第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間においては、お客様の省力化・省人化ニーズに合った製品・サービスや工場全体の生産効率を高めるスマート工場などを提案するソリューション営業活動に取り組むとともに、将来に亘る磐石な顧客基盤の構築のため、アジア市場を中心としたミドルマーケットでの攻略を推進してまいりました。その結果、電子部品の供給不足などによる一部の生産遅延の影響はあるものの、アジアおよび中国の活発な設備投資需要を着実に取り込むことが出来たことにより、売上高は817億3百万円(対前年同期比10.1%増)となりました。

利益面につきましては、ミドルマーケットの市場攻略費用や先端開発費用の増加はあったものの、全般的には売上が増加したことで、営業利益は62億2千1百万円(対前年同期比11.7%増)となりました。また、営業外においては、債権の評価替による為替差損が増加したことなどから、経常利益は56億3百万円(対前年同期比3.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は36億4千5百万円(対前年同期比3.4%減)となりました。

 

(主なセグメント別の概況)

① 縫製機器&システム事業

市場別では中国などのハイエンド分野での売上は堅調に推移し、また、アジア市場におけるミドルマーケットでの売上も前年同期より増加してきていることから、縫製機器&システム事業全体の売上高は537億6千9百万円(対前年同期比8.6%増)となりました。利益面においては、売上増の影響がある一方で、ミドルマーケットでの市場攻略費用を投下したことなどから、セグメント利益(経常利益)は36億7千2百万円(対前年同期比10.7%減)となりました。

 

② 産業機器&システム事業

産業装置では最大の市場である中国やアジアにおける設備投資需要が旺盛であるなか、新型マウンタやスマートファクトリー提案で展開する省力化装置などの売上が増加し、また、受託加工等のグループ事業でも顧客開拓が進んでまいりました。しかしながら、生産遅延により一部の需要に応えられなかったこともあり、産業機器&システム事業全体の売上高は277億2千9百万円(対前年同期比13.3%増)となりました。利益面においては、新製品の販売増による利益率の改善もあり、セグメント利益(経常利益)は27億1千9百万円(対前年同期比47.8%増)となりました。

 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金やたな卸資産が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ76億1千6百万円増加して1,181億7千1百万円となりました。負債は、支払手形及び買掛金や未払法人税等などが増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ55億8千5百万円増加して827億9千7百万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加などにより前連結会計年度末に比べ20億3千万円増加して353億7千4百万円となりました。

これらの結果により、自己資本比率は29.4%となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、42億5千6百万円であります。