第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況が続きました。感染拡大の防止策やワクチン接種の促進により、持ち直しの動きが見られるものの、引き続き感染の動向が内外経済に与える影響やサプライチェーンを通じた資材高騰の影響等、先行きは極めて不透明な状況にあります。

 このような情勢のもと、農業機械事業におきましては新製品の投入効果や国の畜産クラスター事業*1の採択が一定程度進んだことにより、可変径ロールベーラや細断型ホールクロップ収穫機等、高品質な国産飼料増産と食料自給率の向上に寄与するエサづくり関連作業機の売上が伸張したことに加え、新製品実演会の促進効果や農業従事者を対象とした政府による経営継続補助金*2の後押しにより、有機肥料散布機自走コンポキャスタ等の土づくり関連作業機の売上が寄与した結果、国内売上高は増収となりました。また、海外売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大による営業活動の縮減や市況低迷の影響が続いたものの、欧州向けの細断型ロールベーラの受注が堅調に推移したことや、オンライン展示会の活用効果により増収となりました。以上により、農業機械事業全体の売上高は前年同期比6億70百万円増加し36億3百万円(前年同期比22.9%増)となりました。

 軸受事業におきましては、得意先からの受注の減少により、売上高は前年同期比47百万円減少し1億82百万円(前年同期比20.8%減)となりました。

 以上の結果、当第2四半期の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

*1 畜産クラスター事業…政府による畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業

*2 経営継続補助金…政府による農林漁業者を対象とした新型コロナウイルスの感染防止対策に係る補正予算事業

 

a. 財政状態

 当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ5億83百万円増加し、87億47百万円となりました。これは主に現金及び預金が3億6百万円、電子記録債権が2億22百万円それぞれ増加したことによるものであります。
 当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ4億円増加し、19億33百万円となりました。これは主に電子記録債務が3億31百万円、未払法人税等が94百万円それぞれ増加したことによるものであります。
 当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ1億82百万円増加し、68億14百万円となりました。これは主に利益剰余金が2億5百万円増加したことによるものであります。

 

b. 経営成績

 当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高37億85百万円(前年同期比19.7%増)、営業利益3億73百万円(前年同期比141.9%増)、経常利益3億91百万円(前年同期比129.9%増)、四半期純利益2億63百万円(前年同期比137.6%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 農業機械事業は、売上高36億3百万円(前年同期比22.9%増)、セグメント利益3億84百万円(前年同期比130.0%増)となりました。

 軸受事業は、売上高1億82百万円(前年同期比20.8%減)、セグメント損失29百万円(前年同期は17百万円の損失)となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、仕入債務の増加などの要因により、前事業年度末に比べ3億6百万円増加し、11億68百万円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は4億78百万円(前年同期比150.6%増)となりました。

 これは主に、税引前四半期純利益3億91百万円、売上債権の増加額2億17百万円及び仕入債務の増加額3億34百万円などを反映したものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は73百万円(前年同期比38.2%減)となりました。

 これは主に有形固定資産の取得による支出49百万円や無形固定資産の取得による支出32百万円などを反映したものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は98百万円(前年同期比67.6%増)となりました。

 これは主に自己株式の取得による支出39百万円や配当金の支払額57百万円などを反映したものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における農業機械事業の研究開発活動の金額は、50,793千円であります。

 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。