文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得の改善が続くとともに、企業業績の拡大と設備投資の増加基調が維持されていることにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。
また、海外においては、米国経済は、個人消費が堅調なことと雇用情勢が改善傾向にあることなどから、緩やかな拡大が続いているとともに、中国でも輸出回復や堅調な消費拡大に伴い6%台半ばの成長率を維持する中で持ち直しの動きが見られました。しかしながら、米国新政権の政策の行き詰まりや地政学的なリスクの高まりなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、新たに制定したSTGビジョン(ICT技術で未来を創造するSystem Technology Groupを目指す)のもと、当期を1年目とする3か年の中期経営計画(GP2020:Growing Profit 2020)をスタートさせております。これまで培ってきた技術とサービス、そして私たちの夢を結集し、グループ総合力で事業拡大を図るため、お客様に密着した営業活動をより一層強化するとともに、広範な顧客基盤を活かし、収益機会の拡大に努めてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は268億2千2百万円、前年同期に比べて5.8%の増収、営業利益は8千5百万円(前年同期営業損失4百万円)、経常利益は9千8百万円(前年同期経常損失7千4百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7千5百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失9千万円)という成績になりました。
セグメントの概況は以下のとおりです。
(商事部門)
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・売上高 |
210億5千5百万円 |
(前年同期比8.0%増) |
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・営業利益 |
3億8千万円 |
(前年同期比60.0%増) |
商事部門においては、売上、利益ともに需要増加により順調に推移いたしました。
事業別の詳細は以下のとおりです。
<半導体デバイス事業>
半導体分野では、自動車関連は、国内は堅調に推移し、海外は、米国において新車販売台数の増加に陰りが見え始めたものの、中国、欧州向けが順調に推移したため、総じて順調に推移いたしました。また、白物家電関連及び産業機関連ともに中国における需要が旺盛で受注が伸長したことにより、全体としては順調に推移いたしました。
電子デバイス分野では、スマートフォン関連向けが堅調に推移いたしました。
<FA・環境システム事業>
産業メカトロニクス分野では、電子部品向け部材用加工機の商談が増加し、堅調に推移いたしました。
FA機器分野では、産業機関連は一部商談で設備投資抑制の影響を受けましたが、スマートフォン向け有機EL製造装置及び半導体製造装置向けが順調に推移いたしました。
環境ビジネス分野では、太陽光発電関連は、系統連系遅れによる受注減少や蓄電池関連の補助金を活用した商談の減少により低調に推移いたしました。
<その他>
北海道と西日本地区を拠点とする協栄マリンテクノロジ株式会社が行う救命いかだの整備サービス事業は堅調に推移いたしました。
(ICT部門)
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・売上高 |
27億2千2百万円 |
(前年同期比0.4%増) |
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・営業利益 |
3億2千5百万円 |
(前年同期比15.3%増) |
ICT部門においては、売上は堅調に推移し、利益及び受注ともに障害対応もなく順調に推移いたしました。
事業別の詳細は以下のとおりです。
<ビジネスソリューション事業>
ビジネスソリューション事業は、総じて順調に推移いたしました。
エンドユーザー向け提案型システム開発は、積極的な受注活動により受注が順調に推移するとともに、大型リプレース案件及びシステム改良案件もあり、売上・利益ともに順調に推移いたしました。
サービス提供型ビジネスは、FACE(FAX送受信の代行サービス)及びKTS(協栄タクシーシステム)が伸長し、順調に推移いたしました。
パッケージソフト販売は、順調に推移いたしました。
受託ソフト開発は、電力関連向けを中心に順調に推移いたしました。
<エンベデッドシステム事業>
エンベデッドシステム事業は、総じて堅調に推移いたしました。
特定用途向け専用装置販売は、通信制御装置及び運輸関連向けボード開発の増加により順調に推移いたしました。
エンドユーザー向けシステム開発は、食品関連向けシステム開発が伸長したことにより好調に推移いたしました。
受託開発では、アミューズメント系システムの落ち込みを公共業務関連、自動車関連でカバーできず、やや低調に推移いたしました。
<IC設計事業>
IC設計事業は、主要顧客からの受注により順調に推移いたしました。
(製造部門)
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・売上高 |
30億5千6百万円 |
(前年同期比3.7%減) |
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・営業利益 |
6千4百万円 |
(前年同期比24.0%減) |
製造部門においては、売上は堅調に推移いたしましたが、アミューズメント向け基板の受注が減少したことにより、利益面は低調に推移いたしました。
<プリント配線板事業>
アミューズメント向け基板は、受注が大幅に減少したため、低調に推移いたしました。
車載向け基板は、順調に推移いたしました。また、特殊技術を活用したLED応用製品向けモジュール基板は、堅調に推移いたしました。
海外で行っているフレキシブル基板ビジネスは、順調に推移いたしました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて28億3千2百万円増加し、386億7千3百万円となりました。
・流動資産は、受取手形及び売掛金7億8千万円の増加、現金及び預金7億1千3百万円の増加、商品及び製品3億4千4百万円の増加等により、24億3千2百万円増加し、302億8千6百万円となりました。
・固定資産は、投資有価証券3億9千6百万円の増加等により、4億円増加し、83億8千7百万円となりました。
・流動負債は、1年内返済予定の長期借入金9億7千3百万円の減少、短期借入金9億5千3百万円の減少、電子記録債務10億8千2百万円の増加、支払手形及び買掛金5億4千4百万円の増加等により、6千1百万円減少し、171億9千6百万円となりました。
・固定負債は、長期借入金25億4千8百万円の増加等により、25億9千2百万円増加し、67億7千4百万円となりました。
この結果、純資産は、3億2百万円増加し、147億3百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の40.2%から2.2ポイント減少し、38.0%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ7億1千3百万円増加し、38億6千9百万円(前年同期は37億5千1百万円)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は4億1千2百万円(前年同期は10億4千9百万円の増加)となりました。これは主として次の要因によるものです。
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資金増加要因: |
減価償却費 |
2億5千6百万円 |
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仕入債務の増加 |
16億3千3百万円 |
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資金減少要因: |
売上債権の増加 |
8億9百万円 |
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たな卸資産の増加 |
3億2千9百万円 |
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は1億5千9百万円(前年同期は5千7百万円の増加)となりました。これは主として固定資産の取得による支出等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は4億6千5百万円(前年同期は5千3百万円の増加)となりました。これは主として借入れによる収入等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当社グループにおける当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、3千1百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。