第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第1四半期における事業環境は、米国経済が安定的に成長する一方で、中国における景気減速懸念、米中貿易摩擦や、英国のEU離脱問題などにより、世界経済は不安定さを増してきております。

一方、AI、IoT、クラウド等への関心が高まるなど、技術革新の動きはますます加速しており、デジタル化、システム化の活用等、スマートカンパニー・ファクトリーへのお客様の投資ニーズも高まっております。

このような環境認識のもと、当第1四半期連結累計期間においては、中期経営計画「Value up 2022」のビジョンである「お客様に選ばれる高品質な製品・サービスを提供しつづける企業」を目指し、“モノづくり”から“コトづくり”企業への転換を図ってきております。具体的には、お客様の省力化・省人化ニーズに合った製品・サービスの提供や工場全体の生産効率を高めるスマート工場などを提案するソリューション営業活動を推進するとともに、アジア市場を中心としたミドルマーケット開拓等による将来に亘る磐石な顧客基盤の構築、グループ事業等将来を見据えたビジネスカテゴリーの創出に取り組んでおります。

その結果、上記事業環境により中国など一部地域での売上は伸び悩みましたが、売上高は257億5千3百万円(対前年比0.4%増)となりました。

利益面につきましては、コストダウン等により収益率の改善を図り、営業利益は13億4千9百万円(対前年比8.7%増)、経常利益は11億3百万円(対前年比16.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億2千7百万円(対前年比55.2%増)となりました。

 

(主なセグメント別の概況)

①縫製機器&システム事業

市場別では、中国など一部地域での売上が伸び悩みましたが、アジアにおけるミドルマーケットやノンアパレルでの売上が堅調に推移したことなどから、縫製機器&システム事業全体の売上高は170億8千3百万円(対前年比0.1%増)となりました。一方、利益面においては、コストダウン等により利益率が向上し、セグメント利益(経常利益)は7億9千5百万円(対前年比43.6%増)となりました。

 

②産業機器&システム事業

産業装置では、中国での売上は伸び悩みましたが、新型マウンタやスマートファクトリー提案で展開する省力化装置等の売上が増加し、また、受託加工等のグループ事業でも顧客開拓が堅調に進んだことにより、産業機器&システム事業全体の売上高は86億7百万円(対前年比1.2%増)となりました。利益面においては、ソリューション強化のための体制強化・開発費の増加等により、セグメント利益(経常利益)は6億7千9百万円(対前年比17.7%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、たな卸資産が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ3億2千9百万円増加して1,194億5千万円となりました。負債は、短期借入金が増加したことなどにより前連結会計年度末に比べ3億1千7百万円増加して821億9千7百万円となりました。純資産は、為替換算調整勘定のマイナスが減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ1千1百万円増加して372億5千2百万円となりました。これらの結果により、自己資本比率は30.6%となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、13億6千6百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。