第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるマクロ経済は、国内外ともに新型コロナウイルス感染の世界規模での急速な拡大に伴い深刻な影響を受ける状況となりました。

当社についても、主要顧客である遊園地・テーマパーク、劇場や、エンターテイメント業界が大きな影響を受け、事業環境は一段と厳しさを増しました。中でも、コンサートやイベント、TV番組収録の中止・延期などが相次いだことから、仮設の舞台設備分野の落ち込みが顕在化しました。また、遊戯機械事業も受注・工事両面で進捗遅延などの影響を受けました。

この結果、売上高は8,895百万円(前年同期比10.0%減)、営業損失は90百万円(前年同期は営業利益76百万円)、経常損失は65百万円(前年同期は経常利益192百万円)、四半期純損失は85百万円(前年同期は四半期純利益36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は445百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益36百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(売上高はセグメント間の内部売上を含んでおりません。)

 

遊戯機械

中国をはじめいくつかのパークで受注・工事などについて進捗の遅れがあり、売上高は5,468百万円(前年同期比14.2%減)となりましたが、採算向上に努めた効果などもあり、セグメント利益は266百万円(前年同期はセグメント利益0百万円)と前年同期比では減収増益となりました。

 

舞台設備

公共ホールなどの新設工事については大型案件が相次いで起工していることから順調に推移していますが、コンサート・イベントやTV番組収録などへの仮設機材納入が新型コロナ影響を大きく受けて落ち込み、セグメント全体の売上高は2,505百万円(同5.4%減)、セグメント損失は114百万円(前年同期は利益393百万円)と前年同期比では減収減益となりました。

 

昇降機

前年度より受注の積上がった住宅用の新設案件を中心に、順調に工事が進捗したことから、売上高は915百万円(同10.5%増)、セグメント利益は84百万円(同589.6%増)と前年同期比では増収増益となりました。

 

その他

売上高は6百万円(同79.0%減)、セグメント損失は2百万円(前年同期はセグメント利益15百万円)となりました。

 

(資産の部)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ2,429百万円増加し、38,759百万円となりました。これは主に、売上債権の回収が進み受取手形及び売掛金が2,984百万円減少したのに対し、新型コロナウイルス感染拡大の影響による事業資金リスクに備え、資金調達を実行したこと等により現金及び預金が5,436百万円増加したことによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ44百万円減少し、28,605百万円となりました。これは主に、株価上昇に伴い投資有価証券が482百万円増加したのに対し、償却が進捗したことにより無形固定資産が651百万円減少したことによります。

この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ2,385百万円増加し、67,364百万円となりました。

(負債の部)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ3,207百万円増加し、21,579百万円となりました。これは主に、前受金が656百万円、支払手形及び買掛金が664百万円それぞれ減少したのに対し、短期借入金が4,957百万円増加したことによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ310百万円減少し、16,180百万円となりました。これは主に、返済が進んだことにより長期借入金が347百万円減少したことによります。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ2,897百万円増加し、37,760百万円となりました。

(純資産の部)

前連結会計年度末に比べ511百万円減少し、29,604百万円となりました。これは主に、配当金の支払い等により利益剰余金が768百万円減少したことによります。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、108百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。