第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。このため、前年同期と会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明においては売上高の前年同期比率(%)を記載せずに説明しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」及び「(セグメント情報等) セグメント情報 3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間につきましては、各国でワクチン接種が進んだものの、変異株を中心とする新型コロナウイルス感染症の再拡大により、世界経済の先行きは依然として不透明な状態が続きました。

主要なお取引先である国内外の遊園地・テーマパーク、劇場などのエンターテインメント関連業界においても、引き続き営業時間短縮や入場者数制限などの対応を余儀なくされ、当社の事業環境は厳しい状況が続きました。

当社事業においては、舞台機構や昇降機分野では前期までに受注した工事が着実に進捗しましたが、遊戯機械事業においては前期の受注高減少の影響などを受けました。

一方で、足許では国内のコンサート・イベントなどの開催が回復しつつあり、仮設舞台装置の受注が改善しているほか、海外でもテーマパークの営業再開に伴って補修部品の発注増やライド新設の動きもあり、復調の兆しも出てきています。

当第2四半期連結累計期間の売上高は14,512百万円、営業損失は810百万円(前年同期は営業損失481百万円)、経常損失は374百万円(前年同期は経常損失383百万円)、四半期純損失は477百万円(前年同期は四半期純損失373百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は477百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失737百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(売上高はセグメント間の内部売上を含んでおりません。)

 

遊戯機械

国内外における前期の受注高減少の影響に加えて、海外の一部顧客宛ての債権の回収リスクに対し貸倒引当金の計上を行ったことなどから、セグメント売上高は6,767百万円、セグメント損失は923百万円(前年同期はセグメント利益113百万円)となりました。

 

舞台設備

公共施設で大型の改修工事があったことに加えて、コンサート・イベント向けの仮設舞台装置需要が回復傾向にあることなどから、セグメント売上高は5,486百万円、セグメント利益は592百万円(前年同期はセグメント損失105百万円)となりました。

 

昇降機

前期に受注が積み上がった公共施設向けや住宅用の改修工事において工事が順調に進捗したことから、セグメント売上高は2,226百万円、セグメント利益は268百万円(前年同期比21.0%増)となりました。

 

その他

セグメント売上高は30百万円、セグメント利益は4百万円(前年同期比271.2%増)となりました。

 

(資産の部)

資産は、前連結会計年度末に比べ1,160百万円減少し、65,278百万円となりました。これは主に、現金及び預金が2,668百万円、電子記録債権が614百万円それぞれ増加したのに対し、売上債権の回収が進み受取手形、売掛金及び契約資産が4,420百万円減少したことなどによります。

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ1,013百万円減少し、33,745百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金が253百万円、未払法人税等が213百万円、長期借入金が713百万円それぞれ減少したことなどによります。

(純資産の部)

純資産は、前連結会計年度末に比べ146百万円減少し、31,532百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定が783百万円増加したのに対し、配当金の支払いなどにより利益剰余金が847百万円減少したほか、株価下落によりその他有価証券評価差額金が123百万円減少したことなどによります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,668百万円増加し14,782百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、3,731百万円の収入(前年同期は1,380百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は売上債権及び契約資産の減少4,362百万円、貸倒引当金の増加397百万円であり、支出の主な内訳は法人税等の支払593百万円、棚卸資産の増加440百万円であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、133百万円の支出(前年同期は224百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は有形固定資産の取得による支出118百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,115百万円の支出(前年同期は5,148百万円の収入)となりました。支出の主な内訳は長期借入金の返済による支出682百万円、配当金の支払343百万円であります。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、537百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。