なお、重要事象等は存在しておりません。
当第1四半期連結累計期間においては、お客様の省力化・省人化ニーズに合った製品・サービスや工場全体の生産効率を高めるスマート工場などを提案するソリューション営業活動を推進する一方で、取引採算の見直しを含め収益性を重視した販売活動を展開したこともあり、売上高は237億1千7百万円(対前年同期比8.5%減)となりました。
利益面につきましては、売上減少の影響はあったものの、上述の販売施策やコストダウンなどによる利益率改善及び経費削減の効果などにより、営業利益は21億3千8百万円(対前年同期比47.0%増)となりました。また、前第1四半期連結累計期間で大きく発生した外貨建債権の評価替えに伴う為替差損が縮小したことなどから、経常利益は22億4千1百万円(対前年同期比169.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15億2千7百万円(対前年同期比134.8%増)となりました。
(主なセグメント別の概況)
当社は、今後の環境変化に対応し、持続的に高い収益を上げることができる事業構造を構築するため、当第1四半期連結累計期間より経営の枠組みを変更いたしました。これに伴い、従来の「縫製機器事業」「産業装置事業」の2つのセグメントから、システム分野を含めたソリューション展開を強化するため、新たに「縫製機器&システム事業」と「産業機器&システム事業」の2つのセグメントに再編しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。
①縫製機器&システム事業
市場別では欧米での売上は堅調であったものの、アジア市場における一部地域での売上が伸び悩んだこと、製品別ではカーシート向けなどノンアパレル分野での売上が拡大したものの、アパレル市場向けの売上が減少したことなどから、縫製機器&システム事業全体の売上高は159億8千9百万円(対前年同期比11.8%減)となりました。利益面においては、上記の販売活動の展開やコストダウン効果などにより収益性が改善したことなどから、セグメント利益(経常損益)は18億1千5百万円(対前年同期比12.9%増)となりました。
②産業機器&システム事業
市場別では最大の市場である中国での売上が堅調であったこと、製品別ではスマートファクトリー提案で展開する省力化装置やカスタマービジネスでのパーツ販売、受託加工等のグループ事業の売上が伸びたことなどから、産業機器&システム事業全体の売上高は前年並みの76億4千4百万円(対前年同期比0.7%減)となりました。利益面においては、利益率の改善やこれまで進めてきた構造改革による費用削減効果が出てきたことなどから、セグメント利益(経常損益)は5億9千3百万円(前年同期は1億5千4百万円の損失)と大きく改善いたしました。今後は売上を拡大することで収益をより一層改善してまいります。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、売上債権が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ1億6百万円減少して1,112億5千8百万円となりました。負債は、長期借入金が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ4億5千4百万円減少して833億2千8百万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べ3億4千7百万円増加して279億3千万円となりました。これらの結果により、自己資本比率は24.6%となり、前連結会計年度末に比べて0.3ポイント増加しました。
当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、9億3千9百万円であります。