当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州を中心とした先進国で個人消費や設備投資が増加しているほか、中国で各種政策により景気持ち直しの動きがみられるなど、総じて緩やかな成長が続きました。
国内においても、経済・金融政策を背景とした雇用・所得環境の改善で個人消費が緩やかに回復しているほか、企業収益の改善により設備投資も持ち直すなど、回復基調で推移いたしました。
また、当社グループを取り巻く産業機械分野では、中国をはじめとして外需が拡大したほか、国内においても設備投資が持ち直し、機械受注が増加傾向となりました。
このような事業環境の中、堅調な景気動向を反映した需要の増加や積極的な提案営業が奏功し、熱交換器事業をはじめ、プロセスエンジニアリング事業、バルブ事業、その他事業の全てのセグメントで受注高が前年同期を上回りました。具体的にはプロセスエンジニアリング事業において、消費者の食の安心・安全意識の向上や個食化の需要の高まりなどから、無菌包装米飯の大型プラントや野菜ジュースの大型殺菌装置などを受注したほか、中国子会社が現地企業向けに染色仕上機器の営業活動を強化し受注を伸ばしました。これらの結果、第3四半期連結累計期間における当社グループの受注高は、前年同期に比べ21.2%増加し、22,514百万円となりました。
売上高は、受注残の関係から熱交換器事業が微減となったものの、プロセスエンジニアリング事業において大型のエキスプラントや濃縮装置の売上があったほか、その他事業においても中国子会社で染色仕上機器が売上に大きく貢献したことから、前年同期に比べ8.9%増加し、19,087百万円となりました。
営業利益は、熱交換器事業で売価改善やメンテナンス拡充などが功を奏したこと及びプロセスエンジニアリング事業、バルブ事業、その他事業でも増収効果があったことから、全てのセグメントで増益となりました。この結果、前年同期に比べ70.0%増加し、968百万円となりました。経常利益は、営業利益の増加や為替差損の減少などにより前年同期に比べ95.6%増加し、1,293百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、有価証券に関する特別利益が減少したことから前年同期に比べ7.9%減少し、1,482百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間のセグメント別の業績は次のとおりです。(セグメント別の業績は内部取引消去前の金額です。)
〔単位:百万円/(%)前年同期比増減率〕
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熱交換器事業 |
プロセスエンジニアリング事業 |
バルブ事業 |
その他事業 |
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受注高 |
8,597( 7.8%) |
9,961( 40.5%) |
2,843( 8.1%) |
2,850( 43.6%) |
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売上高 |
8,257(△1.9%) |
7,133( 16.2%) |
2,742( 7.2%) |
2,085( 45.7%) |
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セグメント利益 |
700( 8.7%) |
183(180.7%) |
79( ※1) |
15( ※2) |
※1.前年同期は56百万円のセグメント損失
※2.前年同期は147百万円のセグメント損失
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間においては受託研究活動が中心であり、「研究開発費等に係る会計基準」に定める研究開発にあたるものはありません。