第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるマクロ経済の状況は、新型コロナウイルス感染症への対応と社会経済活動の両立が進み、持ち直しの動きが見えはじめています。一方で、ウクライナ情勢の長期化や、半導体関連部品の供給不足と原材料価格の上昇、更には米国金利引き上げに伴う金融資本市場の変動などが懸念され、世界経済の先行きは再び不透明感が増している上、国内では新たな変異株による感染の再拡大も進むなど、予断を許さない状況となっています。

当社事業については、昇降機分野では前期に受注した工事が着実に進捗しましたが、遊戯機械や常設の舞台機構の分野で、前期と比べて大型案件の進捗が一服していることや諸コストの増加などの影響を受けました。

この結果、売上高は6,889百万円(前年同期比7.8%減)、営業損失は924百万円(前年同期は営業損失131百万円)、経常損失は825百万円(前年同期は経常損失56百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は646百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失118百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

(売上高はセグメント間の内部売上を含んでおりません。)

 

遊戯機械

海外を中心に受注環境は回復しているものの、昨年売上寄与した大型工事の反動に加えて、国内外でコスト増加による採算悪化や販売費の増加もあり、セグメント売上高は3,453百万円(前年同期比12.0%減)、セグメント損失は315百万円(前年同期はセグメント損失13百万円)となりました。

 

舞台設備

コンサートやイベント向け仮設舞台装置の需要が回復しつつあるものの、常設の舞台機構で新設・改修工事ともに大型、好採算案件の進捗が一服していることなどから、セグメント売上高は2,350百万円(同5.5%減)、セグメント損失は225百万円(前年同期はセグメント利益125百万円)となりました。

 

昇降機

公共施設や集合住宅用の改修工事が着実に進捗したことに加え、保守・メンテナンス事業も引き続き堅調に推移したものの、一部の新設案件で不採算工事もあり、セグメント売上高は1,059百万円(同0.6%増)、セグメント損失は12百万円(前年同期はセグメント利益110百万円)となりました。

 

その他

セグメント売上高は27百万円(同234.9%増)、セグメント利益は10百万円(前年同期はセグメント損失1百万円)となりました。

 

(資産の部)

資産は、前連結会計年度末に比べ1,466百万円増加し、66,868百万円となりました。これは主に、株価下落により投資有価証券が79百万円減少したのに対し、現金及び預金が359百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が74百万円、仕掛品が528百万円それぞれ増加したことなどによります。

(負債の部)

負債は、前連結会計年度末に比べ1,465百万円増加し、33,793百万円となりました。これは主に、長短借入金が403百万円減少したのに対し、契約負債が1,876百万円増加したことなどによります。

(純資産の部)

純資産は、前連結会計年度末に比べ1百万円増加し、33,074百万円となりました。これは主に、配当金の支払いに加えて当期損失の影響もあり利益剰余金が970百万円減少したほか、株価下落によりその他有価証券評価差額金が55百万円減少したのに対し、為替換算調整勘定が1,026百万円増加したことなどによります。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、146百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。