第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

  ① 経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間の当社グループをとり巻く環境は、中国経済の拡大や日本や欧米などの先進国経済

の持ち直しなどにより、総じて緩やかな回復基調にあります。一方で、新型コロナウイルス感染症の再拡大への

懸念や世界的な半導体不足、米中問題の長期化など、依然として先行き不透明な状況が継続しております。

 このような状況のもと、当社グループは、ロボット事業を核に、工具、工作機械、ベアリング、油圧機器、

そして特殊鋼事業をあわせ持つ総合機械メーカーとしての特長を活かし、ユーザーのものづくりに寄与する新商

品の開発や技術提案などにより、受注・売上の拡大にとり組んでまいりました。また、収益の改善に向けて、

需要の変動に柔軟に対応する生産体制の再構築、合理化などを進めてまいりました。

 当第2四半期連結累計期間においては、設備関連の需要はいまだ低水準であるものの、自動車や建設機械分野

を中心とした需要の回復を受け、連結売上高は、1,120億47百万円(前年同期比8.0%増)、このうち、国内売上高

は573億85百万円(同1.7%増)、海外売上高は546億61百万円(同15.4%増)となりました。利益面につきましては、

売上・生産の増加による操業度の改善に加え、昨年来実施してきた合理化や内製化による生産性の向上や、業務

の効率化による販売費・一般管理費の縮減など、トータルコストダウンの効果を取り込み、営業利益は64億35百

万円(同2.4倍)、経常利益は65億5百万円(同4倍)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は44億74百万円(同

10倍)となりました。

 

 セグメントの経営成績につきましては、次のとおりであります。

 機械工具事業では、中国など一部地域で需要拡大の動きがあるものの、設備投資の抑制などにより、売上高は

前年同期並みの355億44百万円(前年同期比0.2%減)となりましたが、営業利益は合理化や経費削減により17億89

百万円(同54.1%増)となりました。

 部品事業では、自動車・建設機械分野をはじめとした需要が回復し、売上高は704億96百万円(前年同期15.6%

増)となり、合理化・内製化による生産性の向上などのコストダウン効果で営業利益は46億51百万円(同4.6倍)と

なりました。

 その他の事業では、特殊鋼需要の低迷などにより、売上高は60億6百万円(前年同期比16.9%減)となり、営業損

失は45百万円(前年同期は4億11百万円の利益)となりました。

 

  ② 財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、3,053億35百万円となり、前連結会計年度末に比べ122億75百万円増加しました。主として、受取手形及び売掛金が83億60百万円、たな卸資産が17億27百万円、投資有価証券が22億

74百万円増加しております。

 負債合計は、1,745億74百万円となり、前連結会計年度末に比べ57億73百万円増加しました。主として、支払手形及び買掛金が99億55百万円、コマーシャル・ペーパーが50億円、未払法人税等が11億92百万円、流動負債のその他に含まれる未払費用が37億19百万円増加し、借入金が159億89百万円減少しております。なお、当社は調達手段の多様化と支払金利の抑制を目的として、第1四半期連結会計期間にコマーシャル・ペーパーを50億円発行しております。

 純資産合計は、1,307億61百万円となり、前連結会計年度末に比べ65億2百万円増加しました。主として、利益剰余金が32億33百万円、その他有価証券評価差額金が16億80百万円、為替換算調整勘定が41億82百万円増加し、また、自己株式が30億21百万円増加しております。

 

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況につきましては、営業活動により獲得した現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は206億98百万円(前年同期比140億20百万円増)となりました。これは、主として、税金等調整前四半期純利益67億41百万円、減価償却費83億16百万円、仕入債務の増加81億23百万円などにより資金が増加し、売上債権の増加59億26百万円、法人税等の支払額11億73百万円などにより資金が減少したことによるものであります。

 投資活動により使用した資金は55億64百万円(前年同期比15億74百万円減)となりました。これは、主として有形固定資産の取得による支出であり、前年同期に比べ設備投資が減少しております。

 財務活動により使用した資金は165億円(前年同期は214億93百万円の獲得)となりました。これは、主として借入金の純減額167億9百万円、自己株式の取得による支出32億93百万円により資金が減少し、コマーシャル・ペーパーの発行50億円により資金が増加したことによるものであります。

 これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の資金の残高は385億68百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億68百万円の減少となりました。

 

(3)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)会社の財務および事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針

 当第2四半期連結累計期間において、会社の財務および事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、27億78百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

      当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。