当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、個人消費を中心に経済活動は停滞を余儀無くされました。感染防止対策の実施と並行して社会経済活動の正常化への取組みが進められ、一部には持ち直しの動きも見られたものの、冬場に入って感染が再拡大する傾向にあり、先行きは依然として不透明な状況が続いています。
当社についても、主要顧客である国内外の遊園地やテーマパーク、劇場などエンターテインメント業界の苦境により、事業環境は厳しい状況が続いています。特に、落ち込みの大きい仮設の舞台設備分野では、オンライン配信やガイドラインに則った客入れ公演再開に向けた兆しが出て来ているものの、本格的な回復には今暫く時間を要する見込みです。加えて、遊戯機械事業においても国内外で受注・工事両面での進捗遅れの影響が続きました。
この結果、売上高は25,748百万円(前年同期比14.5%減)、営業利益は102百万円(同90.0%減)、経常利益は224百万円(同79.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は405百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益442百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(売上高はセグメント間の内部売上高を含んでおりません。)
遊戯機械
中国をはじめ国内外のパークの一部で受注・工事などについて進捗の遅れや中断などがあり、売上高は14,272百万円(前年同期比16.5%減)となりましたが、コロナ禍に対応するための製造コストや販売管理費の圧縮に加え、為替の好影響等もあり、セグメント利益は473百万円(同273.7%増)となりました。
舞台設備
公共ホールなどの新設工事案件については大型案件の工事が着実に進行し、また改修工事案件も順調に推移していますが、コンサート・イベントなどへの仮設機材納入の落ち込みが大きく、売上高は7,977百万円(同18.3%減)、セグメント利益は194百万円(同88.6%減)となりました。
昇降機
前年度より受注の積み上がった集合住宅用の新設案件を中心に順調に工事が進捗していること、保守・メンテナンス事業が安定的に推移していることなどにより、売上高は3,455百万円(同8.5%増)、セグメント利益は456百万円(同57.0%増)となりました。
その他
売上高は43百万円(同46.2%減)、セグメント利益は2百万円(同88.2%減)となりました。
(資産の部)
資産は、前連結会計年度末に比べ1,169百万円増加し、66,149百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が1,508百万円、無形固定資産が1,124百万円、それぞれ減少したのに対し、現金及び預金が1,796百万円、仕掛品が547百万円、それぞれ増加したこと、及び株価上昇に伴い投資有価証券が1,133百万円増加したことなどによります。
(負債の部)
負債は、前連結会計年度末に比べ1,252百万円増加し、36,115百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が1,311百万円、工事損失引当金が1,206百万円、それぞれ減少したのに対し、短期借入金が4,865百万円増加したことなどによります。
(純資産の部)
前連結会計年度末に比べ82百万円減少し、30,033百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が790百万円増加したのに対し、配当金の支払い等により利益剰余金が1,006百万円減少したことなどによります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は608百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。