当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の売上収益については、半導体不足による車両減産影響があったものの、パワートレインユニット販売台数の増加や為替影響等により、前年同四半期(2兆5,044億円)に比べ14.5%増の2兆8,683億円となりました。利益については、原材料価格高騰の影響を受けたものの、売上収益の回復に加え、生産量変動への対応強化や構造改革の効果に加え、円安の影響により、営業利益は前年同四半期(493億円)に比べ181.8%増の1,391億円、税引前四半期利益は前年同四半期(635億円)に比べ154.3%増の1,616億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期(390億円)に比べ155.5%増の998億円となりました。
また、当第3四半期連結会計期間末の資産については、前連結会計年度末(4兆271億円)に比べ0.2%減の4兆202億円となりました。負債については、前連結会計年度末(2兆2,684億円)に比べ6.8%減の2兆1,139億円となりました。これらは、当社とアイシン・エィ・ダブリュ株式会社の経営統合に伴い、繰延税金資産と繰延税金負債を相殺したこと等によります。資本については、有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末(1兆7,586億円)に比べ8.4%増の1兆9,063億円となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりです。
① 日本
売上収益については、パワートレインユニット販売台数の増加等により、前年同四半期(1兆8,159億円)に比べ16.1%増の2兆1,083億円となりました。利益については、原材料価格高騰の影響を受けたものの、売上収益の回復に加え、生産量変動への対応強化や構造改革の効果により、営業利益は前年同四半期(157億円)に比べ482.4%増の918億円となりました。
② 北米
売上収益については、得意先の生産台数の増加等により、前年同四半期(3,733億円)に比べ15.9%増の4,328億円となりました。利益については、売上収益の回復があったものの、海外輸送コンテナ不足や原材料価格高騰等の影響により、営業損失は116億円(前年同四半期営業損失56億円)となりました。
③ 欧州
売上収益については、得意先の生産台数の増加等により、前年同四半期(2,382億円)に比べ4.6%増の2,491億円となりました。利益については、売上収益の回復があったものの、販売管理費の増加等により、営業利益は前年同四半期(31億円)に比べ3.5%減の30億円となりました。
④ 中国
売上収益については、為替影響等により、前年同四半期(2,992億円)に比べ12.0%増の3,351億円となりました。利益については、減価償却費及び生産準備費用の増加等により、営業利益は前年同四半期(343億円)に比べ14.9%減の292億円となりました。
⑤ その他
売上収益については、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた前年同四半期(1,857億円)に比べ49.2%増の2,770億円となりました。利益については、売上収益の大幅な回復等により、営業利益は前年同四半期(20億円)に比べ大幅に増加し311億円となりました。
(注)第1四半期連結会計期間より、セグメント区分を会社の所属する国又は地域別に変更しています。
なお、各セグメントの売上収益の金額は、外部顧客への売上収益に加え、セグメント間の内部売上収益も含めた金額としています。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、営業活動により1,112億円の増加、投資活動により1,494億円の減少、財務活動により958億円の減少、現金及び現金同等物に係る換算差額により37億円の増加の結果、当第3四半期連結会計期間末には3,898億円となり、前連結会計年度末(5,200億円)に比べ1,301億円(25.0%)減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前年同四半期(1,957億円)に比べ845億円(43.2%)減少し、1,112億円となりました。これは、税引前四半期利益が980億円増加し、営業債権及びその他の債権の増減額が965億円減少したことにより資金の増加があったものの、棚卸資産の増減額が1,484億円増加し、営業債務及びその他の債務の増減額が566億円減少したことにより資金の減少があったことなどによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、前年同四半期(1,052億円)に比べ441億円(41.9%)増加し、1,494億円となりました。これは、定期預金等の増減額が357億円増加したことにより使用した資金の増加があったことなどによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、前年同四半期(2,732億円)に比べ1,774億円(64.9%)減少し、958億円となりました。これは、借入金とその返済による収支が1,027億円減少したことにより使用した資金の増加があったものの、前期は子会社の自己株式取得に伴う支出2,969億円による資金の減少があったことなどによります。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は、1,423億円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。