第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、国内外ともに経済活動への深刻な影響が続く事態となりました。5月の緊急事態宣言の解除後も各種感染防止対策の実施と並行して、社会経済活動の正常化への取組みが進められたものの、感染収束の目途は立たず先行き不透明な状況が続いております。

当社についても、主要顧客である国内外の遊園地やテーマパーク、劇場などエンターテイメント業界の苦境により、事業環境は引き続き厳しい状況にあります。特に、落ち込みの大きい仮設の舞台設備分野では、一部のコンサートやイベントで再開に向けた兆しが出て来ているものの、回復には今しばらく時間を要する見込みです。加えて、遊戯機械事業も国内外で受注・工事両面での進捗遅れの影響が続きました。

この結果、売上高は17,101百万円(前年同期比14.5%減)、営業損失は481百万円(前年同期は営業利益338百万円)、経常損失は383百万円(前年同期は経常利益406百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は737百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益80百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(売上高はセグメント間の内部売上を含んでおりません)

 

遊戯機械

中国をはじめ国内外のパークの一部で受注・工事などについて進捗の遅れが続き、売上高は10,045百万円(前年同期比17.2%減)、セグメント利益は113百万円(同58.8%減)となりました。

 

舞台設備

公共ホールなどの新設工事案件については大型案件が相次いで起工している上、改修工事案件も引き続き順調に推移していますが、コンサート・イベントやTV番組収録などへの仮設機材納入が大きく落ち込んでおり、売上高は4,994百万円(同14.3%減)、セグメント損失は105百万円(前年同期は利益757百万円)となりました。

 

昇降機

前年度より受注の積み上がった集合住宅用の新設案件を中心に順調に工事が進捗していることなどにより、売上高は2,033百万円(同3.1%増)、セグメント利益は221百万円(同229.1%増)となりました。

 

その他

売上高は27百万円(同57.0%減)、セグメント利益は1百万円(同95.2%減)となりました。

 

 

(資産の部)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ1,383百万円増加し、37,712百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が3,045百万円減少したのに対し、コロナ影響に備えて資金調達を行ったことなどにより現金及び預金が3,484百万円増加したこと、その他資産も742百万円増加したことなどによります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ152百万円増加し、28,801百万円となりました。これは主に、償却が進捗したことで無形固定資産が946百万円減少したのに対し、株価上昇に伴い投資有価証券が1,003百万円増加したことによります。

この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ1,535百万円増加し、66,514百万円となりました。

(負債の部)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ1,255百万円増加し、19,627百万円となりました。これは主に、前受金が1,511百万円、支払手形及び買掛金が1,224百万円それぞれ減少したのに対し、短期借入金が5,112百万円増加したことによります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ509百万円増加し、17,000百万円となりました。これは主に長期借入金が302百万円増加したことによります。

この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1,765百万円増加し、36,628百万円となりました。

(純資産の部)

前連結会計年度末に比べ229百万円減少し、29,886百万円となりました。これは主に、配当金の支払い等により利益剰余金が1,060百万円減少したことによります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3,484百万円増加し14,020百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、1,380百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は1,129百万円の収入)となりました。収入の主な内訳は、売上債権の減少3,101百万円であり、支出の主な内訳は、前受金の減少1,440百万円、仕入債務の減少1,207百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、224百万円の支出(前年同四半期連結累計期間は479百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出304百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、5,148百万円の収入(前年同四半期連結累計期間は719百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、短期借入金の純増額5,136百万円、長期借入れによる収入1,000百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出613百万円であります。

 

(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、254百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。