第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 欧米を中心に経済活動の制限が緩和され、当第1四半期連結累計期間における世界経済は緩やかに回復の動きが見られた一方、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化から、エネルギー・原材料価格の高騰や食料の供給不足が懸念されるなど、減速感が高まる状況となりました。また、中国のゼロコロナ政策によるサプライチェーン寸断は生産活動に大きく影響しました。国内経済もエネルギー・原材料価格の高騰、部材需給のひっ迫に加え、急速な円安の進行など、先行き不透明な状況が続いております。

 このような経済環境の中、当第1四半期連結累計期間における当社グループの受注高は、前年同期に比べ12.7%減少し8,196百万円となりました。熱交換器事業では産業機械及び半導体向けを中心に中小型汎用品が好調に推移したことに加え、国内外でメンテナンス関連の需要が拡大しました。また、バルブ事業では海外の化学向けに大口案件を受注したほか、国内においても部材確保の動きなどから引き合いが増加しました。一方、プロセスエンジニアリング事業では前年同期に医薬機器、染色仕上機器の大口案件を受注した反動により減少となりました。

 売上高は、前年同期に比べ25.4%増加し7,198百万円となりました。バルブ事業において前年同期にあった化学向け大口案件の反動減があったものの、熱交換器事業では船舶向けが増加したほか、受注同様に半導体向けが好調に推移しました。また、プロセスエンジニアリング事業では食品機器、医薬機器で大型案件を納入したほか、国内外で染色仕上機器の案件が増加しました。

 利益面では、売上が増加したことに加え、売価改善や不採算案件の減少などにより、営業利益は前年同期に比べ171.5%増加し433百万円となり、経常利益は前年同期に比べ102.5%増加し736百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ96.3%増加し506百万円となりました。

 セグメント別の経営成績は次のとおりです。

(単位:百万円/(%)前年同期比増減率)

 

熱交換器事業

プロセスエンジニアリング事業

バルブ事業

その他事業

受注高

3,677(  21.6%)

2,914(△45.1%)

1,579( 53.0%)

24(   2.9%)

売上高

3,167(  22.7%)

2,903( 49.0%)

1,102(△7.0%)

24(   2.9%)

セグメント損益

281( 34.6%)

65(   ※)

121( 80.8%)

18(  3.5%)

 ※前年同期は103百万円のセグメント損失

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は27百万円であります。

 なお、セグメント情報においては、全社費用として計上しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。