第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用所得環境の改善が続くとともに、企業業績が順調に拡大していることと、人手不足を背景とした合理化・省力化向けの設備投資が緩やかに持ち直したことにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。

 また、海外においては、米国経済は、雇用環境の改善や株高などを背景に、個人消費は改善基調にあるなど総じて堅調な回復基調で推移するとともに、中国経済は、輸出の持ち直しや個人消費の堅調な伸びに支えられ安定的に推移いたしました。

 しかしながら、欧米での政治的な混乱や地政学的なリスクの高まりなど、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

 このような状況の中、当社グループは、新たに制定したSTGビジョン(ICT技術で未来を創造するSystem Technology Groupを目指す)のもと、当期を1年目とする3か年の中期経営計画(GP2020:Growing Profit 2020)をスタートさせております。これまで培ってきた技術とサービス、そして私たちの夢を結集し、グループ総合力で事業拡大を図るため、お客様に密着した営業活動をより一層強化するとともに、広範な顧客基盤を活かし、収益機会の拡大に努めてまいりました

 

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は402億5千万円、前年同期に比べて3.7%の増収、営業損失は3千3百万円(前年同期営業損失1億5千9百万円)、経常損失は2百万円(前年同期経常損失2億2千7百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は8百万円(前年同期親会社株主に帰属する四半期純損失2億3千3百万円)という成績になりました

 

 セグメントの概況は次のとおりです。

 

(商事部門)

・売上高

318億5千5百万

(前年同期比4.7%増)

・営業利益

4億9千7百万

(前年同期比29.8%増)

 商事部門においては、売上、利益ともに需要増加により順調に推移いたしました

 

 事業別の詳細は以下のとおりです。

 

<半導体デバイス事業>

 半導体分野では、自動車関連は、国内は車載機器装置向けが伸長したことにより、好調に推移いたしました。また、海外では、中国での小型車減税及び北米でのハリケーンの影響による買い替え需要の高まりから、新車販売台数が増加したことにより好調に推移いたしました。また、白物家電関連及び産業機関連ともに中国における需要が旺盛で受注が伸長したことにより、順調に推移いたしました。

 電子デバイス分野では、スマートフォン関連向けが堅調に推移いたしました。

 

<FA・環境システム事業>

 産業メカトロニクス分野では、電子部品向け部材用加工機の商談が増加し、堅調に推移いたしました。

 FA機器分野では、スマートフォン向け有機EL製造装置及び半導体製造装置向けが順調に推移いたしました。

 環境ビジネス分野では、太陽光発電関連は、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(FIT法)等の一部を改正する法律(改正FIT法)に対応した案件は、順調に推移いたしましたが、自家消費型太陽光発電システム案件が伸び悩み、全体として堅調に推移いたしました

ICT部門)

・売上高

38億8千7百万

(前年同期比7.6%増)

・営業利益

3億8千8百万

(前年同期比86.8%増)

 ICT部門においては、売上、利益、受注とも順調に推移いたしました

 なお、ICT部門では、9月及び3月に売上及び利益の計上が集中する傾向にあります。これは従来からの業界傾向であります

 

 事業別の詳細は以下のとおりです。

 

<ビジネスソリューション事業>

 ビジネスソリューション事業は、総じて順調に推移いたしました。

 エンドユーザー向け提案型システム開発は、受注が順調に推移するとともに大型リプレース案件及びシステム改良案件もあり、売上・利益ともに順調に推移いたしました

 サービス提供型ビジネスは、大手客先での運用開始などにより、FACE(FAX送受信の代行サービス)が順調に推移いたしました

 パッケージソフト販売は、堅調に推移いたしました。

 受託ソフト開発は、電力関連向けを中心に好調に推移いたしました

 

<エンベデッドシステム事業>

 エンベデッドシステム事業は、総じて堅調に推移いたしました。

 特定用途向け専用装置販売は、通信制御装置及び運輸関連向けLED制御ボード開発の受注増加により順調に推移いたしました。

 エンドユーザー向けシステム開発は、食品関連向けシステム開発が伸長したことにより好調に推移いたしました。

 受託開発では、アミューズメント系システムの落ち込みを公共業務関連、自動車関連でカバーできず、やや低調に推移いたしました。

 

<IC設計事業>

 IC設計事業は、主要顧客からの受注により順調に推移いたしました

 

(製造部門)

・売上高

45億2千5百万

(前年同期比6.2%減)

・営業利益

7千9百万円

(前年同期比47.1%減)

 製造部門においては、車載向けの受注が伸長し、売上は堅調に推移いたしましたが、アミューズメント向け基板の受注減少により、利益面は低調に推移いたしました

 

 事業の詳細は以下のとおりです。

 

<プリント配線板事業>

 アミューズメント向け基板は、受注が大幅に減少したため低調に推移いたしました。

 車載向け基板は、メタルコア基板や厚銅箔基板の受注が順調に推移いたしました。また、特殊技術を活用したLED応用製品向けモジュール基板は、順調に推移いたしました。

 海外で行っているフレキシブル基板ビジネスは、一部納入先での生産時期調整がありましたが、堅調に推移いたしました

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて25億円増加し、383億4千1百万円となりました

・流動資産は、商品及び製品8億2千9百万円の増加、現金及び預金3億6千1百万円の増加、仕掛品2億4千1百万円の増加等により、17億4千6百万円増加し、296億円となりました

固定資産は、投資有価証券7億8千5百万円の増加等により、7億5千3百万円増加し、87億4千万円となりました

流動負債は、1年内返済予定の長期借入金9億7千3百万円の減少、短期借入金5億9千3百万円の減少、電子記録債務10億円の増加、支払手形及び買掛金3億8千万円の増加等により、1億9千5百万円減少し、170億6千2百万円となりました

固定負債は、長期借入金21億1百万円の増加等により、22億7千万円増加し、64億5千2百万円となりました

 

 この結果、純資産は、4億2千4百万円増加し、148億2千5百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末の40.2%から1.5ポイント減少し、38.7%となりました

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当社グループにおける当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、4千5百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。