第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項の記載については、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間の当社グループをとり巻く経済環境は、コロナ禍からの経済活動正常化が進展したものの、不安定な国際情勢の中、原材料価格やエネルギー価格の高騰、為替相場の急激な変動等により依然として先行き不透明な状況が続いております。

(業績の概況)

 当第2四半期連結累計期間における連結の経営成績及び財政状態は、以下のとおりであります。

 当第2四半期連結累計期間の売上高は27,705百万円(前年同期比4.9%増)となりました。利益面につきましては、営業損失は309百万円(前年同期は806百万円の営業利益)、経常利益は466百万円(前年同期比70.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は367百万円(前年同期比60.1%減)となりました。

 財政状態につきましては、当第2四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べ、現金及び預金が1,027百万円減少したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が714百万円、棚卸資産が1,142百万円、投資有価証券が4,252百万円増加したことなどにより6,410百万円増加し、79,439百万円となりました。負債につきましては、前連結会計年度末と比べ、支払手形及び買掛金が825百万円、繰延税金負債が1,034百万円増加したことなどにより2,119百万円増加し、42,873百万円となりました。純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ、利益剰余金が208百万円、その他有価証券評価差額金が2,915百万円、為替換算調整勘定が958百万円増加したことなどにより4,290百万円増加し、36,566百万円となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

①日本

 完成車メーカー向け二輪車用チェーン及び自動車用チェーンの受注が好調に推移したものの、利益面では、原材料価格等の高騰に対し、販売価格の改定によるコスト上昇分の価格転嫁など採算面の改善が遅れ、外部顧客への売上高は13,095百万円(前年同期比4.0%増)、営業損失は609百万円(前年同期は281百万円の営業利益)となりました。

②アジア

 円安による為替換算の影響に加え、インドネシアにおいて二輪車用チェーン、タイにおいてコンベヤ案件の受注が好調であったものの、利益面では、原材料価格等の高騰に対し、販売価格の改定によるコスト上昇分の価格転嫁など採算面の改善が遅れ、外部顧客への売上高は8,043百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は33百万円(前年同期比80.6%減)となりました。

③北米

 コロナ特需が継続していた前年からの反動減に加え、原材料価格等の高騰に対し、販売価格の改定によるコスト上昇分の価格転嫁など採算面の改善が遅れ、外部顧客への売上高は1,449百万円(前年同期比23.3%減)、営業利益は16百万円(前年同期比83.2%減)となりました。

④南米

 二輪車用チェーン及び産業機械用チェーンの受注が好調に推移したことに加え、円安による為替換算の影響もあり、外部顧客への売上高は2,412百万円(前年同期比17.8%増)、営業利益は39百万円(前年同期比58.9%減)となりました。

⑤欧州

 円安による為替換算の影響に加え、補修市場向けにおいて、二輪車用チェーンの受注が好調に推移したことから、外部顧客への売上高は2,704百万円(前年同期比11.1%増)、営業利益は244百万円(前年同期比15.7%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ990百万円減少し、当第2四半期連結累計期間末には7,254百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は1,263百万円(前年同期は1,186百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益444百万円、減価償却費1,431百万円の計上、法人税等の支払額491百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は2,592百万円(前年同期は2,120百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,565百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果得られた資金は29百万円(前年同期は1,245百万円の使用)となりました。これは主に、借入金の純増額404百万円、配当金の支払額158百万円、非支配株主への配当金の支払額133百万円等によるものであります。

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

(4) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(6) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、288百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。