当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行による影響を受けるなか、米中貿易摩擦をはじめとする通商問題などもあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、わが国の経済においても、新型コロナウイルス感染拡大に伴い4月には緊急事態宣言が発令、5月25日の緊急事態宣言解除を機に経済活動が再開され、景気回復の兆しが見えたものの、感染者数も再度増加するなど依然として予断を許さない状況が続いています。
このような状況のもと、当社グループでは、持続的成長へ向けた事業基盤の強化を図るため、新規事業の成長加速、既存事業の収益力強化、成長へ向けた経営基盤の確立に取り組んでまいりました。
しかしながら、当社グループを取り巻く市場環境は依然として新型コロナウイルス感染症の影響が甚大であり、国内外ともに停滞感や減速感が強く、非常に厳しい経営環境下での事業運営となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高はグループ全体で、 21,434百万円(前年同四半期比 32.8%減)、営業損失 992百万円(前年同期営業利益 2,386百万円)、経常損失 720百万円(前年同期経常利益 2,584百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失 804百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純利益 1,596百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニー(金属素形材事業)
自動車関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が依然として払拭できず、中国市場は回復の兆しが見えるものの、日本国内をはじめ北米・欧州の各市場では新車販売台数の落ち込みが続いております。また、農業機械・建設機械業界におきましても、国内外ともに低調に推移しました。
このような状況のもと、当カンパニーにおきましては、国内外の生産拠点間の連携強化、生産効率の向上、製品の付加価値の向上など、従来からの施策を推進するとともに、とりわけ自動車トランスミッション部品などの主要アイテムに対して重点的に品質改善を行い、収益力の向上に努めてまいりました。また、メキシコ子会社では、自動車の次期モデルに搭載される部品の量産に向けて準備を進めてまいりました。一方で、自動車メーカーの生産調整に対応するため、操業時間をコントロールするなど、固定費の削減に努めてまいりました。
これらの取り組みを進めることによって、収益性の改善に努めてまいりましたが、メキシコ子会社でロックダウンにより操業停止したこと等市場環境の悪化の影響が甚大であり、売上が前年比で大幅に減少し、利益面でも非常に厳しい状況で推移しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は 9,474百万円(前年同四半期比 34.8%減)、セグメント損失(営業損失)は 1,207百万円(前年同期セグメント利益 443百万円)となりました。
キタガワ サン テック カンパニー(産業機械事業)
国内の建設業界におきましては、公共投資は底堅く推移しているものの、民間設備投資については企業収益の落ち込みを背景に慎重な姿勢が見られるようになり、建設投資全体としては先行き不透明な状況となっております。当カンパニーの周辺業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が限定的と見ておりましたが、受注・納期に影響が出始めています。
このような状況のもと、コンクリートプラント事業では、総メッキ仕様の生コンプラントや新型ミキサなどの新製品の販売拡大に努めてまいりました。荷役機械関連事業では、風力発電の風車建設用クレーンの納入やクレーンの自動操縦システムの開発に注力してまいりました。立体駐車場事業では空間を最大限に活用できるスーパーロングスパンタイプ立体駐車場の営業強化を図ってまいりました。
これらの取り組みを進めることによって、コンクリートプラント事業は、メンテナンス工事を含め順調に推移したものの、荷役機械関連事業は建築用クライミングクレーンの出荷が先送りになり、立体駐車場事業は売上の谷間に当たったこと、新規受注がコロナウイルス感染症の影響で遅れていることにより、全体の売上は前年同期比で減少しています。
その結果、当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は 8,721百万円(前年同四半期比 27.4%減)、セグメント利益(営業利益)は 686百万円(前年同四半期比 58.2%減)となりました。
キタガワ グローバル ハンド カンパニー(工作機器事業)
工作機械関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい市場環境が続いております。内需は、半導体製造装置向け製品の需要が堅調に伸びていますが、自動車や一般機械関連向け製品の需要は低調な状況が続いております。また、外需につきましても、中国では回復基調が続いていますが、欧州・北米は低水準な状況が続いており、回復に向けた動きが感じられない状況で推移しました。
このような状況のもと、当事業におきましては、産業用ロボット周辺機器市場での事業化を推進していくために、ロボットハンドのQCD改善や開発の推進、システムインテグレータとのネットワーク構築など、今後の成長に向けた経営課題の解決に取り組むことで、引き続きカンパニーの活性化を行いました。また、新型標準チャックBRシリーズの市場認知度を向上させるため積極的に営業活動を行いました。一方で、収益面においては、受注量の減少に対応するため、機動的に臨時休業を実施して操業時間をコントロールするなど、固定費の削減に努めてまいりました。
これらの取り組みを進めてまいりましたが、市場環境悪化の影響が大きく、国内外ともに企業の設備投資意欲が低下したことにより需要が伸びず、当事業は売上・利益ともに厳しい状況で推移しました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の当事業の売上高は 3,054百万円(前年同四半期比 40.1%減)、セグメント損失(営業損失)は 1百万円(前年同期セグメント利益 761百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の減少により、前連結会計年度末に比べて 3,773百万円減少し、 66,877百万円となりました。
負債は、仕入債務及び設備購入債務の減少などにより、前連結会計年度末に比べて 2,436百万円減少し、 30,133百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上があり、前連結会計年度末に比べて 1,337百万円減少し、 36,744百万円となりました。純資産から非支配株主持分を差し引いた自己資本は 35,456百万円となり、自己資本比率は 53.0%となりました。
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、 1,228百万円の支出(前年同期は3,566百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は減価償却費 1,844百万円であり、支出の主な内訳は、税金等調整前四半期純損失 815百万円の計上及び仕入債務の減少額 1,881百万円であります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、 2,276百万円の支出(前年同期は2,327百万円の支出)となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出 2,500百万円であります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、 765百万円の収入(前年同期は264百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、長期借入による収入 1,300百万円であります。
これらにより当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ 2,766百万円減少(前年同期は958百万円の増加)し、 6,695百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は 198百万円であります。
(5) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴った主要取引先の操業停止などの生産調整によって、キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニーの生産実績は 9,170百万円(前年同四半期比 37.0%減)、キタガワ グローバル ハンド カンパニーの生産実績は 2,759百万円(前年同四半期比 47.4%減)と著しく減少しております。
キタガワ マテリアル テクノロジー カンパニーの販売実績は 9,474百万円(前年同四半期比 34.8%減)、キタガワ グローバル ハンド カンパニーの販売実績は 3,054百万円(前年同四半期比 40.1%減)と著しく減少しております。
なお、セグメント間取引については、生産実績は相殺消去前の金額によっており、また、販売実績は相殺消去後の金額によっております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。