第2 【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間の売上収益については、中国市場は回復傾向にあるものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響等により、前年同四半期(1兆9,137億円)に比べ23.9%減1兆4,559億円となりました。

 利益については、新型コロナウイルス感染拡大の影響による売上の大幅な減少等により、営業損失は385億円(前年同四半期営業利益534億円)、税引前四半期損失は313億円(前年同四半期税引前四半期利益544億円)、親会社の所有者に帰属する四半期損失は194億円(前年同四半期親会社の所有者に帰属する四半期利益303億円)となりました。

 また、当第2四半期連結会計期間末の資産については、前連結会計年度末(3兆9,926億円)に比べ7.7%減の3兆6,861億円となりました。負債については、前連結会計年度末(2兆1,969億円)に比べ0.3%増の2兆2,038億円となりました。資本については、前連結会計年度末(1兆7,956億円)に比べ17.5%減の1兆4,823億円となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりです。

 

① アイシン精機グループ

 売上収益については、前年同四半期(8,613億円)に比べ24.4%減6,514億円となりました。利益については、61億円の営業損失(前年同四半期営業利益301億円)となりました。

 

② アイシン高丘グループ

 売上収益については、前年同四半期(1,618億円)に比べ28.8%減1,151億円となりました。利益については、26億円の営業損失(前年同四半期営業利益50億円)となりました。

 

③ アイシン・エィ・ダブリュグループ

 売上収益については、前年同四半期8,022億円)に比べ22.7%減6,204億円となりました。利益については、167億円の営業損失(前年同四半期営業利益180億円)となりました。

 

④ アドヴィックスグループ

 売上収益については、前年同四半期2,972億円)に比べ23.7%減2,269億円となりました。利益については、132億円の営業損失(前年同四半期営業損失7億円)となりました。

 

⑤ その他

 売上収益については、前年同四半期339億円)に比べ29.1%減240億円となりました。利益については、3億円の営業損失(前年同四半期営業利益13億円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、営業活動により454億円の増加、投資活動により681億円の減少、財務活動により2,575億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により15億円の増加の結果、当第2四半期連結会計期間末には3,965億円となり、前連結会計年度末(6,751億円)に比べ2,786億円(41.3%)減少となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動により得られた資金は、前年同四半期(1,313億円)に比べ859億円65.4%)減少し454億円となりました。これは、棚卸資産の増減額が485億円減少したものの、税引前四半期利益が857億円減少し、営業債権及びその他の債権の増減額が554億円増加したことなどによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動により使用した資金は、前年同四半期(1,377億円)に比べ695億円50.5%)減少し681億円となりました。これは、有形固定資産の取得による支出が579億円減少したことや、定期預金等の増減額が107億円減少したことなどによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動により使用した資金は、前年同四半期(23億円)に比べ2,551億円と大幅に増加し、2,575億円となりました。これは、借入とその返済による収支が279億円増加したものの、子会社の自己株式取得による支出が2,969億円増加したことなどによります。

 

(3) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は921億円です。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4) 設備の新設、除却等の計画

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前連結会計年度末時点で未定としておりました設備の新設、除却等の計画について、当第2四半期連結会計期間末において、以下のとおりです。

 当連結会計年度の設備投資計画(新設・拡充)は210,000百万円であり、セグメントごとの内訳は次のとおりです。

 

セグメントの名称

投資予定額

(百万円)

主な設備投資の内容

アイシン精機グループ

77,000

ボディ関連製造設備、エンジン関連製造設備等

アイシン高丘グループ

21,700

鋳造設備等

アイシン・エィ・ダブリュグループ

84,000

ドライブトレイン関連製造設備等

アドヴィックスグループ

30,000

ブレーキ及びシャシー関連製造設備等

その他

3,800

摩擦材製造設備等

セグメント間取引消去

△6,500

合計

210,000

 (注1)所要資金については、自己資金、借入金により充当する予定です。

 (注2)経常的な設備の更新に伴う除却等を除き、生産能力に相当程度影響を及ぼす除却等の計画はありません。

 

(5) 経営成績に重要な影響を与える要因

 新型コロナウイルス感染症の世界経済への影響規模やまん延の終結の時期等については、依然として見通しが難しい状況が続いており、今後の経過によっては当社グループの財政状態及び経営成績等に大きな悪影響を及ぼす可能性があります。

 当第2四半期連結会計期間末における当社グループの連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定については、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 2.作成の基礎 (4)重要な会計上の判断、見積り及び仮定」に記載のとおりです。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。