は15,165百万円(前年同四半期比2.0%増)となりました。
利益面では、売上高の増加、固定費の削減に努めたことによる増加はありましたが、生産高の減少に伴う原価率の上昇などにより売上総利益が減少した結果、営業利益は140百万円(前年同四半期比21.9%減)となりました。経常利益は、円安に伴う為替差益の増加などにより203百万円(前年同四半期比228.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は95百万円(前年同四半期は60百万円の損失)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 農林業用機械
国内におきましては、前連結会計年度に各種政策の効果などにより増加した高性能防除機が減少いたしましたが、林業機械、溝切機が増加いたしました。また、海外におきましても、防除機は減少したものの林業機械が増加した結果、国内外の農林業用機械の売上高合計は11,562百万円(前年同四半期比3.7%増)、営業利益は256百万円(前年同四半期比4.7%増)となりました。
② 工業用機械
国内におきましては、工業用ポンプが減少いたしました。海外におきましては、欧州向けの工業用ポンプが増加しましたが、国内の減少を補うまでには至らず、国内外の工業用機械の売上高合計は2,328百万円(前年同四半期比0.9%減)、営業利益は410百万円(前年同四半期比17.2%減)となりました。
③ その他の機械
消防機械を主なものとする、その他の機械の売上高は1,177百万円(前年同四半期比7.2%減)、営業利益は62百万円(前年同四半期比12.2%減)となりました。
④ 不動産賃貸他
不動産賃貸他の売上高は255百万円(前年同四半期比2.9%減)、営業利益は142百万円(前年同四半期比9.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産総額は33,704百万円となり、前連結会計年度末より377百万円減少いたしました。これは、たな卸資産の増加(541百万円)はありましたが、現金及び預金の減少(293百万円)、受取手形及び売掛金の減少(643百万円)などによるものであります。
負債総額は19,579百万円となり、前連結会計年度末より654百万円減少いたしました。これは、支払手形及び買掛金の増加(730百万円)はありましたが、電子記録債務の減少(624百万円)、短期借入金の減少(630百万円)などによるものであります。
純資産総額は14,124百万円となり、前連結会計年度末より276百万円増加いたしました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上(95百万円)、その他有価証券評価差額金の増加(222百万円)などによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、売上債権の減少及び仕入債務の増加はありましたが、たな卸資産の増加、有形固定資産の取得による支出、短期借入金の減少などにより、当第2四半期連結会計期間末は、前連結会計年度末と比べ325百万円減少し、1,667百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果、得られた資金は1,232百万円(前年同四半期比1,125百万円増)となりました。これは、前年同四半期に比べ売上債権の減少額の減少、仕入債務の増加額の減少はありましたが、たな卸資産の増加額の減少などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果、使用した資金は944百万円(前年同四半期比77百万円減)となりました。これは、前年同四半期に比べ有形固定資産の取得による支出の減少、投資有価証券の取得による支出の減少などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果、使用した資金は660百万円(前年同四半期比940百万円増)となりました。これは、前年同四半期に比べ長期借入れによる収入は増加しましたが、短期借入金の減少、長期借入金の返済による支出が増加したことなどによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は527百万円であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。