第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間の売上収益については、オートマチックトランスミッションや車体部品の販売が好調であることに加え、2017年2月にアート金属工業株式会社を子会社化したことなどにより、前年同四半期(26,051億円)に比べ10.5%増28,786億円となりました。

 利益については、原材料価格の上昇や減価償却費等の増加、前年にシロキ工業株式会社との株式交換差益があったことなどによる減益要因があるものの、売上増加や為替差益等により、営業利益は前年同四半期(1,622億円)に比べ14.4%増1,856億円、税引前四半期利益は前年同四半期(1,729億円)に比べ16.2%増2,009億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期(946億円)に比べ1.9%増964億円となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりです。

 

① アイシン精機グループ

 売上収益については、前年同四半期(12,000億円)に比べ8.7%増13,048億円となりました。営業利益は前年同四半期(623億円)に比べ13.7%減537億円となりました。

 

② アイシン高丘グループ

 売上収益については、前年同四半期(2,020億円)に比べ7.8%増2,177億円となりました。営業利益は前年同四半期(88億円)に比べ3.2%減85億円となりました。

 

③ アイシン・エィ・ダブリュグループ

 売上収益については、前年同四半期(10,439億円)に比べ14.5%増11,950億円となりました。営業利益は前年同四半期(867億円)に比べ23.1%増1,068億円となりました。

 

④ アドヴィックスグループ

 売上収益については、前年同四半期(4,067億円)に比べ6.9%増4,347億円となりました。営業利益は前年同四半期(1億円)に比べ大幅に増加し、87億円となりました。

 

⑤ その他

 売上収益については、前年同四半期(1,495億円)に比べ8.6%増1,624億円となりました。営業利益は前年同四半期(24億円)に比べ大幅に増加し、79億円となりました。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、営業活動により1,890億円の増加、投資活動により1,550億円の減少、財務活動により615億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により84億円の増加の結果、当第3四半期連結会計期間末には3,755億円となり、前連結会計年度末(3,945億円)に比べ190億円4.8%)の減少となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、前年同四半期(2,841億円)に比べ950億円33.5%)減少し、1,890億円となりました。これは、税引前四半期利益が279億円増加したものの、営業債務及びその他の債務の増減額が1,216億円減少したことなどによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、前年同四半期(1,685億円)に比べ135億円8.0%)減少し、1,550億円となりました。これは、前年同四半期に連結範囲の変更に伴う子会社株式の取得による収入が175億円あり、定期預金等の増減額が100億円増加したものの、有形固定資産の取得による支出が229億円減少したことや、無形資産の取得による支出が93億円減少したことなどによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、前年同四半期(376億円)に比べ238億円63.2%)増加し、615億円となりました。これは、借入とその返済による収支が273億円増加したものの、配当金の支払額が168億円増加したことに加え、自己株式の取得による支出が132億円増加したことや、社債の発行による収入が100億円減少したことなどによります。

 

 

(3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、1,341億円です。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。