第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 先進国を中心に新型コロナウイルスワクチンが普及し経済活動が再開したことにより、当第3四半期連結累計期間における世界経済は回復の動きが見られました。国内経済においても、個人消費が低迷しているものの、製造業の生産活動は回復基調が続いており、10月の緊急事態宣言解除以降は経済活動の正常化も進みました。一方、世界的な資源価格の高騰や半導体をはじめとする部材の不足、収束が見通せない新型コロナウイルスの感染拡大など、経済の先行きは依然として不透明な状況が続いています。

 このような経済環境の中、当第3四半期連結累計期間における当社グループの受注高は、前年同期に比べ23.5%増加し25,985百万円となりました。熱交換器事業は半導体関連や船舶向けが好調に推移したほか、プラント向けのメンテナンス関連を受注し増加となりました。また、プロセスエンジニアリング事業は食品機器が低調となりましたが、医薬機器及び染色仕上機器において大口案件を受注したことにより増加となりました。一方、バルブ事業は顧客の設備投資延期、規模縮小の影響などにより減少しました。

 売上高は、前年同期に比べ8.1%増加し22,123百万円となりました。熱交換器事業は半導体や空調向けの売上が好調に推移し増収となりました。プロセスエンジニアリング事業は新型コロナウイルスワクチン培養プラントなど、医薬機器において大口案件があったことなどにより増収となりました。また、バルブ事業は化学向けに豊富な受注残があったことなどにより増収となりました。

 利益面では、売上高の増加要因があったものの、プロセスエンジニアリング事業において不採算案件に引当金を計上したことなどにより、営業利益は前年同期に比べ6.4%減少し1,075百万円となりました。一方、受取配当金や為替差益の増加などにより、経常利益は前年同期に比べ0.7%増加し1,480百万円となりました。また、政策保有株式の縮減による特別利益を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ36.1%増加し1,355百万円となりました。

 セグメント別の経営成績は次のとおりです。

〔単位:百万円/(%)前年同期比増減率〕

 

熱交換器事業

プロセスエンジニアリング事業

バルブ事業

その他事業

受注高

9,693( 23.9%)

13,171( 33.9%)

3,052( △7.6%)

68( △5.4%)

売上高

8,592(  0.6%)

10,043( 13.4%)

3,418( 14.0%)

68( △5.4%)

セグメント利益

814( 22.7%)

15(△95.3%)

276( 33.7%)

50( △1.2%)

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は75百万円であります。

 なお、セグメント情報においては、全社費用として計上しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。