第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第2四半期連結累計期間の自動車業界における状況は、国内市場の生産台数はやや落ち込みましたが、海外においては北米、欧州市場の好調に加え、中国市場は景気減速で生産台数の伸びは鈍化したものの、日系カーメーカーは新車投入等で堅調に推移しました。

 このような状況の中、当企業グループは、2012年4月に発行した「AISIN Group VISION 2020」の実現に向けて、新商品の開発と拡販に努めるとともに、グローバルな事業基盤の構築に取り組んできました。今後は次の成長を目指し、パワートレイン、走行安全、車体の3つの事業領域を重点に、グループ総合力を存分に発揮した事業展開を推進していきます。

 当第2四半期連結累計期間の売上高については、海外における得意先カーメーカーの生産台数の増加に加え、為替変動の影響などにより、前年同四半期(1兆4,348億円)に比べ8.7%増の1兆5,597億円となりました。

 利益については、将来の成長に向けた研究開発費や減価償却費が増加したものの、収益体質強化活動の成果などにより、営業利益は前年同四半期(705億円)に比べ4.3%増の735億円となりました。一方、為替差損などにより、経常利益は前年同四半期(813億円)に比べ4.2%減の779億円となったものの、法人税等が減少したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期(366億円)に比べ3.3%増の378億円となりました。

 なお、第1四半期連結累計期間から、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としています。

 

 セグメントの業績は、次のとおりです。

① アイシン精機グループ

 売上高については、前年同四半期(6,797億円)に比べ7.4%増の7,298億円となりました。営業利益は前年同四半期(224億円)に比べ7.9%増の242億円となりました。

② アイシン高丘グループ

 売上高については、前年同四半期(1,264億円)に比べ9.4%増の1,383億円となりました。営業利益は前年同四半期(42億円)に比べ3.8%増の44億円となりました。

③ アイシン・エィ・ダブリュグループ

 売上高については、前年同四半期(5,441億円)に比べ9.9%増の5,981億円となりました。営業利益は前年同四半期(408億円)に比べ5.3%減の386億円となりました。

 

④ アドヴィックスグループ

 売上高については、前年同四半期(2,571億円)に比べ5.8%増の2,720億円となりました。営業利益は前年同四半期(2億円)に比べ大幅に増加し、42億円となりました。

⑤ その他

 売上高については、前年同四半期(900億円)に比べ7.0%増の962億円となりました。営業利益は前年同四半期(20億円)に比べ27.6%減の15億円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、営業活動により1,195億円の増加、投資活動により1,166億円の減少、財務活動により343億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により38億円の減少の結果、当第2四半期連結会計期間末には2,594億円となり、前連結会計年度末(2,946億円)に比べ352億円(12.0%)の減少となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、前年同四半期(1,107億円)に比べ87億円(7.9%)増加し、1,195億円となりました。これは、税金等調整前四半期純利益が33億円減少したものの、減価償却費が140億円増加したことなどによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、前年同四半期(1,171億円)に比べ4億円(0.4%)減少し、1,166億円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が260億円増加したものの、投資有価証券の取得による支出が221億円減少したことなどによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、前年同四半期(395億円)に比べ51億円(13.2%)減少し、343億円となりました。これは、社債償還による支出が100億円増加したものの、借入れとその返済による収支が127億円増加したことなどによります。

 

(3) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当企業グループの研究開発費は、総額807億円です。
 なお、当第2四半期連結累計期間において、当企業グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。