第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 当社グループは、当第1四半期連結累計期間よりIFRSを任意適用しており、前第1四半期連結累計期間の数値もIFRSベースに組み替えて比較分析を行っています。

 

(1) 業績の状況

 当第1四半期連結累計期間の自動車業界における状況は、北米、欧州、中国といった大規模市場において、新車販売台数が増加し、世界全体としては堅調に推移しました。

 このような状況の中、当社グループは「元気で持続的に成長できる会社」をめざし、グループ競争力の強化、革新的な技術開発、ものづくり力の強化など競争力強化に向けた取り組みを推進しました。

 当第1四半期連結累計期間の売上収益については、海外における得意先カーメーカーの生産台数の増加に加え、シロキ工業株式会社を完全子会社化したことなどにより、前年同四半期(7,712億円)に比べ8.8%増の8,386億円となりました。

 利益については、熊本地震や為替差損等による減益要因があるものの、収益体質強化活動の成果やシロキ工業株式会社との株式交換差益などにより、営業利益は前年同四半期(331億円)に比べ77.9%増の590億円、税引前四半期利益は前年同四半期(412億円)に比べ37.9%増の569億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期(216億円)に比べ92.8%増の417億円となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりです。

 

① アイシン精機グループ

 売上収益については、前年同四半期(3,568億円)に比べ7.3%増の3,828億円となりました。営業利益は前年同四半期(85億円)に比べ大幅に増加し282億円となりました。

 

② アイシン高丘グループ

 売上収益については、前年同四半期(681億円)に比べ1.5%減の671億円となりました。営業利益は前年同四半期(20億円)に比べ4.1%増の21億円となりました。

 

③ アイシン・エィ・ダブリュグループ

 売上収益については、前年同四半期(3,038億円)に比べ11.0%増の3,373億円となりました。営業利益は前年同四半期(213億円)に比べ29.8%増の277億円となりました。

 

④ アドヴィックスグループ

 売上収益については、前年同四半期(1,332億円)に比べ2.0%減の1,306億円となりました。利益については、7億円の営業損失(前年同四半期営業利益21億円)となりました。

 

⑤ その他

 売上収益については、前年同四半期(456億円)に比べ6.2%増の485億円となりました。利益については、

2億円の営業利益(前年同四半期営業損失5億円)となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、営業活動により1,305億円の増加、投資活動により451億円の減少、財務活動により430億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により113億円の減少の結果、当第1四半期連結会計期間末には2,943億円となり、前連結会計年度末(2,632億円)に比べ311億円(11.8%)の増加となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、前年同四半期(854億円)に比べ451億円(52.8%)増加し、1,305億円となりました。これは、税引前四半期利益が156億円増加したことに加え、営業債務及びその他の債務の増減額が263億円増加したことなどによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、前年同四半期(495億円)に比べ43億円(8.9%)減少し、451億円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が89億円増加したものの、連結範囲の変更を伴う子会社株式取得による収入が175億円増加したことなどによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、前年同四半期(305億円)に比べ124億円(40.8%)増加し、430億円となりました。これは、借入れとその返済による収支が114億円減少したことなどによります。

 

(3) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、総額417億円です。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。