第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間においては、お客様の省力化・省人化ニーズに合った製品・サービスや工場全体の生産効率を高めるスマートファクトリーなどを提案するソリューション営業活動を推進するとともに、取引採算の見直しを含め収益性を重視した販売活動を展開したことから、売上高は742億2千8百万円(対前年同期比1.3%増)となりました。

利益面につきましては、上述の販売施策やコストダウンなどによる利益率の改善や経費削減の効果などにより、営業利益は55億7千1百万円(対前年同期比100.7%増)となりました。また、前連結累計期間で大きく発生した外貨建債権の評価替えに伴う為替差損が縮小したことなどから、経常利益は53億9千1百万円(対前年同期比312.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は37億7千1百万円(前年同期は1億1千万円の利益)となりました。

 

(主なセグメント別の概況)

当社は、今後の環境変化に対応し、持続的に高い収益を上げることができる事業構造を構築するため、第1四半期連結累計期間より経営の枠組みを変更いたしました。これに伴い、従来の「縫製機器事業」「産業装置事業」の2つのセグメントから、システム分野を含めたソリューション展開を強化するため、新たに「縫製機器&システム事業」と「産業機器&システム事業」の2つのセグメントに再編しております。

なお、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しております。

① 縫製機器&システム事業

市場別では欧米・中国での売上が堅調に推移したものの、アジア市場における一部地域での売上が伸び悩んでいること、製品別ではノンアパレルの分野での売上は堅調であったものの、アパレル市場向けの売上が減少したことで、縫製機器&システム事業全体の売上高は495億1千2百万円(対前年同期比4.5%減)となりました。利益面においては、前述の販売活動の展開やコストダウン効果などにより収益性が改善したことなどからセグメント利益(経常損益)は41億1千3百万円(対前年同期比26.9%増)となりました。

 

② 産業機器&システム事業

市場別では最大の市場である中国をはじめとして設備投資需要の拡大に支えられて売上が堅調であったこと、製品別では新型マウンタやスマートファクトリー提案で展開する省力化装置、受託加工等のグループ事業の売上が伸びたことなどから、産業機器&システム事業全体の売上高は244億7千1百万円(対前年同期比15.4%増)となりました。利益面においては、新製品の販売増による利益率の改善やこれまで進めてきた構造改革による費用削減効果などにより、セグメント利益(経常損益)は18億3千9百万円(前年同期は3億6千2百万円の損失)と大きく改善いたしました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ6億7千2百万円減少して1,106億9千2百万円となりました。負債は、短期及び長期借入金が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ40億1百万円減少して797億8千万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べ33億2千9百万円増加して309億1千1百万円となりました。

これらの結果により、自己資本比率は27.4%となり、前連結会計年度末に比べて3.2ポイント増加しました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、35億4千万円であります。