第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表及び連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

 また、当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下、「連結財務諸表規則」)第93条の規定により、国際会計基準(以下、「IFRS」)に準拠して作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2018年4月1日から2018年6月30日まで)及び第1四半期連結累計期間(2018年4月1日から2018年6月30日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による四半期レビューを受けております。

 また、前連結会計年度(2017年4月1日から2018年3月31日まで)に係る連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備について

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組み及びIFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っております。その内容は次のとおりであります。

(1)会計基準等の内容を適切に把握し、又は会計基準等の変更等について的確に対応できる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構に加入し、同機構及び監査法人等が主催するセミナー等に参加する等を行っております。

 

(2)IFRSの適用については、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っております。また、IFRSに基づく適正な連結財務諸表を作成するために、IFRSに準拠したグループ会計方針及び会計指針を作成し、それらに基づいて会計処理を行っております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前連結会計年度

(2018年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

88,777

 

83,247

営業債権及びその他の債権

 

160,350

 

152,911

棚卸資産

 

150,774

 

169,074

その他の金融資産

10

21,818

 

20,656

その他の流動資産

 

9,018

 

16,156

流動資産 合計

 

430,737

 

442,044

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

224,016

 

233,368

のれん

 

8,509

 

8,435

無形資産

 

9,997

 

9,884

その他の金融資産

10

16,546

 

15,235

繰延税金資産

 

13,505

 

14,066

その他の非流動資産

 

248

 

167

非流動資産 合計

 

272,821

 

281,155

資産 合計

 

703,558

 

723,199

 

 

(単位:百万円)

 

 

注記

前連結会計年度

(2018年3月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

107,027

 

123,890

社債及び借入金

10

80,738

 

79,931

その他の金融負債

10

1,748

 

7,133

未払法人所得税等

 

7,458

 

6,304

引当金

 

391

 

177

その他の流動負債

 

42,230

 

37,000

流動負債 合計

 

239,592

 

254,435

非流動負債

 

 

 

 

社債及び借入金

10

75,733

 

76,163

その他の金融負債

10

5,393

 

5,356

退職給付に係る負債

 

16,092

 

15,771

引当金

 

411

 

446

繰延税金負債

 

1,709

 

1,946

その他の非流動負債

 

1,407

 

1,383

非流動負債 合計

 

100,745

 

101,065

負債 合計

 

340,337

 

355,500

資本

 

 

 

 

資本金

 

68,259

 

68,259

資本剰余金

 

134,615

 

134,829

自己株式

 

△9,496

 

△9,444

利益剰余金

7

154,778

 

160,212

その他の資本の構成要素

 

7,935

 

6,482

親会社の所有者に帰属する持分 合計

 

356,091

 

360,338

非支配持分

 

7,130

 

7,361

資本 合計

 

363,221

 

367,699

負債及び資本合計

 

703,558

 

723,199

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

売上高

3,6,9

195,069

 

213,038

売上原価

 

155,366

 

175,663

売上総利益

 

39,703

 

37,375

販売費及び一般管理費

 

23,378

 

23,499

その他の収益

 

510

 

500

その他の費用

 

137

 

85

営業利益

6

16,698

 

14,291

金融収益

 

405

 

390

金融費用

 

927

 

511

税引前四半期利益

 

16,176

 

14,170

法人所得税費用

 

3,572

 

3,182

四半期利益

 

12,604

 

10,988

 

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

12,603

 

10,886

非支配持分

 

1

 

102

四半期利益

 

12,604

 

10,988

 

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

8

29.77

 

25.95

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

8

29.12

 

25.40

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

(単位:百万円)

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

四半期利益

 

12,604

 

10,988

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

 

561

 

△510

純損益に振り替えられる可能性がある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

3,634

 

△398

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

10

 

△416

税引後その他の包括利益

 

4,205

 

△1,324

四半期包括利益

 

16,809

 

9,664

 

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

16,680

 

9,433

非支配持分

 

129

 

231

四半期包括利益

 

16,809

 

9,664

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

2017年4月1日 残高

 

68,259

 

140,731

 

△1,345

 

112,638

 

313

 

968

四半期利益

 

 

 

 

12,603

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

3,506

 

10

四半期包括利益

 

 

 

 

12,603

 

3,506

 

10

自己株式の取得

 

 

 

△8

 

 

 

自己株式の処分

 

 

158

 

39

 

 

 

配当金

7

 

 

 

△2,963

 

 

株式報酬取引

 

 

△5

 

5

 

 

 

所有者との取引額等合計

 

 

153

 

36

 

△2,963

 

 

2017年6月30日 残高

 

68,259

 

140,884

 

△1,309

 

122,278

 

3,819

 

978

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

非支配持分

 

資本 合計

その他の資本の構成要素

 

合計

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

 

合計

 

 

 

2017年4月1日 残高

 

2,755

 

4,036

 

324,319

 

5,029

 

329,348

四半期利益

 

 

 

12,603

 

1

 

12,604

その他の包括利益

 

561

 

4,077

 

4,077

 

128

 

4,205

四半期包括利益

 

561

 

4,077

 

16,680

 

129

 

16,809

自己株式の取得

 

 

 

△8

 

 

△8

自己株式の処分

 

 

 

197

 

 

197

配当金

7

 

 

△2,963

 

 

△2,963

株式報酬取引

 

 

 

0

 

 

0

所有者との取引額等合計

 

 

 

△2,774

 

 

△2,774

2017年6月30日 残高

 

3,316

 

8,113

 

338,225

 

5,158

 

343,383

 

 

(単位:百万円)

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

2018年4月1日 残高

 

68,259

 

134,615

 

△9,496

 

154,778

 

4,280

 

99

四半期利益

 

 

 

 

10,886

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

△527

 

△416

四半期包括利益

 

 

 

 

10,886

 

△527

 

△416

自己株式の取得

 

 

 

△1

 

 

 

自己株式の処分

 

 

227

 

40

 

 

 

配当金

7

 

 

 

△5,452

 

 

株式報酬取引

 

 

△13

 

13

 

 

 

所有者との取引額等合計

 

 

214

 

52

 

△5,452

 

 

2018年6月30日 残高

 

68,259

 

134,829

 

△9,444

 

160,212

 

3,753

 

△317

 

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

非支配持分

 

資本 合計

その他の資本の構成要素

 

合計

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

 

合計

 

 

 

2018年4月1日 残高

 

3,556

 

7,935

 

356,091

 

7,130

 

363,221

四半期利益

 

 

 

10,886

 

102

 

10,988

その他の包括利益

 

△510

 

△1,453

 

△1,453

 

129

 

△1,324

四半期包括利益

 

△510

 

△1,453

 

9,433

 

231

 

9,664

自己株式の取得

 

 

 

△1

 

 

△1

自己株式の処分

 

 

 

267

 

 

267

配当金

7

 

 

△5,452

 

 

△5,452

株式報酬取引

 

 

 

0

 

 

0

所有者との取引額等合計

 

 

 

△5,186

 

 

△5,186

2018年6月30日 残高

 

3,046

 

6,482

 

360,338

 

7,361

 

367,699

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前四半期利益

 

16,176

 

14,170

減価償却費及び償却費

 

7,295

 

7,754

株式報酬費用

 

877

 

△472

受取利息及び受取配当金

 

△347

 

△346

支払利息

 

644

 

242

固定資産除売却損益(△は益)

 

△13

 

△25

営業債権及びその他の債権の増減額

(△は増加)

 

3,374

 

8,584

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

△11,918

 

△18,307

営業債務及びその他の債務の増減額

(△は減少)

 

18,347

 

12,610

その他

 

△4,375

 

△5,374

小計

 

30,060

 

18,836

利息の受取額

 

231

 

259

配当金の受取額

 

93

 

85

利息の支払額

 

△210

 

△312

法人所得税の支払額

 

△1,354

 

△3,961

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

28,820

 

14,907

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

定期預金の増減額(△は増加)

 

△519

 

119

有形固定資産の取得による支出

 

△8,361

 

△14,888

有形固定資産の売却による収入

 

334

 

290

無形資産の取得による支出

 

△219

 

△267

有価証券の取得による支出

 

△67

 

△389

有価証券の売却及び償還による収入

 

106

 

319

その他

 

38

 

62

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△8,688

 

△14,754

 

 

(単位:百万円)

 

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入金の増減額(△は減少)

 

△922

 

1,235

長期借入れによる収入

 

 

1,100

長期借入金の返済による支出

 

△699

 

△2,700

自己株式の処分による収入

 

197

 

267

自己株式の取得による支出

 

△8

 

△1

配当金の支払額

7

△2,963

 

△5,452

その他

 

△29

 

△16

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△4,424

 

△5,567

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

638

 

△116

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

16,346

 

△5,530

現金及び現金同等物の期首残高

 

78,950

 

88,777

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

95,296

 

83,247

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 ミネベアミツミ株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する株式会社であります。

 当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)は機械加工品、電子機器及びミツミ事業に係る製品の製造及び販売等を行っております。各製品の詳細については、注記「6.セグメント情報」を参照ください。

 製品の製造は、当社及び国内子会社並びに中国、タイ、フィリピン、マレーシア、カンボジア、韓国、シンガポールなどのアジア、米国、欧州の各国に所在する子会社が各製造品目を担当しております。

 製品の販売は、国内においては主に当社及び国内子会社より直接販売を行っております。海外においては、中国、タイ、韓国などのアジア、米国、欧州の各国に所在する子会社及び当社の支店を通じて行っております。

 本要約四半期連結財務諸表は、2018年8月3日に取締役会によって承認されております。

 

2.作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

 

(2)測定の基礎

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

 

3.重要な会計方針

 当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に係る会計方針と同一であります。詳細は、「3 国際会計基準による前連結会計年度に係る連結財務諸表」をご参照ください。

 なお、要約四半期連結財務諸表に係る法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定しております。

 

新会計基準の適用

 当社グループは、当第1四半期連結会計期間より以下の基準を適用しております。

 

IFRS

新設・改訂の概要

IFRS第15号

顧客との契約から生じる収益

収益認識に関する会計処理の改訂

 

 当社グループは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下、「IFRS第15号」)を当第1四半期連結会計期間から適用しております。

 

 収益認識

 当社グループは、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益等を除く顧客との契約について、以下の5ステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

 ステップ1:顧客との契約を識別する。

 ステップ2:契約における履行義務を識別する。

 ステップ3:取引価格を算定する。

 ステップ4:取引価格を契約における履行義務に分配する。

 ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。

 

 IFRS第15号の適用にあたっては、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。この適用による当社グループの業績及び財政状態に及ぼす影響は軽微であります。

 

4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定

 要約四半期連結財務諸表の作成は、マネジメントによる決算日における資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与える判断、見積り及び仮定を必要としております。それらの判断、見積り及びその基礎となる仮定は、過去の経験や当社グループに財務的影響を与えうる将来の事象の予想を含めた、係る状況下で合理的と考えられるその他の要素を考慮し、継続して見直されます。実際の結果は、それらの見積りと異なる場合があります。

 これらの仮定及び見積りに関する不確実性により重要な修正が必要となる重大なリスクを負っている項目は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

5.未適用の新基準書

 要約四半期連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた新基準書及び新解釈指針のうち、当社グループが早期適用していない主なものは、次のとおりであります。

 これらの適用による影響は、本要約四半期連結財務諸表の作成時において評価中です。

基準書

基準名

強制適用時期

(以降開始年度)

当社グループ

適用時期

新設・改訂の概要

IFRS第16号

リース

2019年1月1日

2020年3月期

リース会計に関する改訂

IFRIC第23号

法人所得税の処理

に関する不確実性

2019年1月1日

2020年3月期

法人所得税の会計処理に不確実性を反映する方法を明確化

 

6.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会において、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。

 当社は、超精密機械加工部品を統括する機械加工品製造本部と小型モーター、電子機器部品、光学部品等の製品群を統括する電子機器製造本部並びに半導体デバイス、光デバイス、機構部品等を統括するミツミ事業本部が国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、「機械加工品事業」、「電子機器事業」及び「ミツミ事業」の3つを報告セグメントとしております。事業セグメントを集約した報告セグメントはありません。

 「機械加工品事業」は、ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び航空機用ねじが主な製品であります。「電子機器事業」は、電子デバイス(液晶用バックライト、センシングデバイス(計測機器)等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、エアームーバー(ファンモーター)、精密モーター及び特殊機器が主な製品であります。「ミツミ事業」は、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、高周波部品及び電源部品が主な製品であります。

 

(2)報告セグメントに関する情報

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要な会計方針」における記載と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益をベースとしております。

 セグメント間の売上高は市場価格、製造原価等を考慮した総合的な判断に基づく仕切価格により算定しております。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

40,759

104,808

49,332

170

195,069

セグメント間の売上高

2,782

1,455

286

267

△4,790

合計

43,541

106,263

49,618

437

△4,790

195,069

セグメント利益又は損失(△)

10,111

6,633

3,280

△171

△3,155

16,698

金融収益

405

金融費用

927

税引前四半期利益

16,176

 

当第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

連結

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

47,255

91,705

73,900

178

213,038

セグメント間の売上高

1,378

1,577

332

524

△3,811

合計

48,633

93,282

74,232

702

△3,811

213,038

セグメント利益又は損失(△)

11,701

1,885

3,007

△95

△2,207

14,291

金融収益

390

金融費用

511

税引前四半期利益

14,170

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自社製機械が主な製品であります。

2.調整額の内容は、次のとおりであります。

セグメント利益又は損失に係る調整額は、報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費等の全社費用(前第1四半期連結累計期間△3,155百万円、当第1四半期連結累計期間△2,207百万円)であります。

 

7.配当金

(1)配当金支払額

 

前第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2017年6月29日

定時株主総会

普通株式

2,963

7.00

2017年3月31日

2017年6月30日

 

当第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2018年6月28日

定時株主総会

普通株式

5,452

13.00

2018年3月31日

2018年6月29日

 

8.1株当たり利益

(1)基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益(円)

29.77

25.95

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

29.12

25.40

 

(2)基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益

 

 

親会社の所有者に帰属する四半期利益(百万円)

12,603

10,886

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円)

12,603

10,886

利益調整額

 

 

支払利息(税額相当額控除後)(百万円)

11

13

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(百万円)

12,614

10,899

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する期中平均普通株式数

 

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用する期中平均普通株式数(株)

423,407,308

419,430,599

転換社債型新株予約権付社債による希薄化性潜在普通株式の影響(株)

9,671,179

9,671,179

新株予約権による希薄化性潜在普通株式の影響(株)

54,967

33,896

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する期中平均普通株式数(株)

433,133,454

429,135,674

 

9.売上高

分解した収益とセグメント収益との関連

主要な製品ごとの売上高と関連するセグメントの情報は、次のとおりであります。

 なお、当社グループはIFRS第15号の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。したがって、前第1四半期連結累計期間については修正再表示をしておりません。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

ボールベアリング

25,380

ロッドエンドベアリング・ファスナー

7,485

ピボットアッセンブリー

7,894

モーター

44,065

エレクトロデバイス

51,645

センシングデバイス

8,294

ミツミ製品

49,332

その他

804

170

合計

40,759

104,808

49,332

170

 

当第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

ボールベアリング

30,446

ロッドエンドベアリング・ファスナー

8,943

ピボットアッセンブリー

7,866

モーター

47,023

エレクトロデバイス

34,531

センシングデバイス

9,114

ミツミ製品

73,900

その他

1,037

178

合計

47,255

91,705

73,900

178

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自社製機械が主な製品であります。

2.グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しております。

3.ミツミ製品には、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、高周波部品及び電源部品が含まれております。

 

10.金融商品

(1)金融商品の公正価値

 公正価値で測定する金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。

 

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)

レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

 公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。

 

① 金融商品の公正価値は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(2018年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

1年内返済予定の長期借入金

20,301

20,346

18,301

18,311

社債

14,720

15,081

14,728

15,089

転換社債型新株予約権付社債

19,754

19,836

19,773

19,853

長期借入金

41,259

41,297

41,662

41,650

 なお、社債及び借入金以外の金融資産及び金融負債に関しては、帳簿価額が公正価値に近似しているため、記載を省略しております。また、継続的に公正価値で測定する金融商品についても帳簿価額が公正価値と等しいため記載を省略しております。

 

(注)社債、転換社債型新株予約権付社債及び長期借入金の公正価値はレベル2に分類しております。

 

② 公正価値の算定方法

 社債及び借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。なお、変動金利借入金の公正価値については、金利が短期間で調整されており帳簿価額が公正価値に近似しているため、帳簿価額を用いております。

 

 

(2)金融商品の公正価値ヒエラルキー

① 金融商品の公正価値ヒエラルキー

 公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

債券

4,242

3

4,245

デリバティブ資産

1,102

1,102

その他

1,184

1,184

その他の包括利益を通じて公正価値で測定

する資本性金融商品

 

 

 

 

株式

4,487

5,254

9,741

合計

8,729

2,289

5,254

16,272

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

192

192

合計

192

192

 

当第1四半期連結会計期間(2018年6月30日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

債券

4,477

11

4,488

デリバティブ資産

390

390

その他

1,426

1,426

その他の包括利益を通じて公正価値で測定

する資本性金融商品

 

 

 

 

株式

4,308

4,731

9,039

合計

8,785

1,827

4,731

15,343

金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ負債

1,963

1,963

合計

1,963

1,963

 

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。

 

 債券のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、取引金融機関等から提示された価格に基づいて算定しているものはレベル2に分類しております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値は、取引金融機関から提示された価格等に基づき算定した金額で測定しており、レベル2に分類しております。

 また、純損益を通じて公正価値を測定し、レベル3に分類される金融資産はありません。

 

 株式のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、活発な市場が存在しない銘柄のうちインプットが観察不能な場合、主として類似会社比較法で公正価値を測定し、レベル3に分類しております。

 

 なお、重要な観察不能なインプットは主としてEBIT率とP/E率であり、公正価値はEBIT率とP/E率の上昇(低下)により増加(減少)します。

 

② 評価プロセス

 レベル3に分類した金融商品については、当社グループで定めた公正価値測定の評価方針及び手続に従い、経営管理・経理財務部門が対象となる金融商品の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。

 また、公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。

 

③ レベル3に分類された金融商品に関する定量的情報

 主な観察不能なインプットは次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2018年3月31日)

当第1四半期連結会計期間

(2018年6月30日)

EBIT率 (%)(注)1

10.2~14.9

10.3~13.4

P/E率  (倍)(注)2

26.6

23.3

 (注)1.EBIT率=企業価値/EBIT

EBIT=当期経常利益+支払利息-受取利息+法人税等

2.P/E率=株価/1株当たり当期利益

 

④レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

 レベル3に分類された金融商品の変動は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

金融資産

前第1四半期連結累計期間

(自 2017年4月1日

至 2017年6月30日)

当第1四半期連結累計期間

(自 2018年4月1日

至 2018年6月30日)

期首残高

4,425

5,254

利得及び損失合計

 

 

その他の包括利益 (注)

472

△523

売却

△98

期末残高

4,799

4,731

(注) その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点で保有するその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に関するものであります。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に含まれております。

 

2【その他】

  該当事項はありません。

 

3【国際会計基準による前連結会計年度に係る連結財務諸表】

(1)【連結財政状態計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(2018年3月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

8

78,950

 

88,777

営業債権及びその他の債権

9,35

165,441

 

160,350

棚卸資産

10

121,362

 

150,774

その他の金融資産

11,15,35

19,586

 

21,818

その他の流動資産

12

9,784

 

9,018

流動資産合計

 

395,123

 

430,737

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

13,18

204,421

 

224,016

のれん

14

4,760

 

8,509

無形資産

14

8,848

 

9,997

その他の金融資産

11,15,35

15,121

 

16,546

繰延税金資産

16

16,944

 

13,505

その他の非流動資産

12

370

 

248

非流動資産合計

 

250,464

 

272,821

資産合計

6

645,587

 

703,558

 

 

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(2018年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

17,35

94,979

 

107,027

社債及び借入金

18,35

67,577

 

80,738

その他の金融負債

19,35

2,676

 

1,748

未払法人所得税等

 

4,637

 

7,458

引当金

20

521

 

391

その他の流動負債

21,34

27,085

 

42,230

流動負債合計

 

197,475

 

239,592

非流動負債

 

 

 

 

社債及び借入金

18,35

95,264

 

75,733

その他の金融負債

19,35

658

 

5,393

退職給付に係る負債

22

16,183

 

16,092

引当金

20

423

 

411

繰延税金負債

16

1,001

 

1,709

その他の非流動負債

21,34

5,235

 

1,407

非流動負債合計

 

118,764

 

100,745

負債合計

 

316,239

 

340,337

資本

 

 

 

 

資本金

23

68,259

 

68,259

資本剰余金

23

140,731

 

134,615

自己株式

23

△1,345

 

△9,496

利益剰余金

23,24

112,638

 

154,778

その他の資本の構成要素

 

4,036

 

7,935

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

324,319

 

356,091

非支配持分

 

5,029

 

7,130

資本合計

 

329,348

 

363,221

負債及び資本合計

 

645,587

 

703,558

 

(2)【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】

【連結損益計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

売上高

6,25,35

633,991

 

881,413

売上原価

10,13,14,15,

22,26,27,37

510,838

 

706,838

売上総利益

 

123,153

 

174,575

販売費及び一般管理費

13,14,15,

22,26,27,37

74,690

 

98,702

その他の収益

28

20,577

 

1,638

その他の費用

13,14,29

8,679

 

8,609

営業利益

6

60,361

 

68,902

金融収益

30,35

1,712

 

1,410

金融費用

30,35

1,563

 

3,457

持分法による投資損失

 

32

 

税引前利益

 

60,478

 

66,855

法人所得税費用

16

8,067

 

16,292

当期利益

 

52,411

 

50,563

 

 

 

 

 

当期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

52,293

 

50,326

非支配持分

 

118

 

237

当期利益

 

52,411

 

50,563

 

 

 

 

 

1株当たり当期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり当期利益(円)

32

136.40

 

119.61

希薄化後1株当たり当期利益(円)

32

134.32

 

117.02

 

【連結包括利益計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(自2016年4月1日

至2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(自2017年4月1日

至2018年3月31日)

当期利益

 

52,411

 

50,563

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で

測定する金融資産

11,31

821

 

816

確定給付制度の再測定

22,31

△484

 

210

持分法適用会社におけるその他の包括

利益に対する持分

31

31

 

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

368

 

1,026

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

31

△3,196

 

4,121

キャッシュ・フロー・ヘッジ

31,35

676

 

△869

持分法適用会社におけるその他の包括

利益に対する持分

31

△209

 

純損益に振り替えられる可能性のある

項目合計

 

△2,729

 

3,252

税引後その他の包括利益

 

△2,361

 

4,278

当期包括利益

 

50,050

 

54,841

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

49,984

 

54,450

非支配持分

 

66

 

391

当期包括利益

 

50,050

 

54,841

 

(3)【連結持分変動計算書】

(単位:百万円)

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

注記

資本金

 

資本剰余金

 

自己株式

 

利益剰余金

 

その他の資本の構成要素

 

 

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

2016年4月1日時点の残高

 

68,259

 

96,013

 

△9,250

 

67,235

 

3,629

 

292

 

当期利益

 

 

 

 

52,293

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

△3,316

 

676

 

当期包括利益合計

 

 

 

 

52,293

 

△3,316

 

676

 

自己株式の取得

 

 

 

△14

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

617

 

333

 

 

 

 

配当金

24

 

 

 

△6,369

 

 

 

子会社の増資による持分変動

 

 

△51

 

 

 

 

 

非支配持分との取引

36

 

460

 

 

 

 

 

株式交換による変動

 

 

48,007

 

7,586

 

 

 

 

株式報酬取引

 

 

△31

 

 

 

 

 

転換社債型新株予約権付社債の償還

 

 

△4,284

 

 

 

 

 

利益剰余金への振替

 

 

 

 

△521

 

 

 

所有者との取引額合計

 

 

44,718

 

7,905

 

△6,890

 

 

 

2017年3月31日時点の残高

 

68,259

 

140,731

 

△1,345

 

112,638

 

313

 

968

 

当期利益

 

 

 

 

50,326

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

 

3,967

 

△869

 

当期包括利益合計

 

 

 

 

50,326

 

3,967

 

△869

 

自己株式の取得

 

 

 

△8,378

 

 

 

 

自己株式の処分

 

 

1,123

 

219

 

 

 

 

配当金

24

 

 

 

△8,411

 

 

 

子会社の新規取得

 

 

 

 

 

 

 

非支配持分との取引

23,36

 

△7,231

 

 

 

 

 

株式報酬取引

 

 

△8

 

8

 

 

 

 

利益剰余金への振替

 

 

 

 

225

 

 

 

所有者との取引額合計

 

 

△6,116

 

△8,151

 

△8,186

 

 

 

2018年3月31日時点の残高

 

68,259

 

134,615

 

△9,496

 

154,778

 

4,280

 

99

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

非支配持分

 

合計

 

 

その他の資本の構成要素

 

合計

 

 

 

注記

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

確定給付制度の再測定

 

合計

 

 

 

2016年4月1日時点の残高

 

1,903

 

 

5,824

 

228,081

 

7,226

 

235,307

当期利益

 

 

 

 

52,293

 

118

 

52,411

その他の包括利益

 

852

 

△521

 

△2,309

 

△2,309

 

△52

 

△2,361

当期包括利益合計

 

852

 

△521

 

△2,309

 

49,984

 

66

 

50,050

自己株式の取得

 

 

 

 

△14

 

 

△14

自己株式の処分

 

 

 

 

950

 

 

950

配当金

24

 

 

 

△6,369

 

△62

 

△6,431

子会社の増資による持分変動

 

 

 

 

△51

 

51

 

非支配持分との取引

36

 

 

 

460

 

△2,946

 

△2,486

株式交換による変動

 

 

 

 

55,593

 

694

 

56,287

株式報酬取引

 

 

 

 

△31

 

 

△31

転換社債型新株予約権付社債の償還

 

 

 

 

△4,284

 

 

△4,284

利益剰余金への振替

 

 

521

 

521

 

 

 

所有者との取引額合計

 

 

521

 

521

 

46,254

 

△2,263

 

43,991

2017年3月31日時点の残高

 

2,755

 

 

4,036

 

324,319

 

5,029

 

329,348

当期利益

 

 

 

 

50,326

 

237

 

50,563

その他の包括利益

 

816

 

210

 

4,124

 

4,124

 

154

 

4,278

当期包括利益合計

 

816

 

210

 

4,124

 

54,450

 

391

 

54,841

自己株式の取得

 

 

 

 

△8,378

 

 

△8,378

自己株式の処分

 

 

 

 

1,342

 

 

1,342

配当金

24

 

 

 

△8,411

 

△33

 

△8,444

子会社の新規取得

 

 

 

 

 

3,339

 

3,339

非支配持分との取引

23,36

 

 

 

△7,231

 

△1,596

 

△8,827

株式報酬取引

 

 

 

 

0

 

 

0

利益剰余金への振替

 

△15

 

△210

 

△225

 

 

 

0

所有者との取引額合計

 

△15

 

△210

 

△225

 

△22,678

 

1,710

 

△20,968

2018年3月31日時点の残高

 

3,556

 

 

7,935

 

356,091

 

7,130

 

363,221

 

(4)【連結キャッシュ・フロー計算書】

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(自2016年4月1日

至2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(自2017年4月1日

至2018年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前利益

 

60,478

 

66,855

減価償却費及び償却費

 

29,294

 

30,491

減損損失

13,14

4,202

 

6,222

負ののれん発生益

33

△18,822

 

和解損失

 

1,096

 

124

株式報酬費用

37

1,208

 

2,550

受取利息及び受取配当金

 

△666

 

△1,168

支払利息

 

986

 

1,360

固定資産除売却損益(△は益)

 

1,881

 

1,132

営業債権及びその他の債権の増減額

(△は増加)

 

△16,420

 

6,588

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

25,014

 

△23,577

営業債務及びその他の債務の増減額

(△は減少)

 

7,895

 

7,633

その他

 

△1,562

 

5,460

小計

 

94,584

 

103,670

利息の受取額

 

527

 

937

配当金の受取額

 

173

 

200

利息の支払額

 

△937

 

△820

法人所得税の支払額

 

△12,358

 

△12,955

法人所得税の還付額

 

703

 

1,169

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

82,692

 

92,201

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

定期預金の増減額(△は増加)

 

△3,549

 

△1,524

有形固定資産の取得による支出

 

△29,217

 

△46,174

有形固定資産の売却による収入

 

2,434

 

1,339

無形資産の取得による支出

 

△2,072

 

△966

有価証券の取得による支出

 

△1,997

 

△1,919

有価証券の売却及び償還による収入

 

1,485

 

1,946

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の

取得による支出

33

△1,032

 

△7,718

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の

取得による収入

33

32,591

 

関連会社株式の売却による収入

 

1,249

 

その他

 

△400

 

163

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

△508

 

△54,853

 

 

(単位:百万円)

 

 

注記

前々連結会計年度

(自2016年4月1日

至2017年3月31日)

 

前連結会計年度

(自2017年4月1日

至2018年3月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入金の増減額(△は減少)

 

△38,953

 

10,254

社債及び長期借入れによる収入

 

53,685

 

1,000

社債の償還及び長期借入金の返済による

支出

 

△23,482

 

△18,560

非支配持分からの子会社持分取得による

支出

 

△2,486

 

△4,111

自己株式の処分による収入

 

937

 

1,342

自己株式の取得による支出

 

△14

 

△8,378

転換社債型新株予約権付社債の買戻しに

よる支出

33

△13,896

 

配当金の支払額

24

△6,369

 

△8,411

非支配持分への配当金の支払額

 

△62

 

△33

その他

 

△81

 

△129

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

△30,721

 

△27,026

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

△1,473

 

△495

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

49,990

 

9,827

現金及び現金同等物の期首残高

 

28,960

 

78,950

現金及び現金同等物の期末残高

8

78,950

 

88,777

 

【連結財務諸表注記】

1.報告企業

 ミネベアミツミ株式会社(以下、「当社」)は、日本に所在する株式会社であります。

 当社及びその子会社(以下、「当社グループ」)は機械加工品、電子機器及びミツミ事業に係る製品の製造及び販売等を行っております。各製品の詳細については、注記「6.セグメント情報」を参照ください。

 製品の製造は、当社及び国内子会社並びに中国、タイ、フィリピン、マレーシア、カンボジア、韓国、シンガポールなどのアジア、米国、欧州の各国に所在する子会社が各製造品目を担当しております。

 製品の販売は、国内においては主に当社及び国内子会社より直接販売を行っております。海外においては、中国、タイ、韓国などのアジア、米国、欧州の各国に所在する子会社及び当社の支店を通じて行っております。

 本連結財務諸表は、2018年8月3日に取締役会によって承認されております。

 

2.作成の基礎

(1)連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

 当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IFRSに準拠して作成しております。

 

(2)測定の基礎

 当社グループの連結財務諸表は、「3.重要な会計方針」に記載している金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 当社は、2016年11月14日に米国証券取引委員会(以下、「SEC」)に提出したForm F-4による発行届出書(以下、「F-4」)において、IFRSへの移行日を2014年4月1日とし、2016年3月31日に終了する連結会計年度からIFRSを適用して連結財務諸表を作成しています。このため、2018年3月31日に終了する連結会計年度にかかる連結財務諸表はIFRSの初度適用には該当せず、IFRS第1号でIFRSの初度適用時に要求されている、日本基準からIFRSへの調整表は作成しておりません。なお、F-4における2016年3月31日に終了する連結会計年度にかかる連結財務諸表においては、IFRS第1号で規定する初度適用の規定を適用しており、IFRS移行日並びに2015年3月31日及び2016年3月31日に終了する連結会計年度における日本基準からIFRSへの調整表を作成しております。F-4は、SECが運営する電子開示システム「EDGAR」(Electric Data Gathering, Analysis and Retrieval system)において閲覧することが可能です。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

 当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、百万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

 

(4)新基準書の早期適用

 当社グループは、IFRS第9号「金融商品」(2014年)を早期適用しております。

 

3.重要な会計方針

 当社グループが本連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、他の記載がない限り、連結財務諸表に記載されている全ての期間に適用しております。

(1)連結の基礎

① 子会社

 子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループは、企業への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、企業に対するパワーによりそのリターンに影響を及ぼす能力を有している場合、その企業を支配していると判断しております。子会社の財務諸表は、当社グループが支配を獲得した日を取得日とし、その日より支配を喪失する日まで連結の対象に含めております。

 子会社が適用する会計方針が当社の適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表の調整を行っております。また、連結会社間の債権・債務及び連結会社間の取引、並びに当社グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。

 子会社の非支配持分は、当社の持分とは別個に識別されております。非支配持分は、当初の企業結合日での持分額及び企業結合日からの非支配持分の変動から構成されております。支配が継続する子会社に対する当社の持分変動は、資本取引として会計処理しており、非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本に直接認識しております。

 当社グループが子会社の支配を喪失した場合は、子会社の資産及び負債並びに関連する非支配持分及びその他の資本構成要素の認識を中止します。支配の喪失から生じた利得及び損失は純損益で認識しております。

 

② 関連会社

 関連会社とは、当社グループが当該企業に対し、財務及び営業の方針に重要な影響力を有しているものの、支配をしていない企業をいいます。当社グループが他の企業の議決権の20%以上50%以下を保有する場合、当社グループは当該他の企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。

 関連会社については、当社が重要な影響力を有することとなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分法によって会計処理をしております。関連会社に対する投資には、取得に際して認識されたのれんが含まれております。

 

(2)企業結合

 企業結合は支配獲得日に取得法によって会計処理しております。取得原価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引き受けた負債、被取得企業の全ての非支配持分及び当社が発行する資本性金融商品の取得日の公正価値の合計として測定します。取得対価が識別可能な資産及び負債の公正価値を超過する場合は、財政状態計算書においてのれんとして計上しております。反対に下回る場合には、直ちに損益計算書において純損益として認識しております。発生した取得関連費用は純損益として認識しております。

 条件付対価は、資本又は金融負債のいずれかに分類され、金融負債として分類された金額は、その後、純損益を通じて公正価値で再測定します。また、企業結合が段階取得の場合には、以前より保有していた資本持分の取得日の帳簿価額は、取得日において公正価値に再測定します。この再測定に起因する損益は、純損益として認識されます。

 

(3セグメント情報

 事業セグメントとは、他の事業セグメントとの取引を含む、収益を稼得し費用を発生させる事業活動の構成単位であります。全ての事業セグメントの事業の成果は、個別にその財務情報が入手可能なものであり、かつ、各セグメントへの経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うために、当社の取締役会において、定期的に検討を行う対象となっております。

 

(4)外貨換算

① 外貨建取引の換算

 外貨建取引は、取引日における為替レート又はそれに近似する為替レートで各グループ企業の機能通貨に換算しております。

 外貨建の貨幣性資産及び負債は、報告日の為替レートで機能通貨に換算しております。外貨換算差額はキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額及びその他の包括利益を通じて測定する金融資産を除き、純損益で認識しております。

 

② 在外営業活動体の換算

 日本円以外の機能通貨を使用している在外営業活動体の資産及び負債の換算は、報告日現在の為替レートで日本円に換算しております。収益及び費用は、取引日の為替レートで円換算しており、為替レートが大きく変動しない限りは、期中平均レートを使用しております。在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、非支配持分に配分されている場合を除き、その他の包括利益で認識しております。支配又は重要な影響力を喪失する場合には、この営業活動体に関連する為替換算差額の累計額を、処分にかかる利得又は損失の一部として純損益に認識しております。

 

(5)金融商品

① 当初認識及び認識の中止

 当社グループは金融商品の契約条項の当事者となった時においてのみ、金融資産又は金融負債を連結財政状態計算書に認識しております。

 認識の中止は、金融資産からのキャッシュ・フローを受け取る権利が消滅又は譲渡されたことで、当該金融資産の所有に係るリスクと経済価値のほとんど全てを移転した場合に行っております。認識の中止を行ったものの、当社グループにより引き続き持分を保有しているものについては、別個の資産又は負債として認識しております。金融負債の認識の中止は、契約上の義務が履行されたか、免除されたか、又は失効した場合に行っております。債権などの金融資産は、残高を回収する見込みがなくなった時点で直接減額をしております。これは、当社グループが減損対象の債権について合理的な回収手段を全て失った場合に認識しております。

 金融資産の購入又は売却は、取引日会計又は決済日会計により認識及び認識の中止を行っております。当社グループは、金融資産の分類ごとに次の方法を適用しております。

・償却原価で測定する金融資産 決済日会計

・その他の包括利益を通じて公正価値で測定する(以下、「FVOCI」)金融資産 取引日会計

・純損益を通じて公正価値で測定する(以下、「FVPL」)金融資産 取引日会計

 

② 分類と測定-金融資産

 金融資産は償却原価、FVOCI、FVPLで測定するものに分類されます。

(ⅰ)償却原価で測定する金融資産

 金融資産は、次の2つの要件を満たす場合に償却原価で測定しております。

・当該金融資産が、契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルの中で保有されている場合

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる場合

 これらの資産は、公正価値と直接起因する取引コストの合計で当初認識しております。当初認識後は、実効金利法による償却原価で測定しております。以下⑤の減損要件も適用されます。

 

(ⅱ)FVOCIで測定する金融資産

 金融資産は、次の2つの要件を満たす場合にその他の包括利益を通じて公正価値で測定しております。

・当該金融資産が、契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有されている場合

・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる場合

 さらに、当社グループは当初認識時に、FVPLで測定する資本性金融商品に対して、公正価値の変動をその他の包括利益で認識するという選択(取消不能)を行うことがあります。

 FVOCIで測定したこれらの金融資産は、公正価値と直接起因する取引コストの合計で測定しております。当初認識後は、以下の測定となります。

・資本性金融商品

 当初認識後、処分費用を控除せずに公正価値で測定しております。受取配当を除き、関連する利得及び損失(関連する外国為替部分を含む)はその他の包括利益に認識しております。その他の包括利益に認識された金額は、事後的に純損益に振り替えられることはありません。

・負債性金融商品

 当初認識後、売上からの控除又は処分費用を控除せずに、公正価値で測定しております。事後測定は次の要件を含みます。

-予想信用損失は純損益で認識される。

-為替差額は償却原価に基づき算定し、純損益に認識される。

-利息は実効金利法により算定し、純損益に認識される。

-その他の公正価値に係る利得及び損失は、その他の包括利益に認識される。

-資産の認識の中止があった場合には、過去にその他の包括利益に認識された利得又は損失の累計額は、その他の包括利益から純損益に振り替えられる。

 

(ⅲ)FVPLの金融資産

 償却原価で測定する金融資産、又はFVOCIで測定する金融資産に該当しない場合には、FVPLで測定する金融資産に分類されます。加えて、当初認識時にFVPLで測定するものとして取消不能の指定をすることがあります。金融資産の取得に直接起因する取引コストは、発生時に純損益として認識しております。当初認識後は公正価値で測定し、利得又は損失については純損益に認識しております。

 

③ 分類と測定-金融負債

 金融負債は、償却原価又はFVPLで事後測定する金融負債に分類されます。この分類は、当初認識時に決定しております。

(ⅰ)償却原価で測定する金融負債

 直接帰属する取引費用を控除した金額で当初測定し、当初認識後は実効金利法による償却原価で測定しております。

 

(ⅱ)FVPLの金融負債

 売買目的で保有する金融負債と当初認識時にFVPLで測定すると指定した金融負債を含んでおり、公正価値で当初測定しております。当初認識後は公正価値で測定し、利息費用を含むその変動は純損益に認識しております。

 

④ 複合金融商品

 当社グループが発行した複合金融商品(例えば、転換社債)の構成部分は、契約上の取決めと、金融負債及び資本性金融商品の定義に従って金融負債又は資本に別個に分類されます。

 複合金融商品の負債構成要素は、当初、資本構成要素を持たない類似の負債の公正価値で認識されます。資本構成要素は、複合金融商品全体の公正価値と負債要素の公正価値との差額で当初認識されます。直接起因する取引コストは、負債及び資本構成要素へ当初の帳簿価額に比例して配分されます。

 当初認識後、複合金融商品の負債部分は、実効金利法を用いて償却原価で測定します。金融負債に関連する利息は純損益に認識されます。株式に転換された場合、金融負債は資本に組替えられ、純損益には認識されません。また、複合金融商品の資本構成要素は再測定しません。

 

⑤ 金融資産の減損

 当社グループは、償却原価又はFVOCIの負債性金融商品及びリース債権に対し、予想信用損失に基いた損失評価引当金を認識しております。予想信用損失は、信用損失をそれぞれの債務不履行発生リスクでウェイト付けした加重平均です。信用損失は、契約に従って当社グループに支払われるべき契約上のキャッシュ・フローと、当社グループが受け取ると見込んでいる全てのキャッシュ・フローとの差額を当初の実効金利で割り引いたものです。

 当社グループは、各報告日において、信用リスクが当初認識以降に著しく増大しているかを評価しております。評価は、報告日時点での予想存続期間を通じて債務不履行に陥るリスクと、当初認識日時点でのリスクとを比較しております。当社グループは、当初認識後、信用リスクの著しい増大しているかを評価するため、期日経過情報のほか、利用可能で個々の金融商品又は関連する全ての合理的で裏付け可能な情報を利用しております。

 当初認識後、信用リスクが大幅に増加していない金融資産については、12ヶ月の予想信用損失に相当する損失評価引当金が認識されます。当初認識後、信用リスクが大幅に増加している金融資産については、全期間の予想信用損失に相当する損失評価引当金が認識されます。上記にかかわらず、重要な金融要素を含んでいない売掛債権及びリース債権については、全期間の予想信用損失に基づく損失評価引当金が認識されます。

 予想信用損失の測定は、以下の要件を反映しております。

・結果の加重平均、一定範囲の生じ得る結果を評価することによって算定される偏りのない加重平均した金額を反映すること

・貨幣の時間価値

・過去の事象、現在の状況及び将来の経済状況に関する、報告日時点で過大なコストや労力を掛けずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報

 

⑥ 金融資産及び金融負債の相殺

 金融資産及び金融負債の相殺は、当社グループが相殺する法的な権利を有しており、決済にあたりこれらを相殺又は同時決済する意向がある場合にのみ、種類及び取引相手によって連結財政状態計算書に純額で表示しております。

 

⑦ デリバティブ及びヘッジ会計

 当社グループは、金利変動リスク及び為替変動リスクをヘッジするためデリバティブを利用しております。デリバティブは、契約が締結された日に公正価値で当初認識され、当初認識後は各報告日に公正価値で再測定しております。当初認識後の公正価値の変動の会計処理は、デリバティブがヘッジ手段に指定されているかにより異なり、指定されている場合はヘッジ対象の性質により異なります。

 

(ⅰ)ヘッジ会計の要件を満たすデリバティブ

 当社グループは、デリバティブを以下のいずれかに指定し、ヘッジ取引のリスク管理目的及び戦略を文書化しております。また、当社グループはヘッジ手段、ヘッジ対象、ヘッジされるリスクの性質、ヘッジ関係がヘッジ有効性の要件を満たしているかどうかをヘッジ指定時点で評価するとともに毎期継続的に評価しております。当初認識後の公正価値の変動は、以下のように会計しております。

 

 公正価値ヘッジ

(認識されている資産もしくは負債又は未認識の確定約定の公正価値の変動のうち、特定のリスクに起因し、純損益の影響に対するエクスポージャーのヘッジ)

 ヘッジ対象及びヘッジ手段の公正価値の変動は、純損益に認識されます。

 

 キャッシュ・フロー・ヘッジ

(認識されている資産もしくは負債又は可能性の非常に高い予定取引の全部又は構成要素に係る特定のリスクに起因し、かつ、純損益に影響する可能性があるキャッシュ・フローの変動に対するエクスポージャーのヘッジ)

 ヘッジ手段に係る公正価値の変動は、その他の資本の構成要素にキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金として認識されます。キャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金の残高は、ヘッジ対象のキャッシュ・フローが純損益に影響を及ぼす期間と同一期間において、連結包括利益計算書においてその他の包括利益から控除し、ヘッジ対象と同一の項目で純損益に振り替えております。しかしながら、ヘッジされた予定取引が後に非金融資産もしくは非金融負債の認識を生じる場合、又は、非金融資産もしくは非金融負債に係るヘッジされた予定取引が公正価値ヘッジが適用される確定約定となった場合には、当該金額をキャッシュ・フロー・ヘッジ剰余金から除去して、当該資産又は負債の当初の原価又はその他の帳簿価格に振り替えております。また、ヘッジの非有効部分は純損益に認識しております。

 

 なお、公正価値ヘッジ、キャッシュ・フロー・ヘッジともに、ヘッジ会計は、ヘッジ手段が失効、売却、終了又は行使された場合、あるいはヘッジ指定がヘッジ会計の要件を満たさなくなった場合に将来に向けて中止しております。

 

 リスク管理目的を変わりなく有しているものの、ヘッジ比率に関するヘッジ有効性の要求を満たしていないものに対し、バランス再調整を実施しております。バランス再調整は、予測されるヘッジ対象とヘッジ手段との関係の変化をヘッジ比率が反映するよう変更するもので、ヘッジ対象の分量又はヘッジ手段の分量のいずれかを調整することによって調整しています。

 

(ⅱ)ヘッジ会計の要件を満たさないデリバティブ

 ヘッジ会計の要件を満たさないデリバティブ商品については、当初認識後の公正価値の変動は直ちに純損益に認識されます。

 

(6)現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物は、手許現金及び当座預金並びに満期が3ヶ月以内に到来する短期性預金など、容易に換金可能で価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資から構成されております。

 

(7)棚卸資産

 棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価値のいずれか低い方の金額で測定しております。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から、完成までに要する原価の見積額及び販売に要するコストの見積額を控除した額です。棚卸資産の原価は、直接材料費及び直接労務費、並びに正常生産能力に基づく製造間接費の配賦額を含み、主として移動平均法に基づき算定しておりますが、一部の製品及び仕掛品については個別法に基づき算定しております。購入原価の算定にあたり値引き、割戻及びその他の類似の項目は控除しております。

 

(8)有形固定資産(リース資産を除く)

 有形固定資産の当初認識後の測定モデルにおいて原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。取得原価には、資産の取得に直接付随する借入費用、支出及び資産計上の要件を満たす資産の解体、除去に関する見積費用の現在価値を含めております。

 当初取得以降に追加的に発生した支出については、その支出により将来の経済的便益が当社グループに流入する可能性が高く、金額を信頼性をもって測定することができる場合にのみ、資産計上しております。重要性の高い特定の有形固定資産の部品の交換が必要になった場合、当社グループは資産計上し、各資産の耐用年数に従って減価償却を行います。他の全ての修繕並びに維持にかかる費用は、発生時の費用として処理しております。

 当社グループは有形固定資産を以下の資産に分類し、記載の耐用年数で減価償却を行っております。減価償却は当該有形固定資産が使用可能になった時点で開始しております。減価償却方法は定率法を採用している液晶用バックライト製品の製造に用いる一部の機械装置等をのぞいて、主として定額法を採用しております。

・建物及び構築物   5年~50年

・機械装置及び運搬具 2年~15年

・工具、器具及び備品 2年~20年

 有形固定資産は処分時、あるいはその使用から将来の経済的便益が見込まれなくなったときに認識を中止します。認識の中止により発生する利得あるいは損失は当該有形固定資産の認識中止時に純損益に含めております。利得あるいは損失は正味の処分収入と当該有形固定資産の帳簿価額との差額として算定しております。なお、減価償却方法、見積耐用年数及び残存価額は、各報告日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(9)のれん及び無形資産

① のれん

 のれんは償却を行わず、取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。毎期、又は減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。のれんの減損損失は純損益にて認識され、その後の戻入は行っておりません。

 

② 無形資産(リース資産を除く)

 無形資産の当初認識後の測定モデルにおいて原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で表示しております。耐用年数を確定できる無形資産は見積耐用年数に基づき定額法で償却しております。償却は当該無形資産が使用可能になった時点で開始しております。なお、償却方法、見積耐用年数及び残存価額は、各報告日に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。見積耐用年数を確定できる無形資産の耐用年数は次のとおりであります。

・ソフトウエア 2年~10年

・特許権    3年~10年

・商標     7年~10年

 

(10)リース

 契約がリースであるか又はリースを含んでいるかの決定は、リースの契約形態にかかわらず、取引の経済的実態に基づいて、リース開始時点で判断しております。

① 借手

 所有に伴うリスク及び経済価値が実質的に全て当社グループ(借手)に移転するリースは、ファイナンス・リースとして分類しております。リース資産は公正価値又は最低支払リース料総額の現在価値のいずれか小さい額で当初認識しております。負債は同額で認識しております。ファイナンス・リース資産は見積耐用年数にわたって減価償却しており、耐用年数は通常、それぞれのリース契約期間としております。金融費用は、債務残高に対して一定の利率となるようにリース期間にわたって各期間に配分しております。

 貸手が所有に伴うリスク及び経済価値のほとんど全てを移転するものでないリースは、オペレーティング・リースとして分類し、リース料の支払額はリース期間にわたり定額法により純損益で認識しております。

② 貸手

 当社グループは、有形固定資産の貸手としてリース活動を行っております。

 ファイナンス・リース取引に関連して、その純投資額はリース債権として認識し、その他の金融資産に表示しております。受領したリース料は、利息及び元本の回収に相当する金額に分類しております。さらに、ファイナンス・リースの主な目的が製品の販売であり、ファイナンス・リースが販売方針に従って実施されている場合、リース資産の公正価値又は最低支払リース料の現在価値のいずれか小さい額が収益として認識され、リース資産の購入価格は売上原価として認識されます。

 オペレーティング・リースについては、リース収益はリース期間にわたって定額法で認識しております。

 

(11)資産の減損

 のれんは償却を行わず、毎期減損テストを実施しております。また、事象及び状況の変化により減損の兆候が存在する場合はその都度、減損テストを実施しております。その他の資産は、帳簿価額が回収不能となる可能性がある事象及び状況の変化が生じた場合に、減損テストを実施しております。

 減損テストの結果、資産の帳簿価額が回収可能価額を上回る金額については減損損失を認識しております。回収可能価額とは、資金生成単位の処分コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い金額をいいます。減損テストを行うため、資産は、他の資産又は資産グループからのキャッシュ・インフローとはおおむね独立したキャッシュ・インフローを生成する最小の識別可能な資産又は資産グループ(資金生成単位)に分類しております。過去の期間において減損損失を認識したのれん以外の非金融資産は、各報告期間の末日において減損損失の戻入れを検討しております。

 

(12)退職後給付

① 短期従業員給付

 短期従業員給付については、関連するサービスが提供された時点で費用として計上しております。短期従業員給付に係る負債については、従業員により供給された過去のサービスの結果、当社グループが現在の法的もしくは推定的債務を負っており、信頼性のある見積りが可能な場合に、支払われると見積られる額を負債として認識しております。

 

② 確定拠出制度

 確定拠出制度の拠出債務は関連するサービスが提供された時点で費用として計上しております。拠出額の前払は、拠出額が返還される、あるいは将来の支出額が減少する範囲で資産として認識しております。

 

③ 確定給付制度

 確定給付制度に係る負債又は資産は、確定給付制度債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除して算定しております。

 確定給付制度債務は、保険数理人が予測単位積増方式を用いて毎年算定しております。割引率は、退職給付債務の給付見込日と整合する優良社債の報告期間の末日時点の市場利回りに基づき決定しております。

 確定給付制度債務の純額に係る利息の純額は、確定給付制度債務の純額に割引率を乗じて算定しております。利息費用の純額及び確定給付制度に関連するその他の費用は、純損益で認識しております。確定給付制度債務の算定の結果、当社グループに資産が生じる可能性がある場合、制度からの将来の現金の返還又は制度への将来掛金の減額の形で、享受可能な経済的便益の現在価値を限度として資産を認識しております。経済的便益の現在価値の算定に際しては、該当する最低積立要件を考慮しております。

 確定給付制度の再測定額は、発生した期にその他の資本の構成要素として認識し、直ちにその他の資本の構成要素から利益剰余金に振り替えております。

 制度の給付が変更された場合、又は制度が縮小された場合、給付の変更のうち過去の勤務に関連する部分、縮小に係る利得又は損失は即時に純損益に認識しております。確定給付制度の法的もしくは推定的債務を消去する確定給付制度の清算の発生時は、当社グループは清算に係る利得又は損失を認識しております。

 

④ その他の長期従業員給付

 当社グループのその他の長期従業員給付に対する純債務は、従業員が過年度及び当連結会計年度において提供したサービスの対価として獲得した将来給付額です。この給付額は現在価値に割り引いております。再測定による差異は発生した期間に純損益で認識しております。

 

⑤ 解雇給付

 解雇給付は、当社グループがそれらの給付の提供を撤回することができなくなった時点と、当社グループが事業構造改革に関するコストを認識する時点とのいずれか早いほうで費用として認識しております。報告日より12ヶ月以内に給付金の全額が決済されると見込まれない場合、給付金を割り引いております。

 

(13)引当金

 当社グループは、過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼できる見積りが可能である場合に引当金を認識しております。引当金は見積将来キャッシュ・フローを貨幣の時間的価値及び当該負債に特有のリスクを反映した税引前の利率を用いて現在価値に割り引いて測定しております。時の経過に伴う割引率の割戻しは金融費用として処理しております。

 環境整備費引当金は、当該事業地が汚染されたときに認識しております。リストラクチャリング引当金は、当社グループが詳細かつ公式な事業構造改革計画を承認したとき、かつ、事業構造改革が開始あるいは公に公表されたときに認識しております。製品補償損失引当金は欠陥のある製品が販売、発見され、顧客の補償のために経済的資源が流出する可能性の高いときに認識しております。

 

(14)収益認識

① 物品の販売

 収益は、企業の通常の活動過程で生ずる経済的便益の総流入であり、受領した又は受領可能な対価の公正価値により測定しております。収益の認識は、物品の所有に伴う重要なリスク及び便益が顧客に移転し、対価の回収可能性が高く、関連原価や返品の可能性を合理的に見積ることができ、物品に関する継続的な管理上の関与を有しておらず、収益の金額を信頼性を持って認識することができる場合に認識しております。収益は、返品、値引及び割戻し並びに売上に関する税金を控除した純額で測定しております。

 物品の所有に係るリスク及び経済価値の移転時期は、個々の販売契約の条件によって異なります。ほとんどの場合では、製品が顧客の倉庫に引き渡された時点で移転します。ただし、一部の場合では顧客の検収が完了した時点で、又は港において荷積みした時点で移転します。

 

② サービスの提供

 当社グループは、主にセンシングデバイスの保守サービスを顧客に提供しております。保守サービスには検査、プロセス最適化、改善提案などが含まれます。収益の認識は、関連するサービスの提供期間にわたって定額法で認識しております。

 

(15)法人所得税等

 法人所得税費用は、当期税金と繰延税金から構成されております。これらは、資本又はその他の包括利益で直接認識される項目を除き、純損益で認識しております。

 当期税金は、当期の課税所得又は損失に係る未払法人税あるいは未収還付税の見積りに、前年までの未払法人税及び未収還付税を調整したものであり、当期税金の測定には、当社グループが課税所得を発生させている管轄区域において、決算日までに施行又は実質的に施行されている税率を用いて、税務当局に納付(又は還付)されると予測される額で認識しております。また、未収法人所得税と未払法人所得税は特定の要件を満たす場合にのみ相殺しております。

 当社グループは、税務ポジションの不確実性が発生する可能性がある場合に、税法の解釈及び過去の経験を含むさまざまな要因に関する当社グループの評価に基づき、連結財務諸表において税務ポジションの影響を認識しております。

 繰延税金は、資産及び負債の財務諸表上の帳簿価格と税務上の金額との一時差異、繰越欠損金及び繰越税額控除について認識しております。なお、以下の一時差異については、繰延税金資産及び負債を計上しておりません。

のれんの当初認識から生じる一時差異

・企業結合以外の取引で、かつ会計上又は税務上のいずれの純損益にも影響を及ぼさない取引における資産又は負債の当初認識により生じる一時差異

・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異のうち、解消時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高い場合

・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異のうち、予測可能な期間内に一時差異が解消されない可能性が高い場合

 上記の一時差異を除き、繰延税金負債は原則として全ての将来加算一時差異について認識しており、繰延税金資産は将来加算一時差異の解消時期、税務計画などを考慮し、課税所得が生じる可能性が高い範囲において認識しております。

 繰延税金資産及び繰延税金負債は、期末日において制定されている、又は実質的に制定されている税率及び税法に基づいて、資産又は負債が決済される期間に適用されると予想される法定実効税率を使用して測定しております。

 繰延税金資産及び繰延税金負債の相殺は、関連する未収法人所得税と未払法人所得税を相殺する法的強制力を有し、かつそれらが同一の税務当局によって、同一の納税主体によって課された法人所得税に関するものである場合のみ相殺しております。

 

 

(16)資本

① 資本金及び資本剰余金

 当社グループが発行した普通株式は資本に分類し、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上しております。普通株式の発行に直接関連する増分費用は、資本から控除しております。

 

② 自己株式

 当社グループが普通株式を再取得した場合、支払対価を資本の控除項目として認識し、再取得した資本は自己株式として分類しております。自己株式を再取得後に売却又は再発行した場合、受取対価を資本の増加として認識しております。なお、帳簿価額と受取対価との差額は資本剰余金として認識しております。

 

③ 配当金

 当社による配当金の分配可能額は日本国の会社法に準拠して算定しております。当連結会計年度末以前に適切に承認され、もはや当社グループの自由裁量でなく、また当連結会計年度末時点では分配されていない宣言された配当に関しては、配当金を分配するための負債を認識しております。

 

(17)株式に基づく報酬

① 持分決済型の株式に基づく報酬取引

 持分決済型の株式に基づく報酬の付与日における公正価値は、その権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。費用として認識する金額は、関連する勤務条件及び市場条件以外の業務条件を満たすと見込まれる株式に基づく報酬の数を反映して修正しております。したがって、最終的に認識される金額は、権利確定日における関連する勤務条件及び市場条件以外の業績条件を満たした株式に基づく報酬の数に基づいております。

 

② 現金決済型の株式に基づく報酬取引

 現金決済型の株式に基づく報酬については、公正価値で認識しております。公正価値は当初認識時、各報告日及び決済日に測定しており、公正価値の変動は当期の純損益に認識しております。

 

(18)1株当たり利益

 基本的1株当たり当期利益は、親会社の所有者に帰属する当期損益を、その期間の発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しております。希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有する全ての潜在株式の影響を調整して計算しております。転換社債型新株予約権付社債に関しては、償還による普通株式数の増加及び転換社債型新株予約権付社債の減少に伴う利息費用の減少による親会社の所有者に帰属する当期損益の増加影響を考慮しております。

 

4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定

 連結財務諸表の作成は、マネジメントによる決算日における資産・負債の報告金額及び報告期間における収益・費用の報告金額に影響を与える判断、見積り及び仮定を必要としております。それらの判断、見積り及びその基礎となる仮定は、過去の経験や当社グループに財務的影響を与えうる将来の事象の予想を含めた、係る状況下で合理的と考えられるその他の要素を考慮し、継続して見直されます。実際の結果は、それらの見積りと異なる場合があります。

 これらの仮定及び見積りに関する不確実性により重要な修正が必要となる重大なリスクを負っている項目は次のとおりであります。

 

① 非上場株式の公正価値の測定

 活発な市場において取引されていない株式の公正価値に関しては、評価技法を用いて決定しております。当社グループはさまざまな評価方法を選択する判断をしており、主に各報告日における市場条件に基づいて仮定を立てております。評価技法の詳細に関しては注記「35.金融商品」をご参照ください。

 

② 資産の減損テスト

 当社グループは、のれんに関して年次で減損テストを行っております。耐用年数の確定しているその他の資産に関しては、帳簿価額が回復可能でないことを示す事象もしくは状況の変化があった際に、減損テストを行っております。資金生成単位(CGU)ごとの回収可能価額は、仮定の使用を伴う使用価値の計算を基に決定しております。算定については、マネジメントが承認した今後3年間の予算を基礎とした、キャッシュ・フロー予測を使用しております。3年を超えるキャッシュ・フローに関しては見込み成長率を用いて推定しております。成長率は、長期経済成長率及びインフレ率に基づき算定され、各CGUが事業を展開する業界に固有の予測と整合をとっております。

 有形固定資産及びのれん以外の無形資産を含めた資産の減損テストに関しては、耐用年数、将来キャッシュ・フロー、割引率及び長期成長率に関して特定の見積り及び仮定を使用しております。回収可能価額は主に割引キャッシュ・フローモデルを基に算定しております。これらの見積り及び仮定はマネジメントが利用可能な全ての情報及び証拠を基礎としております。ただし、これらの仮定は将来の不確実な経済状況の変化の影響を受けることがあり、そのことが翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 認識している減損の性質及び金額については、注記「13.有形固定資産」ならびに注記「14.のれん及び無形資産」に記載しております。

 

③ 退職給付制度債務の測定

 当社グループは、確定給付型を含むさまざまな退職後給付制度を有しております。これらの各制度に係る確定給付制度債務の現在価値及び関連する勤務費用等は、数理計算上の仮定に基づいて算定されております。数理計算上の仮定には、割引率、昇給率及びインフレ率等の変数の見積りが求められます。当社グループは、これら変数を含む数理計算上の仮定の適切性について、外部の年金数理計算人からの助言を得ております。数理計算上の仮定に関してはマネジメントが利用可能な全ての情報及び証拠を基に決定しております。ただし、これらの仮定は将来の不確実な経済条件の変動や関連法令の改正・公布により影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。これらの数理計算上の仮定及び関連する感応度分析については、注記「22.退職後給付」に記載しております。

 

④ 引当金及び偶発事象に関する会計処理

 当社グループは、さまざまな引当金を連結財政状態計算書に認識しております。これらの引当金は、報告日における債務に関連するリスク及び不確実性を考慮に入れた、債務の決済に要する支出の最善の見積りに基づいて認識しております。債務の決済に要する支出額は、将来の起こりうる結果を総合的に勘案して算定しております。

 主として、関係当局(米国環境保護庁)が当社グループに数年にわたり環境整備活動を実施するように求める行政命令を発行した結果、当社グループは環境整備費用に対する引当金を認識しております。当引当金は環境に関する専門家により作成され、環境保護庁により承認された実現可能性の調査、整備計画及び整備費用予想を基に測定しております。

 見込みは予想しえない事象の発生や状況の変化によって影響を受け、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。認識している引当金の性質及び金額については注記「20.引当金」に記載しております。

 偶発事象に関しては、各報告日時点における全ての利用可能な証拠を勘案し、その発生可能性及び金額的影響を考慮した上で、将来の事業に重要な影響を及ぼしうる項目を開示しております。

 

⑤ 現金決済型の株式に基づく報酬の測定(注記「3.重要な会計方針(17)株式に基づく報酬」)

 当社グループは現金決済型の株式に基づくインセンティブ・プランを導入しております。当プランにおける負債の公正価値を見積る際に、必要に応じて資格を有する第三者機関に評価を依頼し、利用可能な限りにおいて市場で観察しうるデータ(例:株価)を用いております。当社グループは適切な評価技法を確立するために外部の評価機関と緊密に取り組んでおり、その評価技法は付与条件に依存しております。当該見積りについては、評価モデルに用いられる最も適切なインプットを決定することも必要となっており、それに関しては注記「34.株式に基づく報酬」に記載しております。加えて、当該負債に関しては、決済日を迎えるまで各報告日に再測定する必要があり、公正価値の変動額は純損益に認識しております。

 

その他

 当社グループは、上記の見積り及び仮定と同等の不確実性の程度を含むものではありませんが、当社グループの連結財務諸表の理解に重要な特定の見積り及び仮定を行っております。それらの見積りは棚卸資産の正味実現価額及び有形固定資産の特定の品目の耐用年数の決定に関するものです。

 

5.未適用の新基準

 連結財務諸表の承認日までに主に以下の基準書及び解釈指針の新設又は改訂が公表されておりますが、当社グループはこれらを早期適用しておりません。

 なお、IFRS第15号の適用による連結財務諸表への影響は軽微であると見積っております。それ以外の適用による影響は評価中であり、現時点では見積ることはできません。

IFRS

強制適用時期

(以降開始年度)

当社グループ

適用時期

新設・改訂の概要

IFRS第15号

顧客との契約から生じる収益

2018年1月1日

2019年3月期

収益認識に関する会計処理の改訂

IFRS第16号

リース

2019年1月1日

2020年3月期

リースに関する会計処理の改訂

IFRIC第23号

法人所得税の処理

に関する不確実性

2019年1月1日

2020年3月期

法人所得税の会計処理に不確実性を反映する方法を明確化

 

 

 

6.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会において、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっております。

 当社は、超精密機械加工部品を統括する機械加工品製造本部と小型モーター、電子機器部品、光学部品等の製品群を統括する電子機器製造本部並びに半導体デバイス、光デバイス、機構部品等を統括するミツミ事業本部が国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、「機械加工品事業」、「電子機器事業」及び「ミツミ事業」の3つを報告セグメントとしております。事業セグメントを集約した報告セグメントはありません。

 「機械加工品事業」は、ボールベアリング、ロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び航空機用ねじが主な製品であります。「電子機器事業」は、電子デバイス(液晶用バックライト、センシングデバイス(計測機器)等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、エアームーバー(ファンモーター)、精密モーター及び特殊機器が主な製品であります。「ミツミ事業」は、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、高周波部品及び電源部品が主な製品であります。

 

(2)報告セグメントに関する情報

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、日本において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、日本基準における営業利益をベースとしております。

 セグメント間の売上高は市場価格、製造原価等を考慮した総合的な判断に基づく仕切価格により算定しております。

 日本基準とIFRSとの会計基準差異は、IFRS調整額に含まれております。

 

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

合計

IFRS

調整額

(注)3

連結

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

156,310

441,615

40,343

659

638,927

△4,936

633,991

セグメント間の売上高

3,831

3,872

1,005

△8,708

合計

160,141

445,487

40,343

1,664

△8,708

638,927

△4,936

633,991

セグメント利益又は損失(△)

39,147

21,898

2,315

△121

△14,224

49,015

11,346

60,361

金融収益

1,712

金融費用

1,563

持分法による投資損失

32

税引前利益

60,478

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

7,991

15,639

475

207

3,853

28,165

1,129

29,294

減損損失

3,922

3,922

280

4,202

セグメント資産

106,116

181,944

168,648

3,168

183,437

643,313

2,274

645,587

(その他の資産項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

資本的支出

5,870

16,846

2,945

171

6,015

31,847

9

31,856

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

報告セグメント

その他

(注)1

調整額

(注)2

合計

IFRS

調整額

(注)3

連結

機械

加工品

電子

機器

ミツミ

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

176,391

451,460

250,592

697

879,140

2,273

881,413

セグメント間の売上高

6,896

6,495

1,182

3,546

△18,119

合計

183,287

457,955

251,774

4,243

△18,119

879,140

2,273

881,413

セグメント利益又は損失(△)

42,728

31,189

21,512

△126

△16,141

79,162

△10,260

68,902

金融収益

1,410

金融費用

3,457

税引前利益

66,855

(その他の損益項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

8,803

12,909

4,655

203

5,027

31,597

△1,106

30,491

減損損失

204

5,270

5,474

748

6,222

セグメント資産

131,801

177,570

189,588

3,007

205,878

707,844

△4,286

703,558

(その他の資産項目)

 

 

 

 

 

 

 

 

資本的支出

12,228

15,751

16,729

163

9,300

54,171

△3,382

50,789

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、自社製機械が主な製品であります。

2.調整額の内容は、次のとおりであります。

① セグメント利益又は損失に係る調整額は、報告セグメントに帰属しない一般管理費及び研究開発費等の全社費用(前々連結会計年度13,124百万円、前連結会計年度14,927百万円)であります。

② セグメント資産に係る調整額は、報告セグメントに帰属しない現金及び現金同等物、有形固定資産並びに繰延税金資産等の管理部門に係る資産(前々連結会計年度178,722百万円、前連結会計年度198,629百万円)であります。

③ 減価償却費に係る調整額のうち主なものは、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る設備の減価償却費であります。

④ 資本的支出に係る調整額のうち主なものは、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る設備に対する設備投資額であります。

3.IFRS調整額の内容は、次のとおりであります。

① 外部顧客への売上高に係る調整額のうち主なものは、一部の在外営業活動体における決算期変更の影響を調整したもの(前々連結会計年度△5,584百万円)であります。

② セグメント利益又は損失に係る調整額のうち主なものは、組替による調整額(前々連結会計年度6,058百万円、前連結会計年度△6,488百万円)、負ののれん発生益の調整額(前々連結会計年度4,202百万円)であります。

③ セグメント資産に係る調整額のうち主なものは、繰延税金資産の調整額(前々連結会計年度1,849百万円、前連結会計年度△3,234百万円)であります。

④ 資本的支出に係る調整額のうち主なものは、貸手のファイナンス・リースに係る調整額であります。

 

(3)外部顧客への売上高の製品及びサービス別情報

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

ボールベアリング

94,098

105,939

ロッドエンドベアリング・ファスナー

29,731

31,915

ピボットアッセンブリー

32,583

31,504

エレクトロデバイス

241,416

228,187

センシングデバイス

34,493

35,702

モーター

156,745

184,087

ミツミ製品

40,154

252,417

その他

4,771

11,662

合計

633,991

881,413

 ミツミ製品には、半導体デバイス、光デバイス、機構部品、高周波部品及び電源部品が含まれております。

 

(4)外部顧客への売上の地域別情報

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

日本

92,991

224,552

中国

207,989

257,780

タイ

29,421

39,567

米国

175,210

178,916

その他

128,380

180,598

合計

633,991

881,413

 売上は顧客の所在地を基礎として分類しております。

 

(5)非流動資産(金融資産及び繰延税金資産を除く)の地域別情報

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

日本

69,307

85,364

タイ

78,421

81,506

中国

19,712

22,087

その他

50,959

53,813

合計

218,399

242,770

 非流動資産は当社グループ各社の所在地を基礎として分類しております。

 

 

(6)主要な顧客に関する情報

 

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

Appleグループ

124,904

電子機器、ミツミ事業

LGグループ

65,610

電子機器、ミツミ事業

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

Appleグループ

111,530

電子機器、ミツミ事業

 

7.企業結合

(1)C&A TOOL ENGINEERING, INC.

 当社は2017年9月1日に C&A TOOL ENGINEERING, INC.(以下、「C&A」)の議決権を51.1%取得し、子会社としました。C&Aは米国インディアナ州に3つの工場を持ち、医療用、航空機用、産業用及び燃料システム向けの精密機械金属加工市場において製造及び販売を行っております。当社グループと、彼らが保有するコアビジネスと当社グループにない精密機械金属加工技術と協業することで、以下のシナジーが期待できるため、企業結合を行いました。

① 今後も成長が見込める米国の医療産業分野で、ベアリング及びベアリング以外の当社グループ製品の拡販が期待できます。

② C&Aは付加造形の生産技術(所謂3Dプリンティング技術)が進んでおり、お客様が製品を米国食品医療品局(Food and Drug Administration)に申請をして承認を得るために技術サポートをすることが最初に許可された付加造形生産技術を持つ企業の一つで、今後同製品の売上が伸びることだけではなく、当社の付加造形生産技術とのシナジーが期待できます。また、同生産技術を当社グループの他の事業部に横展開することで、コスト競争力がある製品開発が可能になります。

③ C&Aは航空機分野でもハードメタル系の精密機械金属加工に高い技術を有していて、米国でエンジン関連部品のビジネスを拡大しております。NHBBも米国の航空機分野に多くのベアリングを納入しているのでC&Aの製品を取り込むことで、航空機分野で製品レンジが多角化され市場で優位性を得ることができると考えます。

④ 当社が現在進めております医療分野への進出を加速できることが期待できます。

 

 取得日現在における支払対価、取得資産及び引受負債の公正価値は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

金額

支払対価の公正価値

4,632

取得資産及び引受負債の公正価値

 

 

現金及び現金同等物

240

 

その他の流動資産

4,291

 

有形固定資産

5,352

 

無形資産

508

 

流動負債

△967

 

非流動負債

△2,595

 

在外営業活動体の換算差額

△67

 

取得資産及び引受負債の公正価値(純額)

6,762

非支配持分

3,339

のれん

1,209

 

 支払対価は全て現金により決済されており、条件付対価はありません。取得資産には営業債権及びその他の債権が含まれております。当該債権の契約上の総額は1,633百万円、回収が見込まれないと見積られる金額は15百万円、公正価値は1,618百万円であります。非支配持分の金額は3,339百万円であります。なお、非支配持分は、取得日における被取得企業の識別可能な純資産の比例持分で測定しております。

 取得したのれんは主としてC&Aの生産技術力、販売力によって期待される超過収益力であります。のれんについて、税務上損金算入を見込んでいる金額はありません。当該企業結合に係る取得関連費用243百万円は販売費及び一般管理費に計上しております。

 

 前連結会計年度の連結損益計算書に含まれている、C&Aの取得日からの業績は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

 

 

(自 2017年4月1日

 

 

至 2018年3月31日)

売上高

5,925

当期利益

515

親会社の所有者に帰属する当期利益

263

 

 

 C&Aの企業結合が、前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の、前連結会計年度の当社グループの連結業績に係る補足情報(非監査情報)は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

 

 

(自 2017年4月1日

 

 

至 2018年3月31日)

売上高

885,259

当期利益

50,542

親会社の所有者に帰属する当期利益

50,314

 

(2)MACH AERO BRETIGNY RECTIFICATION SAS

 当社は2017年11月3日に MACH AERO BRETIGNY RECTIFICATION SAS(以下、「MAB」)の議決権を100%取得し、子会社としました。

 MABは、航空機向けのロッドエンドやスフェリカルベアリングなどすべり軸受及び、同製品を組み込んだメカパーツ組立品を製造販売しているフランスの会社です。またMACH AERO COMPONENTS PRIVATE LIMITED(以下、「MACPL」)はMAB製品のインドにおける量産工場です。

 フランスは欧州航空ビジネスのハブであり、当社グループとしてフランス及びインドに機械加工の生産拠点を持った会社を活用することで、以下のシナジーが期待できるため、企業結合を行いました。

① MABが50年以上にわたり構築してきた欧州における航空機関連の顧客基盤とメカパーツビジネスのノウハウを最大限に活用することで、当社は欧州事業の拡大スピードを加速いたします。特に旅客機やヘリコプター向けのメカニカルパーツ製品の売上拡大が期待できます。

② MACPLのインドにおける生産能力は、同国が購入する航空機のオフセット生産(一定比率以上のインド生産)への顧客要望に合致し、新規事業の獲得につながります。

③ 航空機関連ビジネスにおけるサプライチェーン全体の最適化がはかれます。MAB、MACPLと当社グループの資材購買ルートを相互に活用することにより、グループ全体の調達リードタイム及び費用削減効果の改善がさらに進みます。また、当社グループと合わせて生産拠点の最適化をはかることで、MAB、MACPLと当社関連製品のコスト競争力が向上します。

④ 航空機事業の規模拡大により、欧州以外のビジネスにもさらなる相乗効果が見込めます。

 

 取得日現在における支払対価、取得資産及び引受負債の公正価値は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

金額

支払対価の公正価値

3,175

取得資産及び引受負債の公正価値

 

 

現金及び現金同等物

0

 

その他の流動資産

2,150

 

有形固定資産

177

 

無形資産

1,243

 

その他の非流動資産

25

 

流動負債

△2,546

 

非流動負債

△207

 

取得資産及び引受負債の公正価値(純額)

842

のれん

2,333

 

 支払対価は全て現金により決済されており、条件付対価はありません。取得資産には営業債権及びその他の債権が含まれております。当該債権の契約上の総額及び公正価値は704百万円であります。

 取得したのれんは主としてMABの生産技術力、販売力によって期待される超過収益力であります。なお、のれんについて、税務上損金算入を見込んでいる金額はありません。当該企業結合に係る取得関連費用99百万円は販売費及び一般管理費に計上しております。

 前連結会計年度の連結損益計算書に含まれている、MABの取得日からの業績は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

 

 

(自 2017年4月1日

 

 

至 2018年3月31日)

売上高

1,143

当期利益

△89

親会社の所有者に帰属する当期利益

△89

 

 MABの企業結合が、前連結会計年度の期首に行われたと仮定した場合の、前連結会計年度の当社グループの連結業績に係る補足情報(非監査情報)は、次のとおりであります。

 

 

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

 

 

(自 2017年4月1日

 

 

至 2018年3月31日)

売上高

882,969

当期利益

50,607

親会社の所有者に帰属する当期利益

50,368

 

 

 

 

 

 

8.現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

現金及び要求払預金

68,771

75,967

預入期間が3ヶ月以内の定期預金

10,179

12,810

合計

78,950

88,777

 

 現金及び現金同等物は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

 

9.営業債権及びその他の債権

 営業債権及びその他の債権の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

受取手形及び売掛金

163,933

156,407

その他

2,162

4,655

貸倒引当金

△654

△712

合計

165,441

160,350

 

 連結財政状態計算書では、貸倒引当金控除後の金額で表示しております。

 営業債権及びその他の債権は、償却原価で測定る金融資産に分類しております。

 

10.棚卸資産

 棚卸資産の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

製品

44,717

51,734

仕掛品

32,976

41,699

原材料

36,017

51,553

貯蔵品

7,652

5,788

合計

121,362

150,774

 

 前々連結会計年度及び前連結会計年度において費用として認識され、売上原価に含まれている棚卸資産の金額は、それぞれ501,595百万円、701,880百万円であります。

 また、売上原価には、前々連結会計年度及び前連結会計年度においてそれぞれ6,663百万円、2,465百万円の棚卸資産評価損が含まれております。

 

11.その他の金融資産

(1)その他の金融資産の内訳

 その他の金融資産の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

償却原価で測定する金融資産

 

 

定期預金

14,294

16,189

貸付金

488

416

リース債権

2,581

4,154

その他

1,338

1,646

貸倒引当金

△350

△313

小計

18,351

22,092

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

債券

4,418

4,245

デリバティブ資産

1,966

1,102

その他

1,314

1,184

小計

7,698

6,531

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

 

 

株式

8,658

9,741

合計

34,707

38,364

流動資産

19,586

21,818

非流動資産

15,121

16,546

合計

34,707

38,364

 

 連結財政状態計算書では、貸倒引当金控除後の金額で表示しております。

 純損益を通じて公正価値で測定する金融資産には、当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定するものと指定した金融資産は含まれておりません。

 

(2)その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

 その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品の主な銘柄及び公正価値は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

銘柄

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

日亜化学工業株式会社

3,178

4,296

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ

1,532

1,526

三井住友トラスト・ホールディングス株式会社

1,191

1,329

 

 株式は主に政策投資目的で保有しているため、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に指定しております。

12.その他の資産

 その他の資産の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

前払費用

2,948

3,646

未収消費税等

3,906

2,970

その他

3,300

2,650

合計

10,154

9,266

流動資産

9,784

9,018

非流動資産

370

248

合計

10,154

9,266

 

 

13.有形固定資産

(1)増減表

 有形固定資産の帳簿価額の期中増減は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

期首残高

69,026

70,028

9,959

25,547

6,225

180,785

取得

2,182

13,677

4,052

263

9,600

29,774

企業結合による取得

9,928

5,197

1,717

12,735

672

30,249

売却又は処分

△390

△1,876

△550

△949

△3,765

減価償却費

△5,801

△18,285

△4,116

△28,202

減損損失

△3,287

△685

△61

△4,033

建設仮勘定から振替

4,416

3,638

1,366

△9,516

△96

為替換算差額

△598

79

115

△111

333

△182

その他

△7

△50

△8

△44

△109

期末残高

75,469

71,723

12,474

37,441

7,314

204,421

 

前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

期首残高

75,469

71,723

12,474

37,441

7,314

204,421

取得

2,086

9,934

2,514

42

35,240

49,816

企業結合による取得

1,200

4,087

245

199

29

5,760

売却又は処分

△247

△923

△1,023

△187

△2,380

減価償却費

△6,328

△17,418

△5,219

△28,965

減損損失

△1,314

△4,570

△220

△6,104

建設仮勘定から振替

3,762

13,912

4,416

182

△23,540

△1,268

為替換算差額

556

1,465

250

252

234

2,757

その他

△53

8

△198

95

127

△21

期末残高

75,131

78,218

13,239

38,024

19,404

224,016

 

 

 有形固定資産の取得原価と減価償却累計額及び減損損失累計額と帳簿価額との関係は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

取得原価

161,298

329,437

56,729

37,781

7,314

592,559

減価償却累計額及び減損損失累計額

△85,829

△257,714

△44,255

△340

△388,138

期末残高

75,469

71,723

12,474

37,441

7,314

204,421

 

前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

取得原価

167,721

357,333

61,430

38,272

19,404

644,160

減価償却累計額及び減損損失累計額

△92,590

△279,115

△48,191

△248

△420,144

期末残高

75,131

78,218

13,239

38,024

19,404

224,016

 

 減価償却費は連結損益計算書の売上原価及び販売費及び一般管理費に計上しております。

 

(2)減損損失

 当社グループは前々連結会計年度において4,033百万円、前連結会計年度において6,104百万円の減損損失を計上しており、連結損益計算書のその他の費用に計上しております。

 前々連結会計年度の減損対象となる事業用資産は、収益性の悪化及び不採算事業の圧縮、市場環境等の悪化に伴う稼働率の低下により将来キャッシュ・フローが、当該資産グループの帳簿価額を下回るため減損損失を認識し、使用価値をもって回収可能価額まで減額いたしました。減損損失を認識した主な資産は、ライティングデバイス事業(タイ)における事業用の建物及び構築物3,241百万円、ライティングデバイス事業(中国蘇州)における事業用の機械装置及び運搬具548百万円及び工具、器具及び備品56百万円であります。建物及び構築物については使用見込み期間が短く、金額的影響が僅少なため割引率は考慮しておりません。機械装置及び運搬具、工具、器具及び備品については将来キャッシュ・フローを14.0%で割り引いて算定しております。

 前連結会計年度の減損対象となる事業用資産は、収益性の悪化及び市場環境等の悪化に伴う稼働率の低下により将来キャッシュ・フローが、当該資産グループの帳簿価額を下回るため減損損失を認識し、使用価値をもって回収可能価額まで減額いたしました。減損損失を認識した主な資産は、スピンドルモーター事業(タイ)における事業用資産、主に機械装置及び運搬具5,142百万円、JAPAN 3D DEVICES事業(日本)における事業用の建物及び構築物748百万円であります。スピンドルモーター事業については将来キャッシュ・フローを11.2%で、JAPAN 3D DEVICES事業については将来キャッシュ・フローを10.0%で割り引いて算定しております。

 

 

 

 

14.のれん及び無形資産

(1)増減表

 のれん及び無形資産の帳簿価額の期中増減は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

のれん

無形資産

ソフトウエア

その他

合計

期首残高

4,698

4,039

3,379

7,418

購入による取得

1,467

615

2,082

企業結合による取得

403

262

956

1,218

売却又は処分

△551

△551

償却費

△553

△539

△1,092

減損損失

△166

△3

△3

為替換算差額

△175

△74

△181

△255

その他

11

20

31

期末残高

4,760

4,601

4,247

8,848

 

前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

のれん

無形資産

ソフトウエア

その他

合計

期首残高

4,760

4,601

4,247

8,848

購入による取得

944

29

973

企業結合による取得

3,542

2

1,749

1,751

売却又は処分

△1

△39

△40

償却費

△825

△701

△1,526

減損損失

△118

△118

為替換算差額

207

52

57

109

その他

1

△1

△0

期末残高

8,509

4,774

5,223

9,997

 

 

 無形資産の取得原価と償却累計額及び減損損失累計額と帳簿価額との関係は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

のれん

無形資産

ソフトウエア

その他

合計

取得原価

6,657

7,010

6,434

13,444

償却累計額及び減損損失累計額

△1,897

△2,409

△2,187

△4,596

期末残高

4,760

4,601

4,247

8,848

 

前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

のれん

無形資産

ソフトウエア

その他

合計

取得原価

10,380

7,892

7,618

15,510

償却累計額及び減損損失累計額

△1,871

△3,118

△2,395

△5,513

期末残高

8,509

4,774

5,223

9,997

 

 償却費は連結損益計算書の売上原価及び販売費及び一般管理費に計上しております。

 

(2)重要なのれん及び無形資産

 のれんのうち重要なものは、資金生成単位である電子機器事業セグメントのMinebea Intec GmbHの取得におけるのれんであり、前々連結会計年度と前連結会計年度においてそれぞれ3,425百万円及び3,714百万円であります。

 

(3)のれんの減損テスト

 のれんの減損テストの回収可能価額は、経営陣により承認された3年の事業計画と成長率を基礎とする使用価値に基づき算定しております。

 重要なのれんの使用価値の算定に使用した税引前の割引率は、前々連結会計年度及び前連結会計年度においてそれぞれ14.7%及び14.2%であります。

 その他ののれんの使用価値の算定に使用した税引前の割引率は、前々連結会計年度及び前連結会計年度においてそれぞれ15.9%及び12.2~13.4%であります。

 当該のれんについては、当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を十分に上回っていることから、主要な仮定が合理的な範囲で変更されたとしても、それにより当該資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと予測しております。

 

(4)研究開発費

 前々連結会計年度及び前連結会計年度における売上原価及び販売費及び一般管理費に計上された研究開発費は、それぞれ12,347百万円及び24,381百万円であります。なお、資産に計上された開発費はありません。

 

 

 

15.リース取引

(1)借手側

 当社グループは、借手として、主に機械装置及び運搬具を賃借しております。リース契約には更新オプションを含むものがありますが、エスカレーション条項を含む重要なリース契約はありません。また、リース契約によって課された重要な制限(追加借入及び追加リースに関する制限等)はありません。

 

① 解約不能のオペレーティング・リースに基づく未経過リース料

 解約不能のオペレーティング・リースに基づく将来最低リース料総額は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年以内

1,059

1,575

1年超5年以内

2,276

3,509

5年超

3,302

3,940

合計

6,637

9,024

 

② 費用として認識されたオペレーティング・リース料総額

 前々連結会計年度及び前連結会計年度におけるオペレーティング・リースに係る費用として認識したリース料総額は、それぞれ2,977百万円及び3,923百万円であります。

 

(2)貸手側

 当社グループは、貸手として、金型に係るファイナンス・リース債権を計上しております。ファイナンス・リース契約に基づく将来の受取額は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年以内

1,527

2,923

1年超5年以内

879

1,231

5年超

175

合計

2,581

4,154

 

 リース債権は連結財政状態計算書のその他の金融資産に計上しております。リース期間終了時における残存価値は零としております。また、前々連結会計年度及び前連結会計年度において未稼得金融収益、貸手の利益となる無保証残存価値もしくは偶発収益はありません。

 

 

 

16.法人所得税

(1)繰延税金資産及び繰延税金負債

 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

繰延税金資産

 

 

未払賞与

1,722

2,623

有給休暇債務

861

989

退職給付に係る負債

3,083

2,905

現金決済型株式報酬に係る債務

1,113

1,894

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

資本性金融商品

646

542

棚卸資産

2,442

846

未実現棚卸資産売却益

1,114

898

有形固定資産

4,793

4,562

減損損失

4,732

4,459

繰越欠損金

1,710

681

試験研究費

488

906

その他

3,928

3,149

合計

26,632

24,454

繰延税金負債

 

 

有形固定資産・無形資産

6,355

6,443

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

資本性金融商品

1,237

1,461

子会社の留保利益

1,869

3,354

その他

1,228

1,400

合計

10,689

12,658

繰延税金資産の純額

15,943

11,796

 

 繰延税金資産又は繰延税金負債の純額の変動の内容は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

繰延税金資産の純額

 

 

期首残高

10,844

15,943

純利益を通じて認識

2,299

△2,073

その他の包括利益において認識

△239

△924

企業結合等に伴う繰延税金資産(負債)の増減等

4,330

△1,663

その他(注)

△1,291

513

期末残高

15,943

11,796

(注)その他には為替換算差額が含まれております。

 

 連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、将来減算一時差異、税務上の繰越欠損金及び繰越税額控除の内訳は、次のとおりであります。なお、主な内訳はミツミ電機株式会社(以下、「ミツミ」)が有する将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金であります。また、繰越欠損金の主な減少要因は、ミツミにおける課税所得の発生によるものです。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

将来減算一時差異

35,620

31,539

税務上の繰越欠損金

71,017

46,781

繰越税額控除

687

1,059

 

 連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、税務上の繰越欠損金の失効期限別内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年目

1,839

1,439

2年目~5年目

30,527

14,984

5年目以降

27,064

24,069

失効期限の定めなし

11,587

6,289

合計

71,017

46,781

 

 連結財政状態計算書上で繰延税金資産が認識されていない、繰越税額控除の失効期限別内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年目

12

0

2年目~5年目

5年目以降

9

429

失効期限の定めなし

666

630

合計

687

1,059

 

 前々連結会計年度及び前連結会計年度の繰延税金資産のうち、前々連結会計年度又は前連結会計年度に損失が生じており、繰延税金資産の回収可能性が将来の課税所得の有無に依存している納税主体に帰属しているものは、それぞれ8,380百万円及び9,252百万円であります。当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩し、予測される将来課税所得及びタックスプランニングを考慮しております。

 前々連結会計年度及び前連結会計年度において繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ82,714百万円及び121,326百万円であります。これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。

 

(2)法人所得税費用

 法人所得税費用の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

当期税金費用

10,366

14,219

繰延税金費用

 

 

一時差異等の発生と解消

△2,115

2,980

未認識の繰延税金資産の増減

△184

△802

税率の変更による繰延税金資産及び負債の調整額

△105

合計

8,067

16,292

 

 なお、上記のほかに前々連結会計年度において、自社発行の転換社債型新株予約権付社債の買入れに伴い資本剰余金で直接認識した当期税金費用が1,912百万円あります。

 当社及び国内子会社は、所得に対して種々の税金が課せられており、前々連結会計年度及び前連結会計年度の実効税率は30.9%であります。また、当社及び一部の国内子会社は、前連結会計年度から当社を連結納税親会社とした連結納税制度を適用しております。

 海外子会社の法人税の税率は一般に日本の税率より低い税率です。さらに、タイの子会社は投資促進法による恩典を受けており、そのため特定の製品の製造、販売から得た利益については3年から8年の間、タイの法人税が免除されております。

 なお、当社と中国子会社との間の独立企業間価格の算定方法等の確認に関する二国間協議について、日本及び中国両税務当局間の相互協議が合意される見込みとなりました。これに伴い見込まれる遡及適用期間に係る両国の法人税等の差引納付額1,012百万円を税金費用に計上しております。

 

 

(3)実効税率の調整

 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異について、原因となった主な項目の内訳は、次のとおりであります。

(単位:%)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

法定実効税率

30.9

30.9

(調整)

 

 

海外子会社の税率差

△6.9

△7.0

未認識の繰延税金資産

△0.3

△1.2

税率変更による期末繰延税金資産の増額修正(注)

△0.2

相互協議による補償調整金

1.8

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.2

0.5

負ののれん発生益

△9.6

その他

△1.0

△0.4

税効果会計適用後の法人税等の負担率

13.3

24.4

(注)米国の税制改革法が2017年12月22日に成立し、法人税率が最高35%の累進課税から一律21%へ引き下げられました。これに伴い、米国所在の海外子会社の繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、従来の40.75%から27.98%となります。この税率変更により、繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した金額)は101百万円減少し、繰延税金費用(貸方)が105百万円増加、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産が4百万円減少しております。

 

17.営業債務及びその他の債務

 営業債務及びその他の債務の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

支払手形及び買掛金

80,930

90,027

その他

14,049

17,000

合計

94,979

107,027

 

 営業債務及びその他の債務は、償却原価で測定る金融負債に分類しております。

 

 

18.社債及び借入金

(1)金融負債

社債及び借入金の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

49,660

60,437

0.56

1年内返済予定の長期借入金

17,917

20,301

0.61

社債 (注)

14,688

14,720

0.35

2027年1月

転換社債型新株予約権付社債 (注)

19,685

19,754

2022年8月

長期借入金

60,891

41,259

0.57

2019年4月~2026年12月

合計

162,841

156,471

流動負債

67,577

80,738

非流動負債

95,264

75,733

合計

162,841

156,471

 

 社債及び借入金は償却原価で測定する金融負債に分類しております。

 

 (注)社債の発行条件の要約は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

会社名

銘柄

発行

年月日

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

利率

(%)

担保

償還期限

ミネベアミツミ

株式会社

第9回国内無担保社債

2017年

1月16日

14,688

14,720

0.35

無担保

2027年

1月18日

ミネベアミツミ

株式会社

2022年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債

2017年

1月27日

19,685

19,754

無担保

2022年

8月3日

合計

34,373

34,474

 

(2)担保差入資産及び対応する負債

担保差入資産及び対応する負債は、次のとおりであります。

① 担保差入資産

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

有形固定資産

661

572

合計

661

572

 

② 担保差入資産に対応する負債

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年内返済予定の長期借入金

179

179

長期借入金

537

358

合計

716

537

 

(3)財務活動に係る負債の変動

財務活動に係る負債の変動は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

2017年4月1日

キャッシュ・フローを伴う変動

キャッシュ・フローを伴わない変動

2018年3月31日

企業結合に

よる変動

為替換算に

よる変動

その他の変動

短期借入金

49,660

10,254

725

△202

60,437

長期借入金

78,808

△17,560

340

△28

61,560

社債

34,373

101

34,474

非支配持分との契約に基づく負債

4,715

△40

4,675

 

19.その他の金融負債

 その他の金融負債の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

償却原価で測定する金融負債

 

 

預り金

2,062

1,497

非支配持分との契約に基づく負債

4,675

その他

752

777

小計

2,814

6,949

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

デリバティブ負債

520

192

合計

3,334

7,141

流動負債

2,676

1,748

非流動負債

658

5,393

合計

3,334

7,141

 

 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債には、当初認識時に純損益を通じて公正価値で測定するものと指定した金融負債は含まれておりません。

 

 

20.引当金

 引当金の内訳及び増減は次のとおりであります。

 

前々連結会計年度 (自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

環境整備費

引当金

リストラクチャリング引当金

製品補償損失

引当金

その他の引当金

合計

期首残高

1,084

216

303

17

1,620

繰入額

313

9

35

357

割引計算の期間利息費用

13

13

企業結合による取得

23

63

86

目的使用による減少

△656

△140

△303

△6

△1,105

在外営業活動体の換算差額

△20

△5

2

△23

その他

△4

△4

期末残高

757

80

35

72

944

流動負債

404

80

35

2

521

非流動負債

353

70

423

合計

757

80

35

72

944

 

前連結会計年度 (自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

環境整備費

引当金

リストラクチャリング引当金

製品補償損失

引当金

その他の引当金

合計

期首残高

757

80

35

72

944

繰入額及び戻入額

△26

142

80

196

割引計算の期間利息費用

14

0

14

目的使用による減少

△169

△71

△21

△54

△315

在外営業活動体の換算差額

△33

△4

0

△37

期末残高

543

147

94

18

802

流動負債

150

147

94

391

非流動負債

393

18

411

合計

543

147

94

18

802

 

① 環境整備費引当金

 一部の米国子会社については、環境対策費用として、今後発生が見込まれる費用について合理的に見積られる金額を計上しております。これらの費用の支払時期は、将来の事業計画等により影響を受けます。

 

② リストラクチャリング引当金

 構造改革計画の決定に基づき、今後発生が見込まれる費用について、合理的に見積られる金額を計上しております。これらの費用の支払時期は、連結会計年度末から1年以内と見込まれます。

 

③ 製品補償損失引当金

 製品の補償費用として、今後発生が見込まれる費用について、合理的に見積られる金額を計上しております。これらの費用の支払時期は、連結会計年度末から1年以内と見込まれます。

21.その他の負債

 その他の負債の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

未払費用

17,206

21,870

未払賞与

8,078

11,604

現金決済型株式報酬費用

3,636

6,185

その他

3,400

3,978

合計

32,320

43,637

流動負債

27,085

42,230

非流動負債

5,235

1,407

合計

32,320

43,637

 

22.退職後給付

 当社及び一部の国内子会社は、当社及び子会社が運営する企業年金制度を含む確定給付年金制度を採用しております。企業年金制度は、法定要件を遵守し当社グループが管理しております。当社グループは、制度加入者の利益を最優先にして行動するよう法令により求められており、所定の方針に基づき制度資産の運用を行う責任を負っております。

 確定給付年金制度を採用している一部の海外子会社には、英国における積立型の確定給付型制度や、タイにおける非積立型の確定給付型制度が含まれております。

 確定給付年金制度では、一時金又は年金で支給いたします。給付額は、通常、勤務期間、退職時の給与、及び一部の海外子会社ではインフレ率などその他の要因に基づいて決定されます。

 また、一部の国内子会社及び海外子会社は、確定拠出型の退職給付制度を設けております。

 

(1)確定給付制度債務及び制度資産の調整表

確定給付制度債務及び制度資産と連結財政状態計算書に計上された退職給付に係る負債との関係は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

積立型の確定給付制度債務

65,505

67,996

制度資産

△59,072

△61,497

小計

6,433

6,499

非積立型の確定給付制度債務

9,750

9,593

合計

16,183

16,092

 

(2)確定給付制度債務の調整表

確定給付制度債務の増減は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

期首残高

40,031

75,255

当期勤務費用

1,804

3,241

利息費用

623

942

再測定による増減

 

 

数理計算上の差異-人口統計上の仮定の変更

△136

△74

数理計算上の差異-財務上の仮定の変更

1,420

586

数理計算上の差異-実績の修正

295

△514

給付支払額

△1,691

△2,863

過去勤務費用

△12

91

在外営業活動体の換算差額

△1,245

1,001

企業結合及び処分の影響額

34,258

102

その他

△92

△178

確定給付制度債務の期末残高

75,255

77,589

 

確定給付制度債務の加重平均デュレーションは、次のとおりであります。

(単位:年)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

加重平均デュレーション

13.2

12.2

 

(3)制度資産の調整表

 制度資産の増減は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

期首残高

27,643

59,072

利息収益

393

509

再測定による増減

 

 

制度資産に係る収益(利息収益を除く)

541

828

事業主からの拠出額

1,696

3,122

給付の支払額

△1,365

△2,405

在外営業活動体の換算差額

△1,018

422

企業結合及び処分の影響額

31,189

その他

△7

△51

制度資産の公正価値の期末残高

59,072

61,497

 

 なお、当社グループは2019年3月期に2,859百万円の掛金を拠出する予定であります。

 

(4)制度資産の主な内訳

 制度資産合計に対する主な分類ごとの内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

活発な市場

における公表市場価格が

あるもの

活発な市場

における公表市場価格が

ないもの

合計

活発な市場

における公表市場価格が

あるもの

活発な市場

における公表市場価格が

ないもの

合計

資本性金融商品

 

 

 

 

 

 

国内株式

7,934

7,934

8,725

8,725

海外株式

5,069

5,069

6,607

6,607

負債性金融商品

 

 

 

 

 

 

国内債券

5,094

3,306

8,400

5,534

2,627

8,161

海外債券

6,964

1,751

8,715

7,300

2,124

9,424

合同運用信託

 

 

 

 

 

 

資本性及び負債性金融商品

5,357

5,357

3,159

3,159

保険商品

6,351

6,351

5,753

5,753

その他

4,897

4,897

4,013

4,013

生保一般勘定

6,939

6,939

7,094

7,094

現金及び現金同等物

4,430

4,430

7,131

7,131

その他

240

740

980

246

1,184

1,430

合計

29,731

29,341

59,072

35,543

25,954

61,497

 

 当社グループの制度資産の運用方針は、社内規程に従い、将来にわたる確定給付制度債務の支払を確実に行うために、中長期的に安定的な収益を確保することを目的としております。具体的には、毎年度定める許容リスクの範囲内で目標収益率及び投資資産別の資産構成割合を設定し、その割合を維持することにより運用を行います。資産構成割合の見直しにあたっては、従業員の人員構成や予測される将来の支払時期などを考慮しており、確定給付債務の変動及びその支払に備える制度資産の構成について必要に応じて検討を行っております。

 

(5)数理計算上の仮定に関する事項

 数理計上の仮定の主要なものは、次のとおりであります。

(単位:%)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

国内

海外

国内

海外

割引率

0.6

3.0

0.6

2.9

昇給率

3.0

3.3

物価上昇率

2.7

2.6

 

 主要な基礎率の変化が確定給付制度債務に与える感応度は次のとおりであります。これらの感応度のそれぞれは、その他の変数が一定との前提を置いておりますが、実際には独立して変化するとは限りません。なお、マイナスは確定給付制度債務の減少を、プラスは確定給付制度債務の増加を表しております。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

割引率が0.5%上昇した場合

△4,551

△4,399

割引率が0.5%低下した場合

4,783

4,974

 

 前々連結会計年度及び前連結会計年度における確定拠出型年金制度の拠出額は、それぞれ1,366百万円、1,406百万円であります。

 

23.資本及びその他の資本項目

(1)資本金

① 授権株式数

 授権株式数は、普通株式1,000,000,000株であります。

 

② 全額払込済みの発行済株式

 発行済株式総数の増減は次のとおりであります。

(単位:株)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

株式の種類

普通株式

普通株式

発行済株式総数

 

 

期首残高

399,167,695

427,080,606

期中増減

27,912,911

期末残高

427,080,606

427,080,606

 

 前々連結会計年度における発行済株式数の増加は、ミツミ電機株式会社(以下、ミツミ)との株式交換による取得により新株を発行したことによるものです。

 なお当社の発行する株式は、全て権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であります。

 

(2)自己株式

 自己株式数の増減は次のとおりであります。

(単位:株)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

自己株式の株式数

 

 

期首残高

24,775,093

3,758,595

期中増減

△21,016,498

3,973,700

期末残高

3,758,595

7,732,295

 

 前々連結会計年度における自己株式の株式数の減少は、主にミツミとの株式交換による減少(△20,000,000株)であります。前連結会計年度における自己株式数の増加は、主に取締役会決議による自己株式の取得による増加(4,658,200株)であります。

 

(3)剰余金

① 資本剰余金

 会社法では、株式の発行に対しての払込又は給付した額の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれる資本準備金に組み入れることが規定されております。

 また、前連結会計年度に取得したC&A TOOL ENGINEERING, INC.(以下、「C&A」)の非支配持分との契約に基づき、取得日において非支配持分が保有するC&A社株式を将来当社グループへ売却する権利について負債として認識し、同額を資本剰余金に計上しております。当初の認識額は4,715百万円で、負債の変動は純損益として計上しております。

 

② 利益剰余金

 会社法では、剰余金の配当として支出する金額の10分の1を、資本準備金及び利益剰余金に含まれる利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されております。

 

 

24.配当金

(1)配当金支払額

 配当金の支払額は次のとおりであります。

 

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2016年6月29日

定時株主総会

普通株式

3,744

10.00

2016年3月31日

2016年6月30日

2016年11月2日

取締役会

普通株式

2,625

7.00

2016年9月30日

2016年12月5日

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

決議日

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2017年6月29日

定時株主総会

普通株式

2,963

7.00

2017年3月31日

2017年6月30日

2017年11月8日

取締役会

普通株式

5,447

13.00

2017年9月30日

2017年12月4日

 

(2)配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

決議日

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2017年6月29日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

2,963

7.00

2017年3月31日

2017年6月30日

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

決議日

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2018年6月28日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

5,452

13.00

2018年3月31日

2018年6月29日

 

25.売上高

 売上高の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

物品の販売

630,281

872,333

サービスの提供

3,332

4,294

その他

378

4,786

合計

633,991

881,413

 

26.営業費用

 営業費用の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

原材料仕入高

308,083

468,721

従業員給付費用

138,990

198,329

減価償却費及び償却費

29,294

30,491

荷造運賃

16,171

19,293

外注加工費

12,191

18,690

棚卸資産の増減

34,784

△19,741

その他

54,694

98,366

合計

594,207

814,149

 

27.従業員給付費用

 従業員給付費用の内訳は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

給与、賃金及び手当

133,205

189,449

退職給付費用

3,388

5,171

その他

2,397

3,709

合計

138,990

198,329

 従業員給付費用は売上原価及び販売費及び一般管理費に計上しております。

 

 

28.その他の収益

 その他の収益の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

負ののれん発生益

18,822

受取賃貸料

296

418

関係会社株式売却益

215

固定資産売却益

212

148

保険配当金

207

220

関係会社事業整理益

147

その他

678

852

合計

20,577

1,638

 

29.その他の費用

 その他の費用の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

減損損失

4,202

6,222

固定資産除売却損

2,093

1,280

和解損失

1,096

124

環境整備費引当金繰入額

313

独占禁止法関連損失

60

製品補償損失

12

事業構造改革損失

9

142

関係会社株式売却損

2

その他

892

841

合計

8,679

8,609

 

 

 

30.金融収益及び金融費用

(1)金融収益

 金融収益の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

受取利息

 

 

償却原価で測定する金融資産

462

927

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

31

41

受取配当金

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

173

200

その他

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

257

114

その他

789

128

合計

1,712

1,410

 

 前々連結会計年度におけるその他の金融収益のその他は、法人税の更正決定に関して過年度に計上していた法人税の利息相当分を戻入れたものであります。

 また、受取配当金は、期末において保有する、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に係るものであります。

 

(2)金融費用

 金融費用の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

支払利息

 

 

償却原価で測定する金融負債

973

804

その他

13

556

為替差損

536

2,054

その他

 

 

償却原価で測定する金融資産及び金融負債

36

33

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産及び金融負債

5

10

合計

1,563

3,457

 

 為替差損には通貨デリバティブの評価損益が含まれております。

 前連結会計年度における支払利息のその他は、主に、当社と中国子会社との間の独立企業間価格の算定方法等の確認に関する二国間協議について、日本及び中国両税務当局間の相互協議が合意される見込みとなったことに伴う、法人税等の利息相当額です。

 

31.その他の包括利益

 その他の包括利益に含まれている、各項目別の当期発生額及び純損益への組替調整額並びに税効果の影響は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

金融資産

 

 

当期発生額

1,169

1,148

税効果調整前

1,169

1,148

税効果額

△348

△332

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

金融資産

821

816

確定給付型退職給付制度の再測定

 

 

当期発生額

△1,038

830

税効果調整前

△1,038

830

税効果額

554

△620

確定給付型退職給付制度の再測定

△484

210

在外営業活動体の換算差額

 

 

当期発生額

△2,642

4,121

組替調整額

△147

税効果調整前

△2,789

4,121

税効果額

△407

在外営業活動体の換算差額

△3,196

4,121

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

当期発生額

1,051

△328

組替調整額

△337

△569

税効果調整前

714

△897

税効果額

△38

28

キャッシュ・フロー・ヘッジ

676

△869

持分法適用会社におけるその他の包括利益

に対する持分

 

 

当期発生額

△260

組替調整額

82

持分法適用会社におけるその他の包括利益

に対する持分

△178

その他の包括利益合計

△2,361

4,278

 

 

 

32.1株当たり利益

(1)基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

基本的1株当たり当期利益(円)

136.40

119.61

希薄化後1株当たり当期利益(円)

134.32

117.02

 

(2)基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益

 

 

親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円)

52,293

50,326

親会社の普通株主に帰属しない金額(百万円)

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

52,293

50,326

利益調整額

 

 

支払利息(税額相当額控除後)(百万円)

18

48

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する当期利益(百万円)

52,311

50,374

基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する期中平均普通株式数

 

 

基本的1株当たり当期利益の計算に使用する期中平均普通株式数(株)

383,378,305

420,747,526

転換社債型新株予約権付社債による希薄化性潜在普通株式の影響(株)

6,003,291

9,671,179

新株予約権による希薄化性潜在普通株式の影響(株)

61,420

39,279

希薄化後1株当たり当期利益の計算に使用する期中平均普通株式数(株)

389,443,016

430,457,984

 

33.連結キャッシュ・フロー計算書の補足情報

(1)負ののれん発生益及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

 株式交換により新たに子会社となったミツミ電機株式会社及びその子会社20社を連結したことに伴い、現金及び現金同等物が32,591百万円増加しており、連結キャッシュ・フロー計算書の連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入に含めております。また、当該取得により負ののれん発生益が生じております。

 

(2)連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

 主に、株式の取得により新たに子会社となったC&A TOOL ENGINEERING, INC.及びMACH AERO BRETIGNY RECTIFICATION SASを連結したことに伴う、現金及び現金同等物の支出7,567百万円であります。株式の取得の詳細については、「7.企業結合」に記載しております。

 

(3)転換社債型新株予約権付社債の買戻しによる支出

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

 2016年6月に自社発行の転換社債型新株予約権付社債の買入れを行い、2017年2月に満期償還いたしました。

 

34.株式に基づく報酬

(1)ストック・オプション制度の内容

 当社は、ストック・オプション制度を採用しており、当社の取締役に対して付与されております。また、当社が発行するストック・オプションは、全て持分決済型株式報酬であります。

 

 当社が発行するストック・オプションの内容は、次のとおりであります。

 

第1回

第2回

第3回

付与数

普通株式 47,000株

普通株式 42,000株

普通株式 25,200株

権利確定条件

付されておりません

付されておりません

付されておりません

権利行使期限

2042年7月16日

2043年7月15日

2044年7月17日

行使価格

1円

1円

1円

 

(2)ストック・オプションの数及び加重平均行使価格

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

株式数

(株)

加重平均行使価格

(円)

株式数

(株)

加重平均行使価格

(円)

期首未行使残高

81,000

1

55,000

1

期中付与

期中行使

△26,000

1

△21,000

1

期中失効

期末未行使残高

55,000

1

34,000

1

期末行使可能残高

55,000

1

34,000

1

 

 期中行使されたストック・オプションの権利行使日の加重平均株価は、前々連結会計年度及び前連結会計年度においてそれぞれ685円及び1,802円であります。

 

(3)信託型従業員持株インセンティブ・プラン

 当社は、当社グループ従業員に対する中長期的な企業価値向上へのインセンティブの付与及び福利厚生の増進等を目的として、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン」(以下、「本プラン」といいます。)を導入しております。本プランは、「ミネベアミツミ従業員持株会」(以下、「持株会」といいます。)に加入する全ての当社グループ従業員を対象とするインセンティブ・プランです。本プランでは、当社が銀行との間で、当社を委託者、銀行を受託者とする従業員持株会専用信託契約(以下、「本信託契約」といいます。)を2012年5月10日付で締結し、持株会が買付けを行うための当社株式を確保することを主な目的として設定した「ミネベアミツミ従業員持株会専用信託口」(以下、「従持信託」といいます。)が、2017年5月までに持株会が取得すると見込まれる相当数の当社株式を、銀行から取得資金の借入(当社は当該借入に対し保証を付しております。)を行った上で、本プラン導入時に当該金額分の当社株式を市場から取得いたしました。その後、従持信託は、当社株式を一定の計画(条件及び方法)に従い継続的に持株会に売却していき、従持信託の信託財産に属する当社株式の全てが売却された場合等に従持信託は終了することになります。当社株式の売却益等の収益が信託終了時点に蓄積し、借入金その他従持信託の負担する債務を全て弁済した後に従持信託内に金銭が残存した場合、これを残余財産として、受益者適格要件を満たす従業員に分配いたします。

 従持信託の信託財産に属する当社株式に係る権利の保全及び行使(議決権行使を含みます。)については、信託管理人又は受益者代理人が従持信託の受託者に対して指図を行い、従持信託の受託者は、かかる指図に従って、当該権利の保全及び行使を行っております。信託管理人又は受益者代理人は、従持信託の受託者に対して議決権行使に関する指図を行うに際して、本信託契約に定める議決権行使のガイドラインに従います。

 なお、持株会において信託期間の終了時期を延長することに賛成する旨の意思決定が2017年1月25日付でなされたのを踏まえて、2017年2月24日の取締役会決議において、従持信託の受託者である野村信託銀行株式会社及び従業員の利益を代表する信託管理人との間で、信託期間の満了日を2017年5月9日か2018年12月27日へ延長すること及び信託管理人に弁護士を追加的に選任することに係る変更契約を締結いたしました。

 残余財産は各報告日に公正価値で評価し負債として、また、公正価値の変動額は売上原価もしくは販売費及び一般管理費に計上しております。

 公正価値の見積りに使用した主要な基礎数値及び見積り方法は次のとおりであります。

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

評価日の株価(円)

1,485

2,272

予想残存期間(年)  (注)1

1.7

0.7

予想配当(円)    (注)2

20

26

無リスク利子率(%) (注)3

△0.2

△0.1

(注)1.評価日から信託契約の終了日までを見積っております。

2.予想配当は実際に支払われた配当金に基づいて見積っております。

3.評価日における予想残存期間に相当する国債の利率に基づき見積っております。

 

(4)株式報酬費用と負債

 売上原価及び販売費及び一般管理費に含まれる株式報酬費用は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

持分決済型

現金決済型

1,208

2,550

合計

1,208

2,550

 

 現金決済型の株式報酬から生じた負債の帳簿価額は、次のとおりであります。前々連結会計年度においてはその他の非流動負債に、前連結会計年度においてはその他の流動負債に計上されております。

(単位:百万円)

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

信託型従業員持株インセンティブ・プラン

3,636

6,185

 

35.金融商品

(1)資本管理

 当社グループは、持続的な成長を通じて、企業価値を最大化することを目指して資本管理をしております。

 当社グループは、健全な財務体質の維持に関連する指標としてD/Eレシオを、資本の効率性と収益性に関連する指標としてROEを管理対象としております。

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

D/Eレシオ (注)1

0.5

0.4

ROE(%) (注)2

18.9

14.8

 これらの指標については、経営者に定期的に報告され、モニタリングしております。なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制はありません。

 (注)1.D/Eレシオは、有利子負債を資本合計で除して計算しております。

2.ROEは、親会社の所有者に帰属する当期利益を親会社の所有者に帰属する持分で除して計算しております。

 

(2)財務上のリスク管理

 当社グループは、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(信用リスク・流動性リスク・為替リスク・金利リスク・市場価格の変動リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、一定の方針に基づきリスク管理を行っております。また、当社グループは、デリバティブ取引を為替変動リスク又は金利変動リスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(3)信用リスク管理

① 信用リスク管理及び信用リスクに対する最大エクスポージャー

 信用リスクは、保有する金融資産の相手先が契約上の債務に関して債務不履行になり、当社グループに財務上の損失を発生させるリスクであります。当社グループは、与信管理規程に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。

 2018年3月31日現在、売掛金残高が当社グループの売掛金残高の10%を超える特定取引先はありません。

 売掛金以外の金融資産については、信用格付の観点から信用リスクが集中しておりません。

 また、デリバティブ取引については、信用度の高い金融機関等とのみ取引を行っており、信用リスクに及ぼす影響は限定的であります。なお、当社グループは、特定の相手先又はその相手先が所属するグループについて、過度に集中した信用リスクを有しておりません。

 連結財務諸表に表示されている金融資産の貸倒引当金の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに係るエクスポージャーの最大値であります。

 

② 貸倒引当金

 当社グループでは、営業債権と営業債権以外の債権に区分して貸倒引当金を算定しております。

 いずれの債権についても、その全部又は一部について回収ができず、又は回収が極めて困難であると判断された場合には債務不履行とみなしております。

 また、支払遅延の原因が一時的な資金需要によるものではなく、債務者の重大な財政的困難等に起因するものであり、債権の回収可能性が特に懸念されるものであると判断された場合には、信用減損が発生しているものと判定しております。

 

 貸倒引当金の増減は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

営業債権及びリース債権に係る貸倒引当金

信用減損した金融資産に対する貸倒引当金

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

期首残高

147

214

55

790

企業結合による取得

55

15

91

繰入 (注)

20

60

561

1

直接償却による使用

△11

△13

戻入 (注)

△28

△5

△38

△45

その他

20

△13

121

32

期末残高

214

260

790

765

 (注)営業債権及びリース債権に係る貸倒引当金に対する繰入及び戻入は、主として販売及び回収により営業債権が増加及び減少したことによるものであります。

 

 貸倒引当金に関する金融資産の帳簿価額(貸倒引当金控除前)は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

営業債権及びリース債権

166,048

160,561

信用減損した金融資産

790

765

 

③ 信用リスクの分析

 営業債権及びリース債権の年齢分析は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

期日未経過

159,425

151,139

期日経過30日以内

5,838

8,451

期日経過30日超90日以内

634

874

期日経過90日超

151

97

合計

166,048

160,561

 

(4)流動性リスク

① 流動性リスク管理

 流動性リスクは、当社グループが期限の到来した金融負債の返済義務を履行するにあたり、支払期日にその支払を実行できなくなるリスクであります。

 当社グループは、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関より随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しております。

 当社グループは、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成、更新するとともに、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。子会社においても同様の管理を行っております。

 

② 金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高

 金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は次のとおりであります。

 

前々連結会計年度(2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

帳簿価額

契約上の

キャッシュ

・フロー

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

94,979

94,979

94,979

社債及び借入金

162,841

167,420

68,045

21,005

4,863

487

808

72,212

小計

257,820

262,399

163,024

21,005

4,863

487

808

72,212

デリバティブ金融負債

520

520

452

60

8

合計

258,340

262,919

163,476

21,065

4,871

487

808

72,212

 

前連結会計年度(2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

帳簿価額

契約上の

キャッシュ

・フロー

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

107,027

107,027

107,027

社債及び借入金

156,471

159,481

81,522

4,811

458

777

21,661

50,252

非支配持分との契約に基づく負債

4,675

4,657

4,657

小計

268,173

271,165

188,549

4,811

458

5,434

21,661

50,252

デリバティブ金融負債

192

192

162

30

合計

268,365

271,357

188,711

4,841

458

5,434

21,661

50,252

 

(5)為替リスク

① 為替リスク管理

 当社グループは、国際的に事業を展開していることから、営業債権及び営業債務は為替リスクに晒されております。為替リスクを管理するために継続的に為替変動をモニタリングしており、為替リスクの低減のため為替予約取引を利用しております。

 

② 為替感応度分析

 当社グループが保有する金融商品において、他の全ての変数が一定であると仮定した上で、機能通貨が米ドルに対して1%増加した場合の税引前利益に与える影響は、次のとおりであります。

 なお、機能通貨建ての金融商品及び在外営業活動体の資産及び負債を表示通貨に換算する際の影響は含んでおりません。

(単位:百万円)

 

 

通貨

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

税引前利益への影響額

米ドル

△302

64

 

(6)金利リスク

① 金利リスク管理

 当社グループは、事業活動の中でさまざまな金利変動リスクに晒されており、特に、金利の変動は借入コストに大きく影響いたします。

 当社グループは、金利変動リスクを軽減するために、金利スワップ取引を利用しております。

 

② 金利感応度分析

 当社グループが保有する金利変動の影響を受ける借入金において、他の全ての変数が一定であると仮定した上で、金利が1%上昇した場合の税引前利益に与える影響は、次のとおりであります。

 なお、金利スワップ契約等のデリバティブ取引によって金利が固定化された変動金利の借入金による影響は含んでおりません。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

税引前利益への影響額

△540

△611

 

(7)金融商品の公正価値

 公正価値で測定する金融商品について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。

 

レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)

レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

 公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。

 

① 金融商品の公正価値

 金融商品の帳簿価額と公正価値は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

1年内返済予定の長期借入金

17,917

17,900

20,301

20,346

社債

14,688

14,995

14,720

15,081

転換社債型新株予約権付社債

19,685

19,633

19,754

19,836

長期借入金

60,891

60,930

41,259

41,297

合計

113,181

113,458

96,034

96,560

(注)社債、転換社債型新株予約権付社債及び長期借入金の公正価値はレベル2に分類しております。

 

 なお、社債及び借入金以外の金融資産及び金融負債に関しては、帳簿価額が公正価値に近似しているため、記載を省略しております。また、継続的に公正価値で測定する金融商品についても帳簿価額が公正価値と等しいため記載を省略しております。

 

② 公正価値の算定方法

 社債及び借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。なお、変動金利借入金の公正価値については、金利が短期間で調整されており帳簿価額が公正価値に近似しているため、帳簿価額を用いております。

 

 

 

③ 公正価値で測定する金融商品

 公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは次のとおりであります。

 

前々連結会計年度(2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融

資産

 

 

 

 

債券

4,416

2

4,418

デリバティブ資産

1,966

1,966

その他

1,216

98

1,314

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

 

 

 

 

株式

4,331

4,327

8,658

合計

8,747

3,184

4,425

16,356

負債:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

520

520

合計

520

520

 

前連結会計年度(2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

資産:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融

資産

 

 

 

 

債券

4,242

3

4,245

デリバティブ資産

1,102

1,102

その他

1,184

1,184

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品

 

 

 

 

株式

4,487

5,254

9,741

合計

8,729

2,289

5,254

16,272

負債:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融

負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

192

192

合計

192

192

 

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しております。公正価値レベル1とレベル2の間の重要な振替は行われておりません。

 

 債券のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、取引金融機関等から提示された価格に基づいて算定しているものはレベル2に分類しております。

 デリバティブ資産及びデリバティブ負債の公正価値は、取引金融機関から提示された価格等に基づき算定した金額で測定しており、レベル2に分類しております。

 また、純損益を通じて公正価値を測定し、レベル3に分類される重要な金融資産はありません。

 

 株式のうち活発な市場が存在する銘柄の公正価値は市場価格に基づいて算定しているため、レベル1に分類しております。また、活発な市場が存在しない銘柄のうちインプットが観察不能な場合、主として類似会社比較法で公正価値を測定し、レベル3に分類しております。

 

 なお、重要な観察不能なインプットは主としてEBIT率とP/E率であり、公正価値はEBIT率とP/E率の上昇(低下)により増加(減少)します。

 

④ 評価プロセス

 レベル3に分類した金融商品については、当社グループで定めた公正価値測定の評価方針及び手続に従い、経営管理・経理財務部門が対象となる金融商品の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。

 また、公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。

 

⑤ レベル3に分類された金融商品に関する定量的情報

 主な観察不能なインプットは次のとおりであります。

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

EBIT率 (%)(注)1

10.5~19.6

10.2~14.9

P/E率  (倍)(注)2

24.7

26.6

 (注)1.EBIT率=企業価値/EBIT

EBIT=当期経常利益+支払利息-受取利息+法人税等

2.P/E率=株価/1株当たり当期利益

 

⑥レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

 レベル3に分類された金融商品の変動は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

期首残高

3,420

4,425

利得及び損失合計

 

 

純損益      (注)1

△1

その他の包括利益 (注)2

387

1,027

企業結合の影響額

519

購入

100

売却

△198

期末残高

4,425

5,254

(注)1.損益に含まれている利得及び損失は、決算日時点で保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであります。これらの利得及び損失は、連結損益計算書の金融収益及び金融費用に含まれております。

2.その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、決算日時点で保有するその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品に関するものであります。これらの利得及び損失は、連結包括利益計算書のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に含まれております。

 

(8)デリバティブ取引及びヘッジ活動

 当社グループは、ヘッジ関係の開始時にヘッジ対象の数量とヘッジ手段の数量に基づいて適切なヘッジ比率を設定しており、原則として1対1の関係となるよう設定しております。ヘッジ関係について有効性が認められなくなったものの、リスク管理目的に変更が無い場合は、ヘッジ関係が再び有効となるようヘッジ関係の開始時に設定したヘッジ比率を再調整しております。また、ヘッジ関係についてリスク管理目的が変更された場合は、ヘッジ会計の適用を中止しております。

 

① キャッシュ・フロー・ヘッジ

 当社グループは、キャッシュ・フロー・ヘッジ手段として主に将来キャッシュ・フローを固定化するために為替予約取引を指定しております

 

② ヘッジ会計を適用しているヘッジ手段に係る公正価値

 ヘッジ手段に係るヘッジ種類別の公正価値は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

資産

負債

資産

負債

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

為替取引

1,109

52

202

9

合計

1,109

52

202

9

 連結財政状態計算書上において、ヘッジ手段に係る資産の公正価値はその他の金融資産(流動資産)及びその他の金融資産(非流動資産)に含まれており、ヘッジ手段に係る負債の公正価値はその他の金融負債(流動負債)及びその他の金融負債(非流動負債)に含まれております。

 

③ ヘッジ会計を適用しているヘッジ手段の想定元本及び平均価格

 主要なヘッジ手段に係る想定元本及び平均価格は、次のとおりであります。

 

 

内容及び種類

想定元本

及び平均価格

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

1年以内

1年超

1年以内

1年超

キャッシュ・

フロー・

ヘッジ

米ドルの為替予約(売建)

想定元本(百万円)

21,177

3,532

6,456

1,281

平均価格

(米ドル/タイバーツ)

36.09

36.12

31.80

31.53

米ドルの為替予約(売建)

想定元本(百万円)

698

平均価格

(米ドル/ポンド)

0.73

ユーロの為替予約(売建)

想定元本(百万円)

658

132

平均価格

(ユーロ/円)

131.57

131.66

ユーロの為替予約(売建)

想定元本(百万円)

1,243

255

平均価格

(ユーロ/人民元)

8.02

8.20

ユーロの為替予約(売建)

想定元本(百万円)

1,661

335

平均価格

(ユーロ/タイバーツ)

39.13

39.47

 

④ キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段のその他の資本の構成要素及び損益

 キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段のその他の資本の構成要素及び損益は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度(2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

その他の資本の

構成要素の金額

(税引前)

その他の包括利益

で認識された

ヘッジ損益の金額

その他の包括利益

から当期利益への

組替調整額

組替調整額の連結

損益計算書上の

主な表示科目

為替取引

1,057

1,051

△337

売上高

合計

1,057

1,051

△337

 

 

前連結会計年度(2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

その他の資本の

構成要素の金額

(税引前)

その他の包括利益

で認識された

ヘッジ損益の金額

その他の包括利益

から当期利益への

組替調整額

組替調整額の連結

損益計算書上の

主な表示科目

為替取引

160

△328

△569

売上高

合計

160

△328

△569

 

 

⑤ ヘッジ非有効部分を認識するための基礎として用いたヘッジ手段の公正価値の変動及びヘッジ対象の価値の変動

 ヘッジの非有効金額の算定の基礎として使用したヘッジ手段の公正価値の変動額、及びヘッジ対象の価値の変動額は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

ヘッジ手段の

公正価値変動額

ヘッジ対象の

価値変動額

ヘッジ手段の

公正価値変動額

ヘッジ対象の

価値変動額

キャッシュ・フロー・ヘッジ

 

 

 

 

為替取引

1,051

1,051

△328

△328

合計

1,051

1,051

△328

△328

 

(9)金融資産及び金融負債の相殺

 当社グループは、金融資産及び金融負債を相殺し、連結財政状態計算書において、純額で表示しております。金融資産及び金融負債の相殺額は、次のとおりであります。

 

前々連結会計年度(2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

金融資産の総額

相殺額

連結財政状態計算書上の

金融資産

金融資産:

 

 

 

営業債権及びその他の債権

23,923

12,229

11,694

 

(単位:百万円)

 

 

金融資産の総額

相殺額

連結財政状態計算書上の

金融資産

金融負債:

 

 

 

営業債務及びその他の債務

12,229

12,229

 

前連結会計年度(2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

金融資産の総額

相殺額

連結財政状態計算書上の

金融資産

金融資産:

 

 

 

営業債権及びその他の債権

24,364

17,614

6,750

 

(単位:百万円)

 

 

金融資産の総額

相殺額

連結財政状態計算書上の

金融資産

金融負債:

 

 

 

営業債務及びその他の債務

17,614

17,614

 

36.重要な子会社

 当社の子会社は前々連結会計年度は96社、前連結会計年度94社であります。前連結会計年度中に、会社設立により3社増加、株式取得により3社増加、会社清算により2社減少、会社合併により6社減少しております。

 当社の重要な子会社は、次のとおりであります。

 

名称

住所

資本金又は出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

エヌ・エム・ビー販売株式会社

東京都千代田区

30

機械加工品

電子機器

100.0

第一精密産業株式会社

東京都大田区

100

電子機器

100.0

JAPAN 3D DEVICES株式会社

新潟県柏崎市

100

特殊ガラス製品の製造販売

80.0

塩野プレシジョン株式会社

東京都羽村市

200

機械加工品

100.0

NMB(USA)Inc.

米国

カリフォルニア

 千US$

24,645

持株会社

100.0

NMB Technologies

Corporation

米国

カリフォルニア

千US$

0.38

機械加工品

電子機器

ミツミ事業

100.0

(100.0)

New Hampshire Ball

Bearings,Inc.

米国

ニューハンプシャー

千US$

10

機械加工品

100.0

(100.0)

MHC INSURANCE

COMPANY, LTD.

米国 ハワイ

千US$

100

保険関連事業

100.0

(100.0)

C&A TOOL ENGINEERING, INC.

米国 インディアナ

千US$

913

機械加工品

51.1

NMB-MINEBEA UK LTD

英国 リンカーン

千STG.£

43,700

機械加工品

電子機器

100.0

NMB-Minebea-GmbH

ドイツ ランゲン

千EUR

11,274

機械加工品

電子機器

ミツミ事業

100.0

Precision Motors

Deutsche Minebea GmbH

ドイツ

フィリンゲン・シュヴェニンゲン

千EUR

4,090

電子機器

100.0

myonic Holding GmbH

ドイツ

ロイトキルヒ

千EUR

8,350

持株会社

100.0

myonic GmbH

ドイツ

ロイトキルヒ

千EUR

3,000

機械加工品

100.0

(100.0)

CEROBEAR GmbH

ドイツ

ヘルツォーゲンラート

千EUR

60

機械加工品

100.0

(100.0)

NMB ITALIA S.R.L.

イタリア ミラノ

千EUR

8,400

機械加工品

電子機器

100.0

NMB Minebea SARL

フランス

ヴァルドワーズ

千EUR

838

機械加工品

電子機器

100.0

(4.4)

NMB-Minebea Slovakia

s.r.o.

スロバキア

ブラティスラバ

千EUR

3,983

電子機器

100.0

(100.0)

MINEBEA SLOVAKIA S.R.O.

スロバキア

コシツェ

千EUR

15,000

電子機器

100.0

PARADOX ENGINEERING SA

スイス

ノヴァッツァノ

千CHF

121

電子機器

100.0

NMB SINGAPORE LIMITED

シンガポール

千S$

38,000

機械加工品

電子機器

100.0

NMB-Minebea Thai Ltd.

タイ アユタヤ

千BAHT

15,305,363

機械加工品

電子機器

100.0

MINEBEA TECHNOLOGIES

TAIWAN CO.,LTD.

台湾 台北

千NT$

89,791

機械加工品

電子機器

100.0

MINEBEA ELECTRONICS

& HI-TECH COMPONENTS

(SHANGHAI)LTD.

中国 上海

千US$

239,060

機械加工品

電子機器

100.0

MINEBEA TRADING

(SHANGHAI)LTD.

中国 上海

千US$

500

機械加工品

電子機器

100.0

MINEBEAMITSUMI SHANGHAI TRADING LTD.

中国 上海

千CNY

15,000

機械加工品

電子機器

100.0

(100.0)

MINEBEA (SHENZHEN)LTD.

中国 シンセン

千US$

500

機械加工品

電子機器

100.0

 

名称

住所

資本金又は出資金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

MINEBEA ELECTRONICS MOTOR

(ZHUHAI)CO., LTD.

中国 珠海

3,851

電子機器

100.0

MINEBEA ELECTRONIC

DEVICES (SUZHOU) LTD.

中国 蘇州

千US$

18,350

電子機器

100.0

Cixi New MeiPeiLin Precision Bearing Co., Ltd

中国 慈渓

千CNY

183,600

その他のベアリング

75.0

(75.0)

MINEBEA (CAMBODIA) Co., Ltd.

カンボジア

プノンペン

千US$

70,000

電子機器

100.0

NMB KOREA CO.,LTD.

韓国 城南

千WON

850,000

機械加工品

電子機器

100.0

MINEBEA ELECTRONICS MOTOR

(MALAYSIA)SDN.BHD.

マレーシア ケダ

千RM

215,000

電子機器

100.0

MINEBEA(HONG KONG)

LIMITED

香港

千HK$

100,000

機械加工品

電子機器

100.0

NMB-Minebea India Private Limited

インド ハリヤナ

千INR

10,000

機械加工品

電子機器

100.0

(100.0)

MINEBEA PHILIPPINES, INC.

フィリピン

バタンガス

千PHP

620,610

電子機器

100.0

NMB-Minebea de Mexico, S.de R.L. de C.V.

メキシコ ケレタロ

千MXN

3

電子機器

100.0

(1.0)

MOATECH CO., LTD.

韓国 仁川

千WON

7,665,592

電子機器

79.2

Minebea Intec GmbH

ドイツ ハンブルグ

千EUR

4,653

電子機器

100.0

Minebea Intec Bovenden GmbH & Co. KG

ドイツ

ボーヴェンデン

千EUR

10

電子機器

100.0

(100.0)

Minebea Intec Aachen GmbH & Co. KG

ドイツ アーヘン

千EUR

1,533

電子機器

100.0

(100.0)

ミツミ電機株式会社

東京都多摩市

20,000

半導体デバイス

光デバイス

機構部品

高周波部品

電源部品

100.0

ZHUHAI MITSUMI ELECTRIC CO., LTD.

中国 珠海

千CNY

230,358

機構部品

高周波部品

電源部品

100.0

(100.0)

TIANJIN MITSUMI ELECTRIC CO., LTD.

中国 天津

千US$

40,825

機構部品

高周波部品

電源部品

100.0

(100.0)

QINGDAO MITSUMI ELECTRONICS CO., LTD.

中国 青島

千US$

35,000

機構部品

100.0

(100.0)

MITSUMI CO.,LTD.

香港

千HK$

8,000

半導体デバイス

光デバイス

機構部品

100.0

(100.0)

CEBU MITSUMI, INC.

フィリピン セブ

千PHP

1,145,683

半導体デバイス

光デバイス

機構部品

100.0

(100.0)

MACH AERO BRETIGNY RECTIFICATION SAS

フランス エソンヌ

千EUR

5,000

機械加工品

100.0

(100.0)

MACH AERO COMPONENTS PRIVATE LIMITED

インド

ベンガルール

千INR

10,000

機械加工品

100.0

(100.0)

その他45社

(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称又は具体的な事業内容を記載しております。

2.議決権の所有割合の(内書)は、間接所有であります。

3.前々連結会計年度における重要な非支配持分は、MOATECH CO.,LTD.に対する非支配持分であります。報告期間中に非支配持分に配分された当期利益は128百万円であり、非支配持分残高は2,086百万円であります。

前連結会計年度における重要な非支配持分は、C&A TOOL ENGINEERING, INC.に対する非支配持分であります。報告期間中に非支配持分に配分された当期利益は250百万円であり、非支配持分残高は3,453百万円であります。

 

4.Minebea Intec GmbH

当社は2018年2月8日にMinebea Intec GmbHの非支配持分を当社が追加取得し、完全子会社としました。

取得した議決権比率については、次のとおりであります。

 

取得日直前に所有していた議決権比率

51.0%

取得日に追加取得した議決権比率

49.0%

取得後の議決権比率

100.0%

 

支払対価は現金4,111百万円であり、追加取得により非支配持分が1,596百万円、資本剰余金が2,515百万円それぞれ減少しております。

 

37.関連当事者

(1)当社の主要な経営幹部に対する報酬

当社の取締役及び監査役に対する報酬は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

前連結会計年度

(自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

報酬及び賞与

560

1,029

合計

560

1,029

 

(2)関連当事者との取引

 

前々連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)

 

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

科目

期末残高

経営幹部及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社

機械設備及び鋼材等の購入

3,488

営業債務及びその他の債務

457

コミットメント

1,648

工具、器具及び備品等のリース取引及び賃借料等

638

有形固定資産

35

その他の金融負債

38

その他の流動負債

35

土地の賃借料等

31

営業債権及びその他の債権

6

その他の収益

12

 

前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)

 

関連当事者との関係

取引の内容

取引金額

科目

期末残高

経営幹部及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社

機械設備及び鋼材等の購入

6,004

営業債務及びその他の債務

882

コミットメント

1,499

工具、器具及び備品等のリース取引及び賃借料等

577

有形固定資産

31

その他の金融負債

33

その他の流動負債

12

土地の賃借料等

5

営業債権及びその他の債権

6

その他の収益

13

固定資産等の売却

38

その他の収益

16

(注)1.取引金額等については、市場価格を勘案し、交渉の上決定しております。

2.取引金額は、消費税抜きによっておりますが、期末残高には消費税等が含まれております。

 

 

38.コミットメント

 決算日以降の支出に関するコミットメントは次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

 

前々連結会計年度

(2017年3月31日)

前連結会計年度

(2018年3月31日)

有形固定資産の取得

7,854

3,392

無形資産の取得

2

0

合計

7,856

3,392

 

39.偶発債務

前連結会計年度末において重要な偶発債務はありません。

 

40.後発事象

重要な後発事象はありません。